2022年8月の記事一覧
「世界をリードする科学技術人材育成事業」BIO実習
8月8日(月)~8月10日(水)の3日間にわたり、所沢北高校で実施された「世界をリードする科学技術人材育成事業」のバイオテクノロジー実習に松山高校から4人の生徒が参加しました。
これは所沢北高校が東京大学農学部と連携して実施しているバイオテクノロジー講座で、ほかにも川越高校、川越女子高校からの参加がありました。
初日はマイクロピペットの取り扱い方の練習や、制限酵素を使った遺伝子操作について学び、その後実際に遺伝子組換えを行い、組換えた遺伝子を大腸菌に導入しました。
2日目は、培地に蒔いた大腸菌が思ったように増えているのか、増えていないのか、また、遺伝子組み換えした大腸菌は増えて赤くなったのかを確認しました。
次に組換え遺伝子から抽出したプラスミドからRFPを抽出し、カラムを使って分離しました。
3日目は手羽先、手羽中、手羽元を使って、トリの翼の骨格を確認しました。
実験で使った手羽から取り出した骨と、スイカの皮とどちらが良く燃焼するのかの実験もしました。
他校との交流もあり、充実した3日間でした。
生徒の感想 渡邉豊(三芳町立藤久保中学校出身)
僕たちは8月8日から10日まで所沢北高校で行われたバイオテクノロジー研修に参加しました。今回の講義では主に遺伝子組換えについて学びました。遺伝子組換えはバイオテクノロジーの一部でありほかにもバイオエネルギーなどの例が挙げられ、様々なものに応用されていて、私たちの身近なものに広く使われていると知りました。講義では、遺伝子の組換えももちろんのこと、実験において大事なこと、この操作は何のために行うのか、また実験の結果から次にどのようなことにつなげられるかも大切なことだと教わりました。今回の講義で学んだことを勉強や部活に生かせるように頑張っていきたいです。