松高日誌

2011年11月の記事一覧

教科研究授業

本校では、教員個々の授業力を高めるために、年に2回教科毎に研究授業を行っています。今回は「古典を通して心情を豊かにする」をテーマに古文の授業を実施しました。

地学 レプリカ作り

池永周平君(ときがわ町・玉川中出身)のコメント
【遙か昔に生きていた証である化石のレプリカを作る作業は初めてなのでとてもワクワクしました。現代で発掘されたものを作りながら、その時代の背景を感じ取ることができました。自分なりに石膏や水の分量を守って正確に計り、良い完成品を思い浮かべていたのですが、気体とは違い、上手く固まらず苦労しました。正確に作る手順をこなしても、思い通りにいかない時があるということをレプリカ作りの経験を通して学べたので良かったと思います。】
 

優秀賞受賞 生物部

小川 臨君(理数科2年 坂戸市・若宮中出身)のコメント
【今回、私たち生物部メダカ班は、日本学生科学賞埼玉県展において、「メダカの性比に偏りが生じたのはなぜか」という研究で優秀賞をいただきました。この研究は性比が1:1である一般的なメダカに対し、その性比が異なるメダカの原因を遺伝的、また環境的要因と仮定し、実験をして詳しく調べるというものです。今回は惜しくも全国展を逃してしまいましたが、この研究の課題をより追求し、さらなる優秀な賞を取るため、努力していきたいと思います。】

優秀賞受賞 生物部 

石隈祐輝君(理数科2年 東松山市・東中出身)のコメント
【先日行われた科学教育振興展覧会中央展に研究成果を出展しました。内容としては、6価クロムという有害物質による汚染を生物の力を用いて解決するということを目的としました。今年は植物について行い、その中でもクロム超集積性植物という、クロムをより多く吸収する植物に着目し、その植物の選別を行ないました。この研究について、優秀賞をいただき、全国展に出場することになりました。今後、継続的に研究を行うと共に全国展に向けてデータを纏めていきたいです。】

音楽部 模範演奏

澤 佑君(2年 嵐山町・菅谷中出身)のコメント
【私たち音楽部は10月29日に鶴ヶ島市立西中学校の合唱祭に参加させていただきました。前週に坂戸市立若宮中学校で合唱させてもらっていたので、その時の反省を踏まえて、更に良い合唱を届けられたらと思っていました。最後の「翼をください」の全員合唱では中学生全員が一緒に歌ってくれたのでとても良かったです。これからは、次のコンクールに向けてさらに良い合唱ができるように頑張っていきたいです。そして、今回の合唱を聴いてくれた西中学校の生徒が一人でも多く松高に入学してくれて、音楽部に入部してくれたら嬉しいです。西中の皆さん、今回私たちの合唱を聴いてくれてありがとうございました。】

優秀賞受賞 化学部

木幡龍弥君(毛呂山町・毛呂山中出身)のコメント
【今回私たちは、今年の春頃から始めた研究を発表してきました。私たちにとっても先生方にとっても化学部としての出展の経験がなく、生物部の人達にもアドバイスをもらいながら実験や編集を続け、ついに出展にこぎつけました。初めての出展で、他の学校の展示物などのレベルの高さに驚きつつも、自分達も自信を持って発表に臨めました。その結果、西部地区で優秀賞をとることができ、中央展でも優秀賞を取ることができました。今後も、他の学校の発表などで得た情報を参考に、よりよい研究を続けられればと思います。】

関東大会新人大会結果 陸上競技部

岡野敬史君(2年 加須市・昭和中出身)のコメント
【今回関東大会にハンマー投で出場しました。今シーズン最後の大きな大会ということで、この大会は自分にとってかなり重要な大会でした。というのも、インターハイが終わってからの大会では、あまりよい記録が出せていなかったので、良い形でシーズンを終えるためにも、是非ここで記録を出したいと思っていました。自分の本来の投げをすれば優勝できるという自信があったので、順位よりも記録を気にしていました。試合は、一投目・二投目とファールでしたが、焦りはなく冷静に投げることができました。「55mは投げる」と自分に何度も言い聞かせて臨んだ最終6投目で、自己ベストで優勝することができました。今回の大会での良かった点、悪かった点を踏まえて、来シーズンに向けて練習に打ち込んでいきたいです。】
*写真は、6投目後のガッツポーズです。

地学実習 木の葉石

 
松盛宏隆君(1年 鴻巣市・吹上中出身)のコメント
【この度の地学実習では、石の中から化石を見つけ出して観察を行いました。石を何度か割ると、木の葉の化石が出てきました。それらが、今日でもほとんど姿を変えることなく生息していることは、植物の生命力の強さを物語っています。また、他のグループでは、蚊によく似た昆虫も観察でき、地球や生命の歴史の深さを改めて実感しました。実習は、普通の授業とは違い、自分の肌で実際に感じながら学べることが利点です。これからも、様々な実習を通して、多くのことを学んでいきたいです。】