松高日誌

【理数科】理数科体験授業

11月5日(土)理数科を希望する中学生対象に理数科体験授業を実施しました。

 

はじめに各教室をオンラインでつないで、理数科SSH主任と理数科現3年の担任から松山高校理数科について話がありました。

 

その後、物理・化学・生物・地学・数学の体験授業を行いました。

それぞれの科目には松山高校の生徒がTA(教員補佐)として入りました。

数学では「パスカルの三角形の考察」についての授業が行われました。

初めに、松山高校OBでもある田島先生から自らの体験を交えて理数科の紹介をしていただき、その後探究的な授業が展開されました。

 

 関連して、フィボナッチ数列やウサギのつがいの数やミツバチの家系図など数学から生物にまで話が広がりました。

 

物理では光の性質について学びました。

光の分散と屈折、光の散乱、偏光などについて実験を通して学びました。

 

 

化学ではケミカルガーデンを作りました。

ケミカルガーデンとはケイ酸ナトリウムの水溶液に個体の金属塩の結晶を入れることで析出される樹状の結晶のことです

 

溶液に入れた金属塩の表面で半透膜が形成され、それが壊れることを繰り返して結晶が伸びていく様子を観察しました。

 

生物では顕微鏡の基本的な使い方を学んだ後、スギナの胞子を観察しました。

スギナの胞子に息を吹きかけると、形が変化するのを顕微鏡観察したのち、その現象が起きる原因は何か?を班ごとに仮説を立て実験を組み立て、実際に実験しました。

そして、その性質がスギナの生存戦略にどう生かされているのかを検討しました。

スギナの胞子に加湿器で湿度を与えているところ。

 

 

地学ではコハクを磨いて、コハクに閉じ込められた昆虫を観察しました。

 

中学生の感想

・ 虹の7色がニュートンによって決められた話など知らなかった面白い知識を得ることが出来ました。(物理)

・光について詳しく知ることが出来ました。光に波があることを始めて知りました。先生の話し方や実験内容もとても面白かったです。虹の作り方も初めて知ったし、水滴によって光が屈折して赤や紫などに光が分かれることに驚きました。毎日こんな楽しい授業を受けられると考えると、さらに松山高校へ行きたくなりました。(物理)

・自分がやりたい条件で実験が出来たので楽しかったです。理数科の先輩方が色々なことを教えてくれたので、すごくやりやすかったです。(生物)

・磨かれたコハクを見たら虫が何匹も入っていてすごいと思いました。100万年前とかものすごく時間がたっているのに虫が残っているのがすごいと思いました。(地学)

・高校の内容は理解できないかと思っていましたが、分かりやすく教えていただき大体理解することが出来ました。PaのPが大文字の理由やCの記号の意味などの雑学も入って面白かったし、生物との関連もあってすごくよかったです。数学への興味がさらに深まりました。改めて松高理数科に入りたいと思いました。(数学)

・物質ごとに(ケミカルガーデンの)伸びやすさや太さや色に違いがあって、化学実験の楽しさを実感しました。先輩の方々に物質について聞いたときに快く答えていただけてありがたかったです。(化学)

 

松山高校生徒の感想

・ 中学生と一緒に実験が出来て楽しかった。教えるにはそれなりの知識が必要であることが分かった。(化学)

・これから受験する中学生と良い雰囲気で話すことが出来たので楽しく学習することが出来ました。自分にとっても教えることはとても勉強になりました。(化学)

・自分の知らないことも知れたし物理も面白そうだと思うような授業でした。これからに活かせるようにしたいです。(物理)

・事前学習で学んだ内容以外に授業でも面白いことを多く学べたので終始楽しかったです。(物理)

・スギナの胞子がなぜああいう性質なのか、というところまで中学生がたどり着けないと思っていましたが、たどり着けたのですごいと思いました。今回参加した中学生が理数科に入ってくれるといいなと思いました。(生物)

・みんなしっかり取り組めていて、楽しそうにしている人もいてよかった。理数科の生徒の話も中学生にとって進路を考える良い機会だと思った。(地学)

・みんな黙々と一所懸命にやっていていい雰囲気でした。優秀な子がたくさんいて来年入ってくる後輩が楽しみです。(地学)