松高日誌(令和4年度)

2022年9月の記事一覧

【地理B】アジアの集約的稲作農業、人口との関係は?

2年生の地理Bの授業で、アジアの集約的稲作農業に関する内容を取扱いました。

集約的稲作農業は土地生産性が高く、人口支持力が高いとされています。

このことから発展的内容として、 米の生産量の多い国は実際に人口が多いかどうかについて考えてみました。

世界の国別人口ランキングの上位を予想させています

(以下①~⑳は順位)

 

国別人口の上位10カ国(2019年)は、

①中国、②インド、③アメリカ、④インドネシア、⑤ブラジル、⑥パキスタン、⑦ナイジェリア、⑧バングラデシュ、⑨ロシア、⑩メキシコとなっています。

※参考:⑬フィリピン、⑮ベトナム、⑳タイ。

 

米の生産量の上位10カ国(2019年)は、

①中国、②インド、③インドネシア、④バングラデシュ、⑤ベトナム、⑥タイ、⑦ミャンマー、⑧フィリピン、⑨パキスタン、⑩カンボジアとなっています。

 

バングラデシュ(面積91位、GDP41位)やフィリピン(面積70位、GDP38位)など、面積やGDPのランキングの30位にも入らない国が、人口のランキングでは10位以内や20位以内にランクインしていることがわかります。

実際に、この背景には米の生産量が影響しているとされています。

 

米は力の源です。

松高生よ、たくさん食べて力をつけましょう!