2019年11月の記事一覧
1年5組「生物基礎」
今日は1年5組「生物基礎」にお邪魔します。
この日のテーマは臓器についてです。
明るい語り口で導入のお話があり、実物教材として豚の心臓が生徒に回されます。
肝臓と腎臓のお話のときに、肝腎(肝心)の語源についても語り、生徒の興味を引いています。
生徒の表情は真剣そのものです。
「炭水化物は最終的に何になる?」など生徒との相互のやり取りも大事にします。
教員による解説のあと、教員から「私は答えを教えません。人の答えを写すんじゃだめです。教えてと言ってね。」と伝えられ、生徒がお互いに頭を使いながら学ぶ活動にうつります。
教科書のどこをやっているか、わかりやすく明示されています。
そのあとまとめをして、プリントを集めて終了となります。
【生徒の感想】吉武 楓芽(和光市立大和中出身) 松山高校の生物の授業は主にプリントとプロジェクターによる映像授業で構成されています。プリントは穴埋めで単語を覚えるのに活用しやすく、自らが考えて記述する部分もあるので考察をする力も育てることができます。また、プロジェクターで映し出される図などはカラーで詳細まで理解することができます。私はこの恵まれた環境をもっと活用して勉強していきたいです。 |
1年7組「数学Ⅰ・A」
1年7組「数学Ⅰ・A」の授業にお邪魔します。
この日は「データと分析」の初回授業でした。
最近は中学校でも統計分野が取り入れられていますが、高校でも10年ほど前から必修科目の数学Ⅰに入ってきています。
先生が具体的なデータを板書し、そのデータをもとに教科書8ページ近くデータの処理や分析の仕方を学びます。
ノート、発問への返答、問を考える時間、相談や質問をする時間などメリハリをもって学んでいます。
導入ということもあり説明の時間が普段より長くとられていましたが、ここ最近の(松高の)数学の授業も、いわゆる「公式→例題→問→答え合わせ」のような王道の数学の流れから、授業毎に活動の割合が変化することも増えてきました。県全体で取り組んでいる、「未来学び」の影響もあるかもしれません。
授業時間のギリギリまで、生徒との対話を繰り返しながら授業は進み、導入の1回目が終了となります。
高校生になると、中学生のときに比べて授業の進むペースが速くなると一般的に言われていますが、予復習を自主的にしたり、インターネットを活用したり、他の人の力を上手く借りたりと、社会に出てからも必要な力も付けながら上手く対応してほしいですね。
【生徒の感想】中丸 寛太郎(行田南河原中出身) 数学Ⅰ・Aの授業では、まず最初に例題を先生と一緒に解きます。その時に、問題を解く時のポイントや気をつける点を一つ一つていねいに教えてもらえます。その後発展問題などを、自分たちでしっかりと考えて2~3問解きます。授業が終わった後も生徒の質問や分からなかった所を1人1人に教えてくれるので、一層理解を深めることができるので助かっています。 |