2021年9月の記事一覧
【修学旅行】事前学習
2年全クラスで修学旅行の事前学習として平和学習をしました。
広島平和記念館予習ハンドブックを使って原爆について学んだり、広島の原爆資料館の動画を視聴したりしました。
最後に生徒たちは平和記念資料館のワークブックで振り返りをしました。
松山高校は、令和5年で開校100周年となります。
すでにご存じの方が多いかと思いますが、松山高校には大正時代の旧校舎の一部を移築した「記念館」が存在します。
その記念館は、令和4年夏の公開に向けて現在耐震・復元工事中につき全容を見ることができません。
また、校門のロータリーに「継承 百年間の文武不岐」と100周年事業のスローガンが掲示してあります。
松高のさらなる躍進に、ご期待ください!
【理科】物理 演示実験
3年理数科と3年特進物理選択の授業で物理の演示実験を実施しました。
これは電子線の演示実験です。
なんとこれは昭和58年に購入された備品です。
銅板の上に強力な磁石を置き、板を斜めにすると磁石はゆ~~~くりと落ちていきます。
これは、うず電流の演示実験です。
硫酸銅の水溶液が電場と磁場の影響を受けて回転し始めました。
これはローレンツ力の確認実験です。
分かりやすいように、水溶液に発泡スチロールの粒を浮かべています。
変圧器を用いて出力の電圧を上げ、放電現象を観察しています。
バチバチと放電の音も聞こえます。
【国語科】羅生門
国語科の矢野です。(7)
もうすぐ前期が終わろうとしています。
振り返ればあっという間で、ずいぶん濃い毎日でした。
夏休み前には、高校1年生の王道教材ともいうべき『羅生門』(芥川龍之介)を取り扱いました。
最後の授業では、この『羅生門』(芥川龍之介)と、「今昔物語集」第29「『羅城門』の上層に登りて死人を見たる盗人の話」の比較をしました。
昨年は『羅城門』を現代風に翻訳したものを使っていたのですが、
今年は、共同実践の際に松山女子高校から届いた『羅城門』のあらすじを教材として使わせていただきました。
わかりやすいイラストつきなので、
たとえば、最初から盗人! 朱雀大路に人がたくさんいる! など、
楽しく見つけられました。(松女のみなさん、ありがとうございます。)
【※8/31の投稿(松女との共同実践)をご参照ください。】
そして、この比較を参考に、
〈 芥川龍之介は『羅生門』で何を描きたかったのか 〉
という問いを考えました。
答えはひとつではない。生徒たちは、根拠をはっきりさせて自分なりの見解をまとめました。
楽しく学ぶのは、大切なことだと思います。
後期もわくわくする国語総合の授業を目指して、がんばります!
ー生徒のコメントー【新井綾晟(鶴ヶ島市立藤中学校 出身)】 この授業では、松女からもらった『羅城門』のあらすじを参考に、『羅城門』と『羅生門』の違いをさがし、芥川龍之介は『羅生門』で何を描きたかったのか、を考えました。 僕は「人間の心情はすぐ人に左右され、変わりやすい」ことを描いていると考えました。授業の中で矢野先生が示した答えのひとつである「人間のもつ利己的な面」と近くて嬉しかったです。 矢野先生の授業は、前回の復習ができるプリントを毎時間作ってくれたり、授業の中で自分の考えた答えがどうちがうか、どこを直せばいいかを教えてくれたり、先生の生徒思いな所が見える授業です。 |
【SSH】 科学探究Ⅱ 高大連携 東京電機大学
9月15日(水)理数科2年の科学探究Ⅱ化学物理分野で、東京電機大学理工学部教授の柏崎尚也先生をお招きして探究活動の指導をしていただきました。
↓化学分野 圧電素子
↓化学分野 酸化チタンを用いた人工光合成
↓物理分野 水車による発電の研究
そのほか、圧電素子を用いた歩道による発電の研究についてもご助言いただきました。
柏崎先生には今後も継続的にご指導いただく予定です。
【社会科】分散授業 1年世界史
松山高校では新型コロナ蔓延防止の観点から、3年生は全員登校の分散授業、1,2年生は分散登校で授業を実施しています。
【松高祭】来てほしい!来年こそは、お客さんに。
タイトルは、この記事の最後にある生徒のコメントにかけました。
1年1組での文化祭クラス企画は、射的屋でした。基本的にクラス替えがないクラスなので、「今年は来年に上手くつなげる」ことを生徒に求めました。その言葉通り教員が関与したのは、頼まれたおもちゃの銃をインターネット通販で代わりに購入したくらいで、会計、接客、内装、景品購入その他は生徒だけで上手くまとめ上げてくれました。
↑周囲が暗くなるまで、準備をしていました。
特に、接客は「来てくれた人お客さん(松高生や先生方)たちを盛り上げよう」という雰囲気がとても出ていて、団体企画の人気投票で全体2位となることができました。1位は応援団だったので、クラス企画では最高位となりました。
もちろん松高としては学校外の人に来てもらうことで、3年生に1,2年生との違いを見せつけてもらい、1位をとってもらうことが一番良かったのですが、「〜だったら」などと下を向いていられないのも事実。もし来年1組の生徒がクラス企画を出してくれるなら、松高のモデルケースとして頑張ってもらいたいですね!
ー生徒のコメントー【伊佐 歩紀(川越市立川越第一中学校 出身)】 9月4日土曜日に松山高校では2年ぶりの松高祭が生徒と先生方のみで行われました。私たち1年特進クラスは「〜一弾入魂〜射的屋」という店名で射的屋を展開しました。教室の準備は前日の夜まで行い、装飾にも力を入れました。松高祭当日はたくさんの生徒・先生が来てくださり、用意していた景品が不足し、途中で追加の景品を買いに行くほどの賑いを見せました。中学のときは文化祭がなく、今年が初めての文化祭だという人が多かったのですが、クラス全員でいちから創りあげることができ、とても思い出に残る行事となりました。 来年は今年以上に楽しい企画を行いますので、ぜひ足を運んでください。 特に女子高生の来校を楽しみに待ってます!! |
【進路】特進・理数科勉強会②
8月22日(日)~24日(火)の3日間にかけて、1,2学年特進・理数科勉強合宿の代替行事「特進・理数科勉強会」が行われました。
2日目の国語の時間では、担当の矢野先生のご厚意により、なんと2時間半に及ぶ授業を展開していただきました。
午後の14:30~17:00と眠気が襲う時間帯でしたが、まるで1時間目のような集中力で、生徒は期待に応えていました。
模試の復習を大切にしつつ、8月末の課題テストの対策もぬかりなく、ですね。
ー生徒のコメントー【川上 諒馬(日高市立高麗川中学校 出身)】 多くの先生方が「模試の後はやりっぱなしにせず、復習するように」とおっしゃっていますが、実際に自分だけでやるとなると、解き直しくらいしかやることが思いつきませんでした。しかし、この模試の次の日に、当日にもらう解説よりも詳しく解説して頂くのは、「復習したつもり」が少なくなって、またその次のテストや模試につながり、とてもありがたいことだと思いました。特に国語では、授業で覚えたつもりの古文単語などがたくさん見つかり、こういう所がテストで多く出るなどの分析もこの解説を通して分かったので、この流れを1人でできるようなサポートをしてくださる松高に来て良かったと思います。 |
【理科】分散授業 1年化学基礎
松山高校では新型コロナ蔓延防止の観点から、3年生は全員登校の分散授業、1,2年生は分散登校で授業を実施しています。
9月10日(金)の1年1組の化学基礎の授業では出席番号偶数の生徒が学校で、奇数番号の生徒は自宅でオンラインで授業を受けました。
1年の化学基礎では、生徒たちは予め指定されたYoutubeの動画を視聴してから授業を受けています。
(限定公開のため加工をしています)
ちなみにこのYoutubeの視聴回数は考査前に急上昇します。
Zoomを使い、PowerPointの画面を共有して説明を加えながら授業を進めていきます。
問題演習の際には自宅にいる生徒も学校にいる生徒も同じ問題を解き、答えるときにはオンラインで受講している生徒に「Raise Hand(手を上げる)」の機能を使って意思表示をさせ、答えさせたりしています。
動画配信とZoomを活用することで、進度が遅れること無くスムーズに授業が進められています。
【社会科】分散授業 3年地理
松山高校では新型コロナ蔓延防止の観点から、3年生は全員登校の分散授業、1,2年生は分散登校で授業を実施しています。
3年5組の地理の授業は、教室とLL教室の2教室で、担当者が事前に録画した授業動画をそれぞれ流しながら進めています。今回は 世界の農林水産業についての授業でした。
↓3年5組の教室
↓LL教室
授業担当者は2つの教室を行き来しながら机間巡視をし、生徒に指導をしています。
授業の最後に生徒はワークブックの問題を解き、答えを各自のスマホを使いgoogleフォームで入力して提出し、授業を終えました。