松高日誌

【SSH】中央大学 SSH物理講義

8月24日(火)2年理数科を対象に、ロボットに関する講義を実施しました。

講師は中央大学教授で松山高校理数科の卒業生でもある中村太郎先生です。

 

 講義タイトルは「生物・生態を規範とした”柔らかい”ロボットと実用化への挑戦」です。

中村先生の研究室では人工筋肉と生物型ソフトロボットの研究をしています。

ソフトロボットの特徴は、ロボット自体が生物のようにしなやかで柔らかく複雑な環境や超柔軟構造物に対して適応しやすいところです。

将来的に(それもそう遠くない時期に)ソフトロボットが世を席巻するようになるかも知れないのです。

中村先生は様々な研究機関や企業と共同研究していてJAXA(宇宙航空研究開発機構)やJAMSTEC(海洋研究開発機構)とも連携しているそうです。

 

講義の後はプログラミング実習をしました。アシスタントティーチャーとして参加した中央大学の大学院生の方々に教えてもらいながらプログラミングの基礎を学びました。

 

生徒たちは自分でプログラミングを組み立て、ロボットにライントレースをさせました。

 

トレースするルートの難しさによりレベル分けされていて、複雑なルートをクリアするために、自分でプログラミングを考えてロボットを走らせます。思ったようにロボットが動いてくれないときは、プログラミングのどこがだめだったかを考え、再度プログラミングを組み直すというトライ&エラーを繰り返し、一番難しいレベル5をクリアするために、生徒たちは時間を忘れてチャレンジしていました。

 

生徒の感想 菅原壮太(鶴ヶ島市立南中学校出身)

中央大学で生物型ロボットやソフトロボティクスの研究を行っている中村教授の研究内容を、高校生にも分かりやすいよう講義していただいた。その後、TAの人たちが加わり、プログラミングを用いてロボットのトレース実験を体験させていただいた。講義を受け、私は身近にいるミミズやカタツムリの行動方法に疑問を抱き、その事柄について深く研究していき、それを用いて宇宙や医療の面で活躍させている中村教授の研究に興味を持った。また、教授の話していた「わくわくするかどうかで研究をする」という言葉が印象に残った。実験では、簡単に使えるプログラミングアプリなのにも関わらず、自分の意図しない方向に動いたりしてしまい、様々な場合を試す必要があるため、昼休みを使ってまでみんなで考え合い、楽しみながらプログラミングを学ぶことが出来た。自分の興味のあることを深く突き詰めることのできる大学での研究がより一層楽しみになった。