2024年1月の記事一覧
令和5年度 松高博覧会
12月23日(土)松高博覧会を実施しました。
松高博覧会は小中学生を対象に理科や数学に関する実験・体験をしてもらうイベントで、今回が初の開催です。
科学の魅力を高校生の目線で広く一般の方々に楽しく伝えることを活動の主眼としていて、サイエンスコミュニケーションの基礎を学び、多くの対話や交流を通じて新たな気づきや視点を得ることを目的として実施されました。
地学、物理、生物、数学、情報、化学の分野で実験や体験授業が開催され、100名以上の児童、生徒、保護者の方々が参加してくださいました!
◆◆◆地学分野◆◆◆
琥珀磨き
化石レプリカづくり
1年地学部の二本木君による化石の展示会
◆◆◆物理分野◆◆◆
偏光板を利用したマジックボックス
ものがすり抜ける不思議な箱を体験!
分光器の作成
偏光板について説明している理数科3年生。
◆◆◆生物◆◆◆
ファージストラップの作成
ちりめんじゃこから見る海の世界
まゆから糸取り体験
顕微鏡でいろいろみてみよう
◆◆◆はく製展示◆◆◆
長瀞にある自然の博物館からお借りした「アライグマ」「アナグマ」「ハクビシン」「タヌキ」のはく製の展示
◆◆◆数学◆◆◆
魔方陣で遊ぼう、宝くじの確立、無限に増えるチョコの秘密
◆◆◆情報◆◆◆
スクラッチを使ったプログラミング体験ではサイコロアプリを作ったり、ポケモンを捕まえるゲームを作りました。
◆◆◆化学◆◆◆
スライムや人工いくら、電池の作成、燃焼について
化学部生徒による演示実験も行われました。
◆◆◆松高科学展◆◆◆
児童生徒の研究を発表する松高科学展も同時開催されました。
クイズラリーも行われ、参加した児童生徒は開催時間中、めいっぱい科学の楽しさを満喫できたようです。
◇◇◇児童生徒の感想◇◇◇
・無限に増えるチョコの不思議のときは最初はびっくりしたけど、最後は分かってよかったです。
・すごくたのしかったし化学などの不思議も知れたから参加してよかったです。
・高校生ってあまり優しいイメージなかったけれど、面白くしていて楽しかったです。
・生物ではシラスの中からいろいろな魚を見つけられてよかったけれど、タツノオトシゴを見つけられなくて悔しかった。プログラミングが面白かったので、良かったと思います。
・いろいろな体験や作り方が学習のことにつながることを知れてよかったし、お兄さんも優しくてうれしかったです。
◇◇◇保護者の感想◇◇◇
・今回どんなことを行うかあまり分からず来ましたが、どれも面白くて興味深いものばかりでした。特に数学では分からない問題を丁寧見教えてくださいました。とても良い高校だと思いました。
・学生たちの小学生に対する対応が素晴らしかった。
・高校のときは受験勉強ばかりで勉強嫌いになりましたが、この高校は学ぶことの楽しさを感じることのできる教育をしているなと心が温かくなりました!とても楽しかったです。
・体験できることが多く、子供たちがとても楽しんでいました。ありがとうございました。
・発表会はたくさんの学生さんが質問してくれてありがたかったです。来年も頑張ってください。
・非常に楽しいイベントありがとうございました。子供たちも目をキラキラして参加していました。
・各教室すべて楽しめてました。時間が足りずまわり切れず残念。来年も必ず、早めに来ます。皆さん優しくてステキでした。ありがとうございました。
◇◇◇松高生の感想◇◇◇
・小さい子との関わり方がとても難しかった。また、小学生、中学生のレベルが高すぎてとても驚いたしこちらの気持ちも上がった。
・お客さんに楽しんでもらえて良かったと思います。でももう少し早くから準備していれば、もっといいものを作れたと思うので、今後に生かしていきたいです。
・小中学生と触れ合うのに良い機会だったので良かったです。しっかり盛り上げられたと思う頑張りました面白いと言ってもらえて良かったです小さな子に説明する難しさを体感した。
・色々な人の意見が聞けて次に向けて参考になった。今回の発表などを聞くとみんなそれぞれよく調べていて、自分も理数探求などの時に発表の参考にしたいです。
・自分の知らないことを多く知ることが出来た日で楽しかったです。
松高博覧会は理数系部活動の生徒だけで無く、進路が決まった3年生も協力してくれ、クイズを考えたりポスターを書いてくれたり、博覧会を盛り上げるために積極的に参加してくれました。松高博覧会は来年度も同時期に開催予定です。次回の開催に関してはポスターや学校ウェブサイト等でお知らせする予定です。ぜひ来年もご参加下さい。
児童生徒が帰る時間に合わせて新聞部が松高新聞を発行してくれました!
帰り際にこの新聞を受け取った小学生が、自分が載っている!と喜んでいる姿を見かけました。
参加してくれた児童生徒の良い記念になったのではないでしょうか?