理科教育

2024年7月の記事一覧

カタラーゼを用いた酵素実験

実験の1回目は、カタラーゼとして酵母を用い、過酸化水素水と反応させ反応速度を調べ、何が酵素反応の限定要因となるのかについて考察しました。

 

これを対象実験とし、2回目の実験では仮説を立て、酵素や過酸化水素水の濃度などのパラメータを1つだけ変えて実験を行い仮説を実証しました。

実験に使う器具や必要な薬品の濃度などは自分たちで考えて実験を行いました。

 

 

実験と並行して、タブレットを使ってすぐさまデータをまとめます。

 

次の時間に、実験結果をスライドにまとめ班ごとに発表しました。

探究的に生物実験をやるのは、これで2回目となります。

理数生物では探究のサイクルを回す生物実験に取り組んでいて、生徒たちの探究に対する前向きな姿勢が伸びてきています。

解剖実習

7月10日に3年生物選択者が、ブタの眼の解剖実習を行いました。

 

 

このブタの眼は、東松山名物やきとり(ブタのかしら肉を串にさして焼いたもの)などの肉を卸している専門業者から購入しています。今回の解剖のためだけに頂いた命という訳ではありませんが、食べて体の栄養にできなくとも、解剖して知識として身に着けることで、その恩に報いましょう、という話から始まりました。

視神経や虹彩、網膜、盲斑などの観察をしました。

 

水晶体を取り出して、文字の上に置いてみると拡大されます。水晶体がレンズの役割をしていることが確認できました。

 

途中、1年理数科の生徒たちが見学に来ました。

3年生が1年生に目の構造について解説をしてくれました。

お互い、良い学びになったようですキラキラ