松高日誌

松高日誌

【進路】特進・理数科勉強会①

 8月22日(日)~24日(火)の3日間にかけて、1,2学年特進・理数科勉強合宿の代替行事「特進・理数科勉強会」が行われました。

 1年特進クラスの1日目は河合塾の模試、2日目は模試解説や今後のテスト対策等、3日は予備校出張講義が中心となりました。

 2日目の1コマの授業では、日本外国語専門学校の講師の先生に来ていただき、「使える英語を身につけるには」というテーマで授業をしていただきました。

 

 

 コロナ禍で、教室換気と手指消毒、マスク全員着用の中でした。

 外部の講師の方ということもあり、最初は緊張気味であった生徒でしたが、講師の方の明るさに次第に笑顔が見られるようになり、あっという間の1時間半でした。

ー生徒のコメントー【吉野 真平(ときがわ町立都幾川中学校 出身)】

 日本外国語専門学校の授業を受けて英語に対する考え方がとても変わりました。日常で使う英会話は中学までにおぼえた1500語で成り立つということです。しかしその単語を知っているだけでなく、使える単語にしないといけないと聞き驚きました。

 自分も知ってるだけで使えない単語がたくさんあるので間違えても良いので外国の方と話す機会があったら積極的に挑戦したいです。

【SSH】中央大学 SSH物理講義

8月24日(火)2年理数科を対象に、ロボットに関する講義を実施しました。

講師は中央大学教授で松山高校理数科の卒業生でもある中村太郎先生です。

 

 講義タイトルは「生物・生態を規範とした”柔らかい”ロボットと実用化への挑戦」です。

中村先生の研究室では人工筋肉と生物型ソフトロボットの研究をしています。

ソフトロボットの特徴は、ロボット自体が生物のようにしなやかで柔らかく複雑な環境や超柔軟構造物に対して適応しやすいところです。

将来的に(それもそう遠くない時期に)ソフトロボットが世を席巻するようになるかも知れないのです。

中村先生は様々な研究機関や企業と共同研究していてJAXA(宇宙航空研究開発機構)やJAMSTEC(海洋研究開発機構)とも連携しているそうです。

 

講義の後はプログラミング実習をしました。アシスタントティーチャーとして参加した中央大学の大学院生の方々に教えてもらいながらプログラミングの基礎を学びました。

 

生徒たちは自分でプログラミングを組み立て、ロボットにライントレースをさせました。

 

トレースするルートの難しさによりレベル分けされていて、複雑なルートをクリアするために、自分でプログラミングを考えてロボットを走らせます。思ったようにロボットが動いてくれないときは、プログラミングのどこがだめだったかを考え、再度プログラミングを組み直すというトライ&エラーを繰り返し、一番難しいレベル5をクリアするために、生徒たちは時間を忘れてチャレンジしていました。

 

生徒の感想 菅原壮太(鶴ヶ島市立南中学校出身)

中央大学で生物型ロボットやソフトロボティクスの研究を行っている中村教授の研究内容を、高校生にも分かりやすいよう講義していただいた。その後、TAの人たちが加わり、プログラミングを用いてロボットのトレース実験を体験させていただいた。講義を受け、私は身近にいるミミズやカタツムリの行動方法に疑問を抱き、その事柄について深く研究していき、それを用いて宇宙や医療の面で活躍させている中村教授の研究に興味を持った。また、教授の話していた「わくわくするかどうかで研究をする」という言葉が印象に残った。実験では、簡単に使えるプログラミングアプリなのにも関わらず、自分の意図しない方向に動いたりしてしまい、様々な場合を試す必要があるため、昼休みを使ってまでみんなで考え合い、楽しみながらプログラミングを学ぶことが出来た。自分の興味のあることを深く突き詰めることのできる大学での研究がより一層楽しみになった。

【国語科】松女との共同実践

国語科の矢野です。(5)

松山高校でも分散登校が始まりましたが、

もう少しだけ夏休み前の授業を振り返りたいと思います。

 

6月末、松山女子高校さんと、高1国語総合の共同実践を行いました。

大まかな流れは・・・

各校で扱っているテキスト(松女 : 今昔物語集『羅城門』/松高 : 伊勢物語『芥川』)に関して、

古文が苦手な人でもわかるように「あらすじ」を言葉や絵を使ってまとめる。

そして、進度に合わせた「文法問題」と、わかりやすい「解説」を個人/グループ作成する。

問題の質よりも、解説のわかりやすさを重視しました。

定期テスト前だったので、よい復習にもなったはずです。

グループワークのようす(1組)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを相手校へ届け、

実際に、初見となるテキストの「文法問題」を「あらすじ」を頼りに解いていく。

最後は、こんなところがよかった! とコメントを添えて、相手校へ返却する。

松女生コメントつきの個人ワーク

 

 

 

 

 

 

 

 


松高生もなかなかの「あらすじ」を書き、松女生は丁寧にコメントを書いてくださっています。

私がちょっと感動しました。

実は、松女さんから届いた、今昔物語集『羅城門』は、別の機会でも使わせていただきました。

次回のブログでご紹介します。

ただ!この実践は、まだ序の口。また、次の実践が動き始めています。

 

分散登校や部活動の制限など、やるせない毎日がつづいています。

みんなが元気でいてくれることを祈っています(いつか憂さを晴らせる日が来る)。

今こそ、合言葉の、ガンバレ松高!

 

ー生徒のコメントー【千葉 海星(川越市立鯨井中学校)】

 これをご覧になっている皆さんは、顔も見えず、相手の情報も全く分からない誰かに、文と絵で物語のストーリーを伝えようとした経験があるでしょうか。少なくとも自分は、先生方が企画してくださった共同授業がその初めての経験をする機会でした。

 今振り返ってみると、自分がやったことは上の通り、伊勢物語『芥川』のあらすじを文と絵にまとめて紙に書くという単純なことなのに、疲労感と達成感は1つのゲームをクリアしたかのような感覚でした。自分はやはり、やったことのないことをやってこその学生だと思いますし、それを体験できる場が授業だと思うので、新しいことを知れた今回の共同授業は、自分だけではなく、共同授業を共に行った同級生のみんな一人一人が成長できた授業だったと思います。次も企画されているらしいので、前回よりもクオリティをあげて、松女の方々の器用さに負けないように頑張っていこうと思います。

【SSH】英語プレゼン講座

8月23日(月)国立女性教育会館で1,2年理数科を対象に英語プレゼン講習を実施しました。

 

講師は神田外語学院のマデン先生です。

午前中は1年生、午後は2年生対象で行われました。

生徒が1人ずつ前に来て、アイコンタクトの練習や英語での自己紹介をしました。

 

 

 

 

生徒の感想 

2年理数科 示野悠(坂戸市立坂戸中学校出身)

今日は理数科合宿で英語のプレゼン講座を行った。講師としてアメリカ出身のAnthony Maddenさんに来ていただきました。この講座では人前でどのようにコミュニケーションを取っていくかを学び、それを踏まえて、英語で簡単な自己紹介をしました。

私は講座を聴いていく中でプレゼンに対するポイントをいくつか学びました。それは「大きな声で、アイコンタクトを取り、身振り手振りを交えて行う」というものです。今回学んだことをSSHの英語研究発表、さらには社会に出てからも通用できるよう練習を繰り返し、自分のものに出来るように精進していくつもりです。

 

1年理数科 小川友輝(熊谷市立妻沼西中学校出身)

英語プレゼン講座では、初めにアイコンタクト、ジェスチャー、ポージング、力強い声の4つの「良い話し手の方法」を教えていただきました。その次にアイコンタクトやスピーチの練習としてみんなの前で英語で自己紹介を行いました。その発表の中で様々なアドバイスを頂きました。最初はみんなの前に出て自己紹介をするのは緊張しましたが、練習していくにつれて、しっかりと上手なスピーチができるようになったと思います。今回、教えていただいたスピーチの方法を活かし、2年後の英語研究発表会で上手なスピーチができるように、日々教えていただいたことを磨いていきたいです。

【国語科】夏期の松高塾(小説創作)

国語科の矢野です。(4)

8/6(金)に「創作プロジェクト 羊 2021【拡大版】」という松高塾を行いました。

主に小説/エッセイを創作して「書く」プロを目指す松高塾で、前期から継続しています。

そして「書く」ために「読む」ことも大切にしています。

この夏は、川上未映子『わたくし率 イン 歯ー、または世界』(2007) を教材にしました。

松高塾(小説創作)のようす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日常を観察し、自分自身を解剖、そして自由に逸脱していく。

小説/エッセイを創作することで〈自分〉と向き合うこともできます。

今回の課題は「『海』にまつわる小説を自由に創作してください。」

「海」のみを統一テーマとした自由度の高いものでした。なかなか苦しんだはず・・・。

 

そして、今回ははじめての合評にトライし、これがまた効果あり。

自分の書いたものを、真剣に読んでくれる仲間がいるって幸せだよね。

さあ、後期も、楽しんでいきましょう!

(そして、新たな松高塾も動きはじめた・・・?)

 

ー生徒のコメントー【桑田和明(東松山市立松山南中学校)】

 この「書く」松高塾は国語の好き嫌いとか、理系だとか文系だとか関係なく、純粋に小説を書くことを楽しめます。また今回は自分で小説を書いて、それをみんなで合評して、自分の良いところや課題がわかったり、他の人の小説の面白い部分がわかったりして、とても勉強になりました。

 また、先生が毎回自分の書いた小説を添削してくれるので、どんどん書いていくごとに、自分の小説が前よりも上手く書けているような気がします。これからも、いろいろな分野の小説にチャレンジしてみて、これを現代文の勉強等にも活かしていきたいと思います。