松高日誌(令和6年度)
【OBの活躍】パリ五輪マラソン代表内定
10月15日に実施されたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で、本校卒業生の小山直城さんが優勝し、2024年に開催されるパリ五輪代表に内定しました!
令和5年3月20日(水)に小山選手を講師に迎え、講演会を実施しました。
その時の様子はコチラです。
松山高校は小山直城選手の「超戦」を応援しています!
頑張れ!小山選手!!
【松高塾】解剖実習
10月11日(水)生物の松高塾で解剖実習を行いました。
1年生から3年生の希望者30名以上が参加しました。
今回実施したのはブタの頭の解剖です。
生命倫理や解剖実習をするにあたっての留意点の解説の後、ブタの頭のどんなところをどのように観察すべきかを説明しました。
生徒たちは、ブタの頭から脳を取り出し、脳の構造や眼球とのつながり、鼓膜や耳小骨の確認など、班のメンバーで話し合いをしながら観察をしていました。
生物の松高塾では、希望者を募って普段の授業には収まりきらない実験を実施しています。
【SSH】Active Learning in Practical Work
9月20日 東南アジア教育大臣機構理数教育センターとJICAが実施する「理数科教員向けカリキュラム・教科書開発」がマレーシアで開催され、化学部とSS科学英語を学ぶ理数科1年代表生徒がオンラインで参加しました。
生徒たちはアフリカから来ている理数科の先生たちに、実験についてのプレゼンを英語でしたり合成音声でナレーションを付けた動画を披露しました。
生徒の感想 根元翔大 (富士見市立水谷中学校出身)
JICAさんとの連携で、海外の教職員の方々に自分達の作った簡単な動画を見ていただきました。動画は解説込みの3分ほどの化学の実験動画で、実験内容は水が氷になる際に体積が大きくなる性質を使ってビンを割るというものです。
そして、見てもらった後相手の方々からの質問に答えるという形でした。自分達以外にも様々な方が動画発表をしていたのですが、皆さんとても完成度が非常に高く驚きました。質問をいくつか受けたのですが知識がなく答えられないようなものが多かったので勉学に励みたいと思いました。ただ、今回学ぶことが多かったのでこの経験を様々なかたちで活かしていきたいと考えています。
↑現地の様子
↓そのときの松山高校の様子
【生物部】河川に生息する魚の調査
生物部1年生が滑川町の市野川で、ウキ釣りで河川に生息する魚を調査しています。
釣りの指導をしてくれているのは、松山高校生物部OBの山下君です。
山下君は昔から釣りが趣味で、大学卒業後、釣具とアウトドア用品の企画、輸入、販売を行う株式会社ティムコに就職しました。
調査に使用している釣り道具は、株式会社ティムコ様よりご提供頂きました。
今回の調査では、市野川にはワタカやオイカワが数多く生息していることが確認できました。少数ですがカワムツも確認できました。
↑オイカワ
↑カワムツ
オイカワは本州に生息している在来種で、ワタカは琵琶湖に、カワムツは関西に広く生息している国内外来種です。
愛知県内ではオイカワとカワムツの雑種が発見されています。外来種が増殖することで、外来種と在来種の交雑が起こり、遺伝子の地域固有性が失われ、遺伝的多様性の撹乱につながります。
これからも河川に生息する魚を調査することで、埼玉県内の魚の遺伝的多様性がどうなっているのかを調査していきます。
【SSH】探究Ⅱ生物中間発表
10月3日(火)探究Ⅱ生物の授業で、研究の中間発表を行いました。
まだまだ研究途中ではありますが、中間発表することで「分かっていることが何」で、「分からないことが何か」や,これからどんな風に研究を進めていけばよいのかが明らかになります。
質疑応答も活発に行われました。
他の人に見てもらうことで客観的な視点からの意見をもらえ、意義ある中間発表となりました。
2月に予定されている研究発表に向けて、研究を進めていきます
10月5日(木)は・・・
大学入学共通テストまであと100日の日です。
昨年度好評だったカウントダウン、今年も3年生の生徒玄関に掲示されています。
1日目は、松高の学校案内にも載っている、あの言葉でした。
100周年記念 体育祭
10月2日(月)に100周年記念体育祭が熊谷スポーツ文化公園陸上競技場にて開催されました。
↑開会式の様子。クラスTシャツが鮮やかです。
↓各競技の様子。松高では、トラック種目のみならずフィールド種目も行われます。
↓部活動対抗リレー(レク部門)・・・恐竜はバスケットボール部です。
↑ラグビー部によるハカの演技。
↑応援団部恒例の「空は晴れたり」今回はインフルエンザの流行もあり、肩を組むことはできませんでした。
↑表彰式の様子です。
後期1次考査 11日前
体育祭が終了して3日。
考査に向けて気持ちを切り替えました。
休み時間も頑張ります。
【進路】3年生特別講座
9月29日 3年生対象に70分×3コマの特別講座を実施しました。
理数科特進合宿で実施された校長先生による数学講義に引き続き、福田教頭先生にも講義をしていただきました。
今回の特別講座は、前期が終わるタイミングで、生徒たちの気持ちの切り替えになるような特別な行事をということで企画されました。模試の解説講座のほかに、授業を離れ心を豊かにする教養講座なども設けられました。
業務の桜井さん、大竹さんによる松高生活を快適にする環境整備、校内美化活動
外周路わきのサクラの木のひこばえを払ったり枯葉を掃いたりしました。
before
After
中里先生による化学模試解説
大野先生による「美しい文字」と「好印象を与える志願理由書の書き方」
松本先生による英語リスニング 模試の聞き直し復習ポイントと解説
記念館会議室で行われた福田教頭先生による人生講話
青木先生によるマーク模試解説
竹内先生による脳科学に基づいたイメージトレーニング
吉田先生によるご飯が美味しくなる地獄のよしトレ
3学年の先生方を中心に、27講座44コマの特別講座をしていただきました。
後期に向けて気持ちを切り替えることはできたでしょうか
100周年記念事業 奨学基金制度に基づく給付
9月30日(土)、本校の100周年記念事業における奨学基金制度に基づき、令和4年度卒業生(東京大学現役合格)に対して、特例での給付を行いました。
記念館での授与の様子
松山高校で学んだことを進学先での勉学に生かし、活躍してくれることを期待しています。