超紳士学(第1回)
今年度の松高塾は、今までの松高塾には無い、様々な分野について学べる講座があります。
その1つとして養護教諭の方々を中心に「超紳士学」という講座が開講しました。
男性視点からは見えにくい、気づきにくい。でも、知っていると誰かにとって暖かい紳士的な人になれるのか。
保健室では女子大学生100名に男子高校生へ「出来るようになって欲しい」「わかっていて欲しい」ことは何かとアンケートを取り、上位3つのテーマについて話をし、知っていることで何が変わるのかを確かめるために「超紳士学」という講座を開設しました。
第一回目は男子校ですが攻めました。
9月30日(木)に「女性の性(生理・月経)」についての講義を、一般社団法人 埼玉県助産師会の平野素尚さんと吉野さやかさんをお招きして実施しました。
まずは自分の性器の名前についてや、女性の体と月経について学びました。
実物大の子宮の模型(ぬいぐるみ)を使っての説明があり、男子高校生にとっても月経や排卵についてイメージがつきやすかったのではないでしょうか。
様々な大きさのナプキンを見てもらい、衛生面から2~3時間で交換する必要があると、保健の授業で触れないことが聞けました。
また、基礎体温や月経周期の数え方について実際に数えたりしました。
そして月経は妊娠するための大切な仕組みであることを学びました。
生徒の感想・学び (性について)’恥ずかしい’などネガディブな思考を持っていると改めて感じました。しかし、知らなくていいわけがなくむしろ知っておくべきと思いました。恐らく知らないと自分以外にも迷惑をかけてしまうというふうに感じます。~~以下略~~ |
皆が同じように考えたとは思いませんが、1人でもこんな風に感じたようなので「知ることで何か変わる」可能性が示されました。次回でも引き続き確認していきたいと思います。
図書館には月経について書かれた「月経ちゃん」という漫画や「胎児のはなし」という本があります。
気になる人はぜひ借りて読んでください。