2013年9月の記事一覧
代表決定戦 北本高校との死闘
9月11日、本当に苦しい試合でした。8回まで0対3で負けている状況で、先頭打者の内野ゴロでアウト、セーフの判定が覆り、そこから同点、9回裏、サヨナラゲームというギリギリの戦いでした。
北本高校の齋藤監督は、鷲宮高校を選抜に出場させ、上尾高校の監督経て、現在にいたる公立高校を代表する指導者です。私は20・30代の頃、齋藤監督のベンチワークを学ぶために、公式戦のベンチの裏で齋藤先生の選手に対する支持や采配を見聞きしたり、練習試合で直接、教えをいただいたりしていました。
いつもは、ベンチの中で大きな声で選手を鼓舞し続ける先生が、今日は、初回から動かず、静かに勝負所を見極められているようで、私自身がプレッシャーを感じていました。8回に松高がチャンスを掴みかけた時、相手投手は肩の痛みと緊張感で一杯一杯だったと思います。その時に、それまで静かだった齋藤監督がベンチの前まで出てきて、グランド中に響き渡る大声で「頑張れ!」と声をかけました。この場面においてその一声こそが最高の采配だと思いました。
今日、また一つ、齋藤先生から教えていただきました。スクイズやエンドランでもなく、投手の継投や代打策でもない、単純で強烈な一声の采配を学ばせていただきました。