松高日誌

【SSH】数学講義Ⅰ

1月27日(土)東京電機大学教授の硲文夫先生を講師にお迎えして、数学講義を実施しました。

 タイトルは「バーコードのふしぎ」です。

「mod」という割り算の余りのみに注目した等式を利用し、バーコードの奇数番目の合計と偶数番目の合計×3を用いて、そのバーコードが本物か偽物かを見分けられることや

  

この理論を分かっていれば、バーコードに見えない数字があっても計算で導き出せることを講義していただきました。

それらはバーコードの読み間違いを防ぐための巧みな仕掛けで、私たちの生活の中の様々なところに数学が使われていることを解説していただきました。

生徒の感想 大室昊輝(川越市立南古谷中学校出身)

今日は東京電機大学理学工学部の硲文夫教授に来ていただき「バーコードのふしぎ」について教えていただきました。バーコードがある理由やバーコードの13桁の数字の意味、バーコードの数字の当て方など「バーコードのふしぎ」について様々な事を学習しました。始めに硲教授がバーコードの13個の数字のうち、12個の数字が分かった状態で残りの一個の数字を当てました。最初は10分の1で当てただけだろうと思っていましたが、講義を聴いているうちにたまたまではなく、しっかりとした法則のもとに割り出していたことが分かり驚いたと同時に硲教授の暗算の精度にとても驚愕しました。今日学習したことと今まで学習してきた数字を使って、様々なものを調べたり作ったりしたいと思います。