松高日誌

化学? 蒸留実験

宮林晃太郎(東松山市・松山中出身)のコメント
【今回行った蒸留の実験は、中学校で知識として覚えていたものだった。しかし、いざ実験を始めようとしても中学校で使っていたような器具はほとんどなく、より複雑なものになっていた。そのため、装置の組み立てに手こずってしまった。
 今回の蒸留は赤ワインからアルコールを取り出すものだ。バーナーで赤ワインの入った試験管を加熱していく。するとその先にある、「リービッヒ冷却器」という器具で水滴が冷却され、液体を溜めるビーカーへ流れていく。溜まった液体は透明で、においをかいでみると、甘酒のようなにおいがした。つまりアルコールが蒸留されたのだ。また、マッチで火をつけてみると液体は燃え、アルコールだと認識できた。
 このように見事成功したので、次の実験が少し楽しみになった。また、中学校の時よりもレベルが高い装置も使うことができ、より知識を増やすことができた。得ることが多い高校での初めての実験だった。】