生物部ログ

プラナリアの再生力

 

前回、プラナリアについて少しだけ説明しましたが、実はこのプラナリア、驚くべき特徴を持っているのです。

その特徴は何かというと、切っても切っても死なずに再生するというものです。もう少し詳しく話すと、メスのようなものでプラナリアを二つに切断します。すると、二つの断片が一週間ほどで完全な個体へと再生し、二匹のプラナリアになります。つまり「不死身」なのです!  (図:https://skip.stemcellinformatics.org/knowledge/basic/planaria/参照)

 

なぜ、切断されても完全な個体へと再生するのでしょうか?プラナリアは、さまざまな器官に分化することができる「幹細胞」が全身に存在しているからです。そのため、体を切断されても正しい場所に眼や頭などを再生することができ、無性生殖では、プラナリアは自分自身の体を2つに切って増えていきます(自切)。

プラナリアの再生のメカニズムは、再生医療(失われた体の一部や機能不全となった組織や器官を再生し機能を回復する医療)にとても役立っています。小さな体のプラナリアから、私たちを助けてくれるヒントを得るとはなんとも不思議ですね。

 

 

前回のブログで、プラナリアが好む生息環境についてのクイズを出しましたが、みなさん分かったでしょうか?

答えは……①の水が綺麗な場所の石や流木の陰でした!

プラナリアを探すときの参考にしてみてください了解