SSH日誌

科学探究Ⅱ 紙の劣化

理数科2年、科学探究Ⅱ地学分野で取り組んでいる研究の1つを紹介します。

この班では紙の劣化について研究しています。普段の生活の中で、ポスターや新聞紙などが劣化しているのを見て、紙の劣化の仕組みについて興味がわいたのが研究の動機だそうです。

 

左から、100℃の電気釜で3日間熱したろ紙とコピー用紙、紫外線に3日間当てたろ紙とコピー用紙です。

 

これらの操作は共に約26年分の劣化を人工的に起こしていることになります。

劣化の操作をした紙を水に1時間漬けて成分を抽出し、KClを加えてpHを計測します。

 

 

 

 

劣化させた紙のpHは下がり(酸性に傾く)紫外線を当てた紙より、熱を加えた紙のほうが、pHが下がりました。

 

 

また、紫外線を当てたコピー用紙にだけ、リグニンが出ていました。これは熱を加えて劣化を促した紙には出ていません。

今後は小川の和紙も研究材料としてみたいそうです。

探究Ⅱでは、2月に予定されている研究発表会に向けて、各班研究を進めています。