赤ワインの蒸留
2年理数科が赤ワインの蒸留実験をしました。
まず初めに、マッチの使い方とガスバーナーの付け方の確認のため、
全員がガスバーナーを付けて消す、という操作をしました。
ガスバーナーを使うのは中学校以来という生徒がほとんどでしたが、問題なく点火することができました。
今回の蒸留の実験は、実験書に書いてある手順通りに「作業」すれば実験結果が得られる、という実験スタイルでは無く
器具の組み立て方や、実験手順などもある程度自分たちで考えて実験を進めました。
今まで学んできた知識や経験をもとに、実験をしていきます。
何度くらいで抽出が始まったのか、温度計の数字を読んでいます。
生徒たちは抽出したエタノールもワインの匂いがすることや
赤ワインにマッチの火を近づけても火がつかないことで頭の中に「?」が生まれたり、
抽出したエタノールととパンの匂いがどことなく似ていると言い、
パンを作るのにも、ワインを作るのにも「酵母」が使われていることに気づき、頭の中に「!」が浮かんだりしたようです。