松高日誌(令和4年度)

松高日誌(令和4年度)

2学年 修学旅行前平和学習

2学年は、9月15日(木)に修学旅行の平和学習の一環として、DVD「長崎の記憶」を視聴しました。

密になるのを避けるため、学年を2つに分けて、5限と6限に実施しました。

このDVDは、長崎に原爆が投下されてから2か月後、日本人の手によって、焦土の風景や被爆者を撮影したフィルムと、被爆者が当時を振り返りながら証言した映像になっています。

視聴していて、戦争を知らない世代が、原爆投下後の長崎を知るのにとても貴重な映像だと感じました。

視聴後、生徒は教室で「振り返りシート」を記入しました。

そのシートには・・・振り返りシート

 

5つの設問が・・・!!

体育館にはメモと筆記用具は持ち込まず、自分の記憶を頼りに問題を解く松高生。

4組の生徒は、悲鳴のような声を上げながら、一生懸命、問題を解いていました。

全問正解できましたか?

設問1は、大人になっても忘れないでいて欲しいです。

修学旅行で長崎県へ。

現地で見たり聞いたりしながら、77年前にあった戦争について、色々と自分で考え、学びを深めてください。

 

 

 

【SSH科学探求Ⅱ】 3Dプリンターを駆使した研究

2年理数科SSH科学探求Ⅱ物理分野において、「水車の羽の数と発電量の関係」を調べるため、水車を生徒自らがFREE CADで設計し、3Dプリンターで製作しました。研究はまだ途中だが、水車の製作が終わり、いよいよ実験が始まります。どのような研究成果が得られるか楽しみです。

         <実験装置>         <水車の拡大図>     <3Dプリンターと製作した水車> 

製作した水車

              <生徒が設計し、3Dプリンターで製作した水車の一部>   

【映像制作部】NHKでNコン優勝作品放映!

9月20日(火)午前11:30~NHK総合テレビ「ひるまえほっと」(1都6県向け番組)にて「Nコン創作テレビドラマ 埼玉県勢1,2フィニッシュ!」という特集が放送されます。

松山高校の校舎、映像制作部の部活動の様子、部員によるVTRフリからの優勝作品の放送があります!

*ただし作品はダイジェストで放送されるので全編ではありません。

どんなふうに紹介されるのか楽しみですね王冠

 

また、9月25日(日)15:30~NHK Eテレにて「ティーンズビデオ2022」(全国ネット)が放送されます。

こちらはNHK杯の決勝作品がすべて放送されますので、映像制作部の優勝作品が全編放送されます。

 

そして現在、NHK杯公式サイト「NコンWEB」では映像制作部の優勝作品がストリーミングで視聴可能です!

NコンWEB第69回決勝進出作品(←こちらをクリック)

このページの一番上の「聞いて。」という作品が優勝作品です。

こちらは全編視聴可能となっています。

ぜひご覧ください!!情報処理・パソコン

 

【松高祭】2日目スタート‼

 

松高祭2日目が始まりました!

正門にいる2匹の白虎が来場者の方々をお迎えしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

本日は朝からたくさんの方が松高祭に足を運んでくださり、生徒も一層気合が入っている様子。

14時からは体育館で應援團による紫薫の集いがあります。

16時50分からは特設ステージで生徒だけの後夜祭。

 

生徒にとって、初めてのことだらけの松高祭ですが、高校生活の素晴らしい思い出になることでしょう!

松高祭準備!

いよいよ明後日に迎える松高祭。

 

今日の午後から本格的な準備に入りました。

 

 

 

久しぶりの一般公開ということで生徒にも気合が入り、

来てくださった方に少しでも喜んでもらおうと準備に明け暮れています。

 

このままで終わるのか…?と少し準備が不安な団体もありますが、

このやる気ならきっと大丈夫でしょう!

 

すばらしい文化祭になることを期待しています。

 

あと2日がんばれ松高生!!

【重要な連絡】松高祭松高祭にご来場いただく方へ

 

松高祭9月4日(日)午後(2日目午後)へご来場される皆様へ。

この度は第75回松高祭へお申込みいただき誠にありがとうございます。

9月4日(日)午後は、応援団の企画「紫薫の集い」が開催されます。(3日(土)全日、ならびに4日(日)午前中には開催されません)現時点でのこの時間帯へのお申込みいただいた方の人数、過去の紫薫の集いの状況を鑑みますとかなりの混雑が予測されます。

そのため、応援団の「紫薫の集い」につきましては、当日の13時より体育館1階入り口付近にて座席指定の整理券を配布させていただく予定です。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、体育館アリーナ・ギャラリーとも人数制限して実施しておりますため、370名程度を上限に先着順で配布させていただく予定です。ご迷惑おかけいたしますがよろしくお願い申し上げます。

 

校舎改修工事

夏休み中に、教室棟の西側の教室が、1階から4階まで改修されました。

壁や床や天井までもきれいになりました。

気のせいか少し広くなったようにも感じます。

新鮮な気持ちで授業を受けられるといいですね。

 

4階 地学室 まだ片付いていないとのことですが、実験台が新しくなり、実験台の半分を移動できるようになりました。新しいスペースで、いろんな活動ができそうですね。

 

1階から3階は教室内と廊下も改修されました。

3階 理科Ⅱ講義室

2階 理科Ⅰ講義室

1階 LL教室

【SSH】東邦大学生物講義

8月19日(金)東邦大学理学部生物学科准教授 後藤祐二先生を講師にお招きし、1年理数科を対象に生物講義を実施しました。 

 

 

講義のタイトルは「1塩基の違いが性別、容姿やカラダの大きさまで変える!ゲノムの不思議!!」で、ゲノムの違いがもたらす生物の多様性について学びました。

ゲノムや遺伝子についての解説のあと、たった一つの塩基の差により様々な多様性が生まれる不思議についてお話していただきました。

 

 

これは生物が環境変化に対応し、多様性に富んだ個体を残すためにこのような多様性があると考えられています。

 

しかし、その多様性が環境の変化に対して吉と出るか凶と出るかはその時には分かりません。長い長いトライ&エラーの積み重ねで今の生物がいることを思うと、生命の神秘について感じることができたのではないでしょうか?

 

 生徒の感想 大嶋祐成(嵐山町立玉ノ岡中学校出身)

講義ではゲノムや遺伝子の細かい説明や、ゲノムの機能によって起こる生物の変化は一つの塩基が変わるとどうなるのか、また遺伝子が変わるとどんな変化が見られるのかが分かりました。自分は魚類の性決定に驚きました。いつでも性別を変えることができる魚や、群れの中でメスが死んだらその群れの一番大きいオスがメスになるなど、社会的に性転換する魚がいることが面白かったです。この講義を通して、生物分野における興味がわきました。それと同時に疑問が浮かんできて、生物のことについてもっと知りたいと思えました。あまり好きではなかった生物について面白いと思えてよかったです。

【SSH】生物部バイオサミット結果報告!

8月22日(月)~24日(水)にかけて山形県鶴岡市で開催された高校生バイオサミットに生物部3年の2名が参加してきました。

 高校生バイオサミットはバイオサイエンスに取り組む全国の高校生・高専生が、研究の成果や計画を発表し合うコンテストです。

今年は対面とZoom配信のハイブリット開催となり、現地で口頭発表する様子を生物室で見ることが出来ました。

 

 松山高校の生物室でZoomの見学中。

 

 

 現地の様子

 

そしてなんと佐藤くんが厚生労働大臣賞、山崎君が科学技術振興機構理事長賞、そして顧問の比留間先生、角田先生が優れた指導者に与えられる優秀研究指導者表彰を受賞しましたお祝い

 

慶應義塾大学先端生命科学研究所所長の冨田勝教授より、受賞校の生徒たちに激励の言葉をいただきました。

さすが、 松山高校生物部はバイオサミット常連校と言われるだけありますね!

今後の活躍に期待しています王冠

 

生徒の感想 山﨑青空(坂戸市立若宮中学校出身)

今回私たちは、慶応大学が主催する、第12回高校性バイオサミットin鶴岡 本選に参加しました。
この本選は前日に行われるzoomでの予選会を勝ち抜いた35作品(成果発表20 計画発表15)が参加します。
予選には100を超える作品が参加し、全国の生物に関する研究を行っているレベルの高い高校生達が自分たちの積み重ねてきた研究結果を発表します。
今回松山高校生物部は4作品が参加し内2作品(両成果部門)が本選に選ばれました。
本選は山形県鶴岡市で開催され、新幹線と特急を利用します。
(特急が海沿いを走るときに日本海が見えるのですがとてもきれいでした。
もし後輩が行く機会があれば是非海側の席を確保するとよいかもしれません)
鶴岡駅に着いたらバスで先端生命科学研究所に行き、大ホールにて発表を行いました。
発表は2日間で行われ初日に成果部門 2日目に計画部門の発表です。
どの発表も大学レベルの研究ばかりでそれぞれの工夫や努力が垣間見えました。
また、2日目の午後にはバイオサミットOBOGによる研究発表とラボツアーを行いました。
過去のバイオサミットを戦い、慶応大学に進学した現役大学生・大学院生による研究発表会はどの発表も現役の最先端研究者に並ぶもので圧倒されました。
そして、3日目の最終日には結果発表と表彰がありました。
今回なんと私たち松山高校が科学技術振興機構理事長賞と厚生労働大臣賞を獲得しました。
どちらの賞も上位9作品に贈られるもので、同じ高校が2つも獲得することは異例中の異例だそうです。
また、最終日には「クラゲ水族館」として有名な加茂水族館に行ってきました。
たくさんの多種多様なクラゲがゆらゆら泳いでいる様子はとても幻想的でした。
来年も後輩たちがバイオサミットに出場し大きな賞を獲得することを祈っています。

【日誌】気づいたら

8月26日になっており、明日から授業が始まります。

長いようで、短い、暑い夏休み。

今日、部員と話していた際に、

「まだ宿題が終わっていない」

という声も聞こえました。

夏休みに入ってすぐ「宿題をさっさと済ませなさい!」と口酸っぱく言いましたが、

夏休みということで気が緩んでしまうのでしょうかね。

最後にはしっかり宿題を終わらせて明日を迎えると信じています。

 

9月は文化祭、10月は体育祭、11月は比企一周駅伝・・・行事が目白押しです。

夏休みボケをしている場合ではないですね。

怒涛の後半戦、間もなくスタートです!

【家庭科】夏期松高塾「自立のための調理」「スイーツ講座」など

8月9日㈫~8月10日㈬の2日間にわたり、家庭科松高塾を開催しました。

 初日に行った「自立のための調理」には、希望する8名の生徒が参加しました。ピザを生地から作る生徒、パスタを作る生徒、天ぷらを揚げる生徒など、思い思いの調理に取り組んでいました。作業が早く進んだ3年生は2年生に生地のこね方を教えるなど、主体的に取り組む姿が印象的でした。

ピザ生地の発酵もばっちり、天ぷらもおいしそうに揚がっていました。

 

 

 2日目の「スイーツ講座」は16名(満員御礼‼)が参加し、生徒の希望が多かったシュークリームとわらび餅を作りました。製菓の中でも難易度の高いシュークリームですが、生徒たちは師範を忠実に再現しながら、慎重に作りました。オーブンの中をのぞき、自分のシューが膨らんだときには歓声が上がっていました。

 

 

松山高校は家庭クラブ連盟に所属しています。(2022年現在)

 8月18日㈭、さいたま文学館で実施された埼玉県高等学校家庭クラブ連盟指導者養成講座に松山高校から2名の生徒が参加しました。

 新型コロナ感染拡大防止の観点から人数制限もあり、以前のような合宿というわけにはいきませんでしたが、他校の家庭クラブ員と丸一日交流することができました。

  午前中の実技講習会では、牛乳パックや端切れ布(制服の製造工程で出た廃棄布もありました)を使ってエコな小物入れを作成。午後は18歳成人と契約についての講義を聞いた後、他校の家庭クラブ員とグループディスカッションを行い、積極的に発表を行っていました。

 

~生徒の感想~ 

家庭クラブ委員委員長 安里龍成(さいたま市立大宮西中学校出身)

 最初ミスしてしまったが、他校の生徒がフォローしてくれたおかげで無事小物入れを完成させることができた。午後のディスカッションもとても緊張したが、勇気が大事。他校の家庭クラブ員との交流は楽しかった。来年も絶対参加したい‼

菅嶋アレックス(東松山市立東中学校出身)

 小物作りは自分なりのアレンジを加えることができた楽しかった。もう少し時間があればもっと工夫できたと思うが、楽しく作ることができてよかった。来年も参加したい。

 

【SSH】中央大学プログラミング講習

8月18日(木)中央大学教授の中村太郎先生を講師にお招きし、2年理数科を対象に「生物・生体を規範とした”柔らかい”ロボットと実用化への挑戦」というタイトルで講義をしていただきました。

 

 中村先生は松山高校理数科の卒業生です。

 

中村先生の研究で生み出されたロボットは宇宙から海底まで活用されているだけでなく、医療分野や介護、農作業の現場などでも利用されているそうです。

 

 私たちもいづれ中村先生が開発したロボットを使うようになる日が来ることになるのでしょう。

 

また松高時代、中村先生がどんな学生だったについての話は、生徒たちにとっては身近な話題として興味深そうに聞いていました。

 

 午後は、中央大学の学生4人にTAとし参加していただき、ロボットプログラミングキット「α-Xplorer」を使ったプログラミング研修を行いました。

自分でロボットを動かすプログラムを組み、それをインストールして実際にロボットにライントレースさせます。

思たように動かず、何度も修正しながらプログラムを組んでいました。

上手くライントレースができたときには歓声が上がっていました。

生徒の感想 島田侑(吹田市立第一中学校出身)

今回は夏休みの勉強会で中央大学教授の中村先生から講義を受けました。講義では主に人工筋肉についてのお話を聞き、そのほかにも様々なロボットについてのお話を聞きました。

今回の講義で同じロボットでも使い方はたくさんあり、いろいろな場所で人々の生活を支えていることを知りました。また、身近にいる動物がロボットの開発の参考になっているのを知り、アイデアというものは常に身近なところに潜んでいるということを学べました。今回とても良い話を聞くことができたので、これからの探究に活用していきたいです。

 

栗原賢二朗(嵐山町立菅谷中学校出身)

黒い線の上を動くロボットの車へのプログラミングの書き込みについての演習だった。黒線を2つのセンサーで感知し曲線状を走らせるレベル1から緑の線を過ぎたらロボットのパラメーターを切り替えるレベル5までプログラムを書き込んだ。今回の演習でプログラミング言語やプログラムを書き込むまでの過程について学ぶことができた。今回学んだことはこの先情報技術が発達した社会の中で進学していく私たちにとってとても役に立つと思う。また、ロボットも含め情報、機械技術が大きく発達してほしいと感じた。そうなれば、海底や月の未知が解明されたり、情報機器の利便性が向上するかもしれません。そのとき、社会を支える人の一人になれるよう努力していきたいと思う。

【応援団】バザールの勢いで『紫薫の集い』へ

8月20日(土) 東松山駅前にて「第131回ぼたん通りバザ~ル」が行われました。

先日予告させてもらったように、私たち応援団も参加させてもらいました。

小雨の降る中でしたが、多くの方に足を止めていただき、演技を見ていただいました。1つひとつの演技の終わりには温かい拍手まで。ありがとうございました!

演技冒頭の「空は晴れたり」では、小雨も弱まり、傘がなくても見られる状態に。さすが、もっている男たちです!

 

 

この勢いで、来月4日の『紫薫の集い』も成功させます!

昨日、吹奏楽部さんと野球部さんに協力いただき、第1回目のリハーサルを行いました。

今年度の『紫薫の集い』は一般公開で行われます。3年ぶりです。

最後の最後で非公開の涙をのんだ、昨年度&一昨年度のOBの先輩方とも一緒に演技をする予定です。

4日の午後。ぜひお越しいただき、私達の熱い演技をご覧ください。

団員一同お待ちしています!!!

 

「世界をリードする科学技術人材育成事業」BIO実習

8月8日(月)~8月10日(水)の3日間にわたり、所沢北高校で実施された「世界をリードする科学技術人材育成事業」のバイオテクノロジー実習に松山高校から4人の生徒が参加しました。

 

これは所沢北高校が東京大学農学部と連携して実施しているバイオテクノロジー講座で、ほかにも川越高校、川越女子高校からの参加がありました。

 

初日はマイクロピペットの取り扱い方の練習や、制限酵素を使った遺伝子操作について学び、その後実際に遺伝子組換えを行い、組換えた遺伝子を大腸菌に導入しました。

 

2日目は、培地に蒔いた大腸菌が思ったように増えているのか、増えていないのか、また、遺伝子組み換えした大腸菌は増えて赤くなったのかを確認しました。

 

次に組換え遺伝子から抽出したプラスミドからRFPを抽出し、カラムを使って分離しました。

3日目は手羽先、手羽中、手羽元を使って、トリの翼の骨格を確認しました。

 

 

 実験で使った手羽から取り出した骨と、スイカの皮とどちらが良く燃焼するのかの実験もしました。

 他校との交流もあり、充実した3日間でした。

 

生徒の感想 渡邉豊(三芳町立藤久保中学校出身)

僕たちは8月8日から10日まで所沢北高校で行われたバイオテクノロジー研修に参加しました。今回の講義では主に遺伝子組換えについて学びました。遺伝子組換えはバイオテクノロジーの一部でありほかにもバイオエネルギーなどの例が挙げられ、様々なものに応用されていて、私たちの身近なものに広く使われていると知りました。講義では、遺伝子の組換えももちろんのこと、実験において大事なこと、この操作は何のために行うのか、また実験の結果から次にどのようなことにつなげられるかも大切なことだと教わりました。今回の講義で学んだことを勉強や部活に生かせるように頑張っていきたいです。

 

【日誌】雑感  

 もう8月24日となってしまいました。

 

 

 

 

今週の土曜日には授業が始まります。

早いものです。

 

 真っ黒に日焼けした元気な松高生に会えるかと思うと、こちらまで元気になります。

勿論3年生のように日焼けする時間なんてなかった、などという場合もあるでしょう。

でもそろそろ、現実に目を向けましょう。

 

 世間では様々なことがあちこちで起きています。

勉強して部活動に励み友人と語らう、この当たり前のことができる幸せを、

土曜日から大いに感じてください。

 

 では8月27日(土)、元気いっぱいな松高生に再開できることを楽しみにしています。

【SSH】英語プレゼン講習

8月18日(木)、19日(金)ヴィアヘラー先生を講師にお招きし、1.2年理数科を対象に英語プレゼン講習を行いました。

 

 

プレゼンの目的は聞き手が要点を覚えて持ち帰ることとし、まずは英語でのプレゼンの3つの基本である、歩きながら話すこと、ジェスチャーをすること、アイコンタクトをすることを学びました。

次にそれらを活かしてグループごとに英語でプレゼンを行いました。

 

即興で どんな内容をプレゼンするのかを話し合い、英語に訳しています。

ジェスチャーとアイコンタクトを交えて話します。

緊張もあり、初めはちょっとぎこちない感じでしたが、失敗を恐れず、むしろ失敗することで学べるというヴィアヘラー先生の温かい指導により、発表を重ねるごとにどんどん良くなっていき、最後のチームは英語で堂々としたプレゼンができるようになっていました。

 生徒の感想  2年理数科 島田侑(大阪府吹田市立第一中学校出身)

勉強会2日目は英語プレゼンテーションの講義を受けました。講義ではグループで分かれて時間内にプレゼンテーションの内容を考えて発表をしたり、先生からプレゼンテーションのコツなどを教わりました。
プレゼンテーションでは、先生からどのグループも一人ずつ徹底的に指導してもらったので発表が後ろのグループになってくるとカラダ全体を使った見るものを魅了する発表になり、短期間でプレゼンテーションが上達していることが実感でき、やっている人も見ている人も全員で楽しめました。
来年は実際にSSHで研究した内容を英語で発表するので、今回学んだこの講習を活かして頑張りたいです。

 

1年理数科 大川直透(富士見市立勝瀬中学校出身)

理数科勉強会1日目の最初に英語のプレゼン講義が行われました。内容は、最初に英語プレゼンをする上で必要な知識や心得などを教えてもらい、次にグループに分かれて松高について紹介するプレゼンを英語で考えて、最後に発表するという内容でした。

僕は、4回目の発表たっだので前の子たちが注意されていることを踏まえて自分がどう動くのかをよく考えて挑むことができたので、発表中にアドリブを入れることができるぐらいの余裕ができたことから、人の間違いをしっかり見て自分に取り入れることの大切さを学びました。3年生になったら英語でのプレゼン発表があるので、今日学んだことを活かしていきたいです。

 

1,2年 理数科特進勉強会

8月18日(木)~8月21日(日)の4日間、嵐山町の国立女性教育会館で1,2年生理数科特進勉強会を実施しています。

 

新型コロナ感染拡大防止の観点から、以前のような合宿というわけにはいきませんでしたが、4日間、学校とは違う環境で仲間と共に学ぶ日々を過ごします。

理数科では 4日の間には授業だけでなく、中央大学の中村太郎先生の講義や、ヴィアヘラー先生の英語プレゼンテーション講習、東邦大の後藤友二先生による講義、模試や模試解説なども予定されています。

この4日間を乗り切って、夏休み明けには成長した姿を見せてください!

【SSH】バイオサミット本選出場!

8月8日(月)第12回高校生バイオサミットの予選がオンラインで開催され、生物部2.3年生が参加しました。

 

 

 


そして、生物部3年の佐藤琉晟くんと山崎青空くんが見事決勝進出を果たしました!

 

発表タイトルは佐藤琉晟くんの「アメリカツノウズムシの眼のない個体(ヘッドレス)の光走性」と山崎青空くんの「ナミウズムシとアメリカツノウズムシの雑種の発見とこの雑種のミトコンドリアの両性遺伝」です。

本選は8月22日(月)~24日(水)、山形県鶴岡市で開催されます。

ここ2年はオンラインで開催されていた本選ですが、久々に鶴岡の地に決勝進出した高校生が全国から集まります!

 

将来研究者を志す全国の高校生たちが集まる場で、いろいろなことを感じ取って来てください。

佐藤くん、山崎くんの健闘を祈りますお知らせ

【SSH】生徒研究発表会

8月3日(水)神戸国際展示場で開催されたSSH生徒研究発表会に生物部3年の3名が参加しました。

SSH生徒研究発表会は、全国のSSH指定校等の生徒が研究成果をお互いに発表し、SSH指定校間の交流を促すとともに、生徒の科学技術に対する興味・関心の一層の喚起、SSH活動の発信等を目的とした発表会です。

 

 

松山高校からは佐藤琉晟くんが「アメリカツノウズムシの眼のない個体(ヘッドレス)の光走性」というタイトルでポスター発表をしました。

 

アメリカツノウズムシの眼のない個体(ヘッドレス)の光走性.pdf

 

全国のSSH校の研究発表に触れ、生徒たちも大いに刺激を受けてきたようです。

 

生徒の感想 佐藤琉晟(川越市立福原中学校出身)

今回は、3年ぶりの完全開催となり、1日目はポスター発表を行い、2日目はポスター発表の中で各分野、最も優秀な作品が口頭を発表を行いました。

私は、1日目のポスター発表だけで、残念ながら2日目の口頭発表には進めませんでした。

ポスター発表では、私が発表をして、聞き手から質問を受ける形でした。聞き手は高校生をはじめ、他校の高校の先生、また大学の先生などの審査員がいました。

質問は今まで他の大会であったものや、初めてで鋭い質問もありました。また、質問が多い場所は今後の改善点なんだなと思いました。ポスター発表だけでしたが、とても多くの発見があり、今後の発表や研究に生かしていきたいです。

さらに、複数の大学の先生からは、今後の発展が楽しみというご意見を伺いました。自分の研究が大学の先生から見ても、「面白いものなんだな」と知ってうれしかったです。

今回、全国大会の準備は大変でしたが、参加してよかったです。

【応援団】「ぼたん通りバザ~ル」のお知らせ

8月20日(土)、「第131回ぼたん通りバザ~ル」が行われます(今日現在、実施の方向のようです)。

我々【松山高校應援團】も東松山駅前(ココイチ前)にて演技を行います。出番は16:00~16:30。

この日に向けて、暑さにも負けず、日々練習しています。

予定では、当日16:00から歩行者天国にもなるようです。

まだまだ暑いなかですが、足をお運びいただき、是非ご覧ください!

 

追伸 「いいね」&「拡散」、よろしくお願いします!m(_ _)m

 

【理数科】OBによる特別授業

7月22日(金)理数科3年生を対象に、OB4人による特別授業を実施しました。

 

新潟県立大学国際経済学部3年の沢田君は現在、都内のスタートアップ企業でインターンをしていて新潟と埼玉を深夜バスで行き来する生活をしているそうです。

大学受験のことで頭がいっぱいの生徒たちにとって、大学の先で自分が何をしているのか考えるきっかけになったのではないでしょうか。

 

千葉大学教育学部3年の新井君です。

受験は情報戦だといい、自分が千葉大学を受験したきっかけや、大学生活について話してくれました。

 

  午後は20人ずつ2つのグループに分かれて2人の卒業生に講話をしてもらいました。

 

一人目は、埼玉大学教育学部3年の堀野くんによる数学演習講義です。

 ハノイの塔というパズルゲームを題材に授業が行われました。

 

2人目は 学習院大学理学部化学科の島田くんです。

大学でどんなことをやっているのか、講義や実験について具体的に話をしました。

 

同じ場所で3年間を過ごした先輩方の話は、生徒たちの心に響いたようです。

祝 映像制作部 全国大会優勝!!

先日7月27日、28日に行われた、第69回NHK杯全国高校放送コンテストの

創作テレビドラマ部門において映像制作部優勝いたしました!!

 

またテレビドキュメント部門においても制作奨励賞をいただきました!!

 

全国大会優勝という快挙を成し遂げた映像制作部、本当におめでとうございます!!

 

 

詳しくは後日記事にしてお伝えする予定です。

取り急ぎご報告させていただきました。

 

理数科・普通科特進クラス勉強会

7月23日(土曜日) 

7月24日(日曜日)

7月25日(月曜日)

と理数科クラスと普通科特進クラスが 国立女性会館(ヌエック)を使って勉強会を開きました。

コロナ以前は泊まり込みで それこそ缶詰状態で朝から夜まで勉強をしていましたが

コロナ禍において宿泊なしの通いで行いました。

夏休みに入り、勉強習慣の確立を含めて一日勉学に励みます。

「僕、こんなに長時間勉強できるんだ」「みんながこれだけ勉強しているだ」と

自分のことを客観視し、他者からいい刺激をもらえた3日間だったかなと思います。

 

たくさんの選択講座が開講されていました。

中にはワンツーマンの授業もあったようです。

 

理数科 普通科特進クラス勉強会以外にも

夏期松高塾と称して たくさんの夏期講習が開かれています。

大学受験をメインにしたもの、夏休みまでの振り返りをメインにしたもの たくさんあります。

中には教養講座もあり、家庭科の「自立のための調理」「スイーツ」音楽の「コーラス」

その他、「文学講座」や「絵本翻訳」の講座などもあります。

 

 

 

 

 

【理数生物】黄斑・盲斑の実験

3年理数科生物選択者対象に黄斑・盲斑の実験を実施しました。

 

 

盲斑の実験では、普段意識していないのに見えていない部分があること、見えていない部分を脳内で補完していることを実感しました。そして、自分の盲斑の形を紙に写し取り、紙の重さから盲斑の大きさを導き出しました。

 

 

黄斑の実験では、視野の端では色が灰色っぽく見えていることや、色の見え方には個性があることを体感しました。 

ヒトの感覚器官は本当に興味深いですね。

【化学室周辺】

工事で理科Ⅰ講義室などがどんどん改修されています。

工事中

撤去されたもの

隣の実験室の改修は来年度の予定です。

今日は化学部が活動していました。

ビスマスの酸化被膜を、電気分解で行なって色々な色が出せないか検討中です。

ビスマスの結晶

ビスマスの板

また納豆から生分解性プラスチックをつくれないかも検討中です。

納豆から取り出した生分解性プラスチック

 

 

 

【SSH】親子理科教室

 7月10日(日)東松山市内の小学4~6年生の児童とその保護者を対象に、親子理科教室を実施しました。

各科目ごとに理科系部活動の生徒や3年特進クラスの生徒が実験のアシスタントとして対応し、児童や保護者に実験を教えたり、質問に答えたりしました。

 

◆◆◆地学分野◆◆◆

地学分野では、本物のアンモナイトや三葉虫の化石をかたどり、石膏で化石レプリカを作りました。

温めたお湯まるくんを化石に押し付けて、型を取ります。

 石膏で成形したら色を塗ります。

 化石となった生き物が生きていた時の色を想像しながら、自由に色を塗っています。

地学分野では実験のアシスタントはもちろん、実験方法の説明なども地学部員が行いました。

 

児童の感想

・楽しかった。本物の化石もさわれて良かった。

・おもしろいし楽しいし、レプリカだからこそのとくちょうや色をつけられて楽しかったです。レプリカのことやかせきのことなど、知れたけどおくがふかく、もっと知りたいと思いました。

・今日はとても楽しかったです。少し失敗してしまったけど内容もとても分かりやすかったので楽しかったです。

松高生の感想

・去年の経験を活かして、より丁寧に詳しく説明することが出来た。化石などについての説明も何も見ずにうまくできたので良かった。

・今までの学校生活の中で初めてのお客さんを招いての行事だったので、分からないことも多く難しいこともありました。来年は改善点を見つけ、楽しくできればいいと思います。

・教える側の難しさがよくわかりました。満足してくれたようで良かったです。

・人数が多かったけれど、地学部全員が協力して小学生に教えることが出来ました。みんな楽しそうでよかったです。

・自分が小学生のとき、こういった行事に参加することはあったけれど、教える側になるのは初めてだったので、とても緊張しました。細かいところまで気にかけて行動することが出来たと思います。次回は事前学習もしっかりやっていきたいです。

 

◆◆◆物理分野◆◆◆

物理分野ではロボットプログラミングキット「α-Xplorer」を使ってロボットのプログラミングを学びました。

まずはプログラミングの基本について学び、 プログラムを作ってロボットにダウンロードし、実際にロボットを走らせました。

次に、自分でプログラムを作成しました。ここは試行錯誤の連続です。

最後にセンサーを用いたプログラムを作成し、障害物をよけたり、ライントレースを行ったりしました。

 

 

児童の感想

・ロボットのプログラミングは思ったより難しかったけど、どうすればうまくいくかを考えるのは楽しかったです。

・先生の教え方がすごくて、どんどんクリアできました。

・プログラミングでまだ習っていない言語がありましたが、意味がよくわかりました。今から練習するともっとできるようになると思うのでやってみたいです。

松高生の感想

・プログラミングを教えることで自分たちの考えもより深めることができた。ただ作るだけでなく教えたことで頭を整理することが出来て、楽しく学ぶところを見ることができて良かったです。

・最初は緊張したけど、教えた児童の理解が早くてスムーズでした。ライントレースまでできていたのですごいと思った。教えた子の要望に応えることが出来てうれしかった。

・小学生にわかるように教えるのが難しかったですが、楽しんでやれたので良かったと思います。小学生と一緒にプログラムするのは楽しかったので、またやりたいです。

 

 

◆◆◆化学分野◆◆◆

化学分野では「身近なものを使った化学」というタイトルで、様々な実験をしました。

えんぴつを使って電気分解をしたり燃料電池を作ったり、食塩水の電気分解したりしました。

アルコールの爆発では、空き缶を用いたアルコールの爆発実験や、鉄線、スチールウール、鉄粉を加熱したりして、いろいろなものの燃え方について実験しました。

 最後に化学部の研究紹介として、粉塵爆発や真鍮を作る実験を動画で紹介しました。

 

児童の感想

・火が怖かったけど楽しかった。

・かんの中にアルコールを入れて火をつけるのが一番おもしろかった。ただ、アルコールに火をつければ、ばくはつするのではなくて、空気中の酸素との割合がちょうどよくないとばくはつしないことが分かった。化学のことが知れてよかった。

・はじめて使う道具などを使いながら実験ができて良いけいけんになりました。

松高生の感想

・今日の理科教室では、アシスタントとして活動しましたが、参加者の父親がとても説明上手で驚きました。これを見て、少し見習っておこうと思いました。終わった後、満足した顔でお礼を言われ、自分もこれくらい役に立てたのかと思い、嬉しくなりました。

・来てくれた人に対しての接し方がよくわかりませんでした。実験の時、あまり手を出さないように努めましたが、逆に放置しすぎになっていたかもと思いました。次に同じような機会があれば実験の説明なども積極的に行いたいです。

・小学生のサポートやトラブル対応がしっかりできるか不安でしたが、大きなトラブルもなく、小学生が喜んでくれていたので良かったです。ですが、多少手を貸しすぎたと思うところもあったので、その判断が上手くできればもっと良かったかなと思います。事前の準備や後片付けなども大変でしたが、実験が成功して、小学生たちが楽しんでくれたのであまり気になりませんでした。来年もより良くできるように頑張ります。

 

◆◆◆生物分野◆◆◆

生物分野では自分の頬の内側の細胞を顕微鏡で観察し、細胞や核、DNAなどについて学んだ後、口の中の細胞からDNAを抽出しました。

 

児童の感想

・DNAに関することについて、たくさん知れてよかったです。小学校のけんび鏡はあまりいいやつではないけど、今日使ったのはとても高せいのうで、すごかったです。

・たのしかった。おしえる人もていねいだったからもっとたのしかった。

・普段あまり使わない道具やえきたいなどで実験して、とてもわくわくして楽しかったです。

・いろいろくわしいことを学んだけど「高校生はこんな勉強をやっているんだなー」と思いました。

松高生の感想

・小学生が知っている知識で質問に答えるのが難しかった。

・人に教えるということが今までなかったので、今回のような行事は非常に良い経験だった。

・人に教えるのは難しいと思いました。

【SSH】全国発表会に向けての代表者発表会

7月15日(金)の放課後、8月3日から神戸国際展示場にて開催されるSSH全国生徒研究発表会に向けて、3年理数科の佐藤琉晟くんが先生方に向けてポスター発表をしました。

発表タイトルは「アメリカツノウズムシの眼のない個体(ヘッドレス)の光走性」です。

管理職の先生方をはじめ、理科だけでなく文系理系に関わらず大勢の先生方に足を運んでいただき、ご指導していただきました。

先生方に向けてポスター発表をするのは緊張したと思いますが(私でも嫌です汗・焦る)、8月に実施されるSSH全国生徒研究発表会では今回の経験を活かして、素晴らしい発表をしてくれることを期待しています。

【学校行事】表彰式・壮行会

7月20日(水)令和4年度第2回表彰式・壮行会がオンラインで実施されました。

表彰されたのは、陸上競技部、映像制作部、書道部です。

 

陸上部は関東高校陸上競技選手権大会でハンマー投げ5位6位、棒高跳び6位の成績と埼玉陸上競技選手権大会の棒高跳び4位の成績が表彰されました。

 

 

映像制作部は第58回埼玉県高校放送コンテストで創作テレビドラマ部門優秀賞、テレビドキュメント部門優秀賞の成績が表彰されました。

書道部は第18会全国高校生大作書道展で大作賞を受賞し、表彰されました。

 

どれも素晴らしい成績です!王冠

 

壮行会では徳島県で開催されるインターハイと山梨県で開催される関東陸上競技選手権大会に参加する陸上競技部、NHKホールで開催されるNHK全国高校放送コンテストに参加する映像制作部、そして高等学校総合文化祭東京大会に参加する新聞部による大会概要説明と決意表明がありました。

 

その後、中庭で応援団と吹奏楽部から激励エールが送られました。

大会に参加する生徒は、その場に行ったからそこ会える人に会い、感じられる雰囲気を十分感じ、全力を出し切って来てください!

応援していますよお知らせ

【生物】神経胚の作製

3年生物選択者が紙粘土を使ってカエルの神経胚を作りました。

 

外胚葉(皮膚や感覚器になる)は青、内胚葉(消化管などになる)は黄、中胚葉(骨・筋肉になる)は赤とし、卵が発生していく様子を頭の中でイメージしながら立体的に作っていきます。

 

最後に糸で半分に切って断面図を確認しました。

受精卵が細胞分裂を繰り返し、生物として複雑な体を作り上げていく一連の流れを、いつもと違ったスタイルで学びました。

 

【SSH】探究Ⅱ、Ⅲ合同授業

7月11日(月)7時間目に探究Ⅱ、Ⅲの合同授業が行われました。

英語研究発表会を終え、探究活動に区切りがついた理数科3年生が、これから探究を本格的に始める理数科2年生に向けて自分たちの反省も含めて意見交換会をしました。

 自分たちのスライドを元に、スライド作成時の注意を後輩へ伝授。

もっと英語の勉強をしたほうが良かった、実験は計画的に、スライドは文字を少なくなどなど反省点は次々と…

 

 先輩たちの話に真剣にメモを取る2年生。

 

実験のやり方や、時期など具体的な質問も多く出ました。

 

 

2年生がやっている研究について、3年生から鋭い質問が出て、タジタジになる場面も。

 

今回初の試みとなった探究Ⅱ、Ⅲ合同授業。

2年、3年それぞれにとって有意義な時間となったようです。

【生物部】生物部に新しい仲間が加わりました!

生物部の研究対象として、今週から新しくレッドファイヤーシュリンプを飼育し始めました。

台湾に生息するヌマエビの改良品種で、鮮やかな赤い色が目を引きます。

体長は2~3㎝ほどで、以前から生物部で飼育しているミナミヌマエビと同様に、

水槽のコケなどを餌として食べてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく泳ぎ回り、止まっていても脚をくるくる動かします。

こちらはミナミヌマエビ。2種のエビは近縁種で、よく似ています。

エビの研究を行う1年生の生徒達は、水槽の中に入れる水草や光源装置などを整えたり、

エビを水槽に入れる前には新しい水環境に慣れさせたりして、

エビ達のために準備を頑張りました!

今後、どのような研究になっていくかはお楽しみです♪

英検

昨日 大雨で東松山市内で多くの場所で冠水がありました。

今日の朝もその爪痕が残っていました。

被災された方々にお見舞い申し上げます。

幸いながら松山高校に大きな被害はありませんでした。

 

昨日2022年第一回英検の発表がありました。

松山高校は準会場として 学校受検を行っています。

放課後等を利用した補習授業「松高塾」の中には検定試験対策講座もあり

多くの生徒が2級準2級の取得を目指しています。

中には準1級以上の合格者もおります。

希望制ですが、第一回は260名ほどが受検しました。

今回も多くの生徒が合格をしました。

 

次回は第2回 10月7日(金)です。

夏休み明けに申込があります。

希望者は忘れずに!!

 

 

 

 

 

【生物実験】ウニの発生

7月8日(金)3年生物選択者を対象にウニの発生実験を実施しました。

この実験は、日本財団の「海と日本PROJECT」のイベントとして実施され、お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所よりタコノマクラの卵と精子を提供していただきました。

 

 

初めに未受精卵と精子を顕微鏡で観察し、次にそれらを受精させて受精膜が上がる様子を観察しました。

卵と精子の大きさの違いに驚いたり、みるみる受精膜が上がる様子に歓声が上がりました。

未受精卵

 

受精卵

 

その後、あらかじめ用意しておいた初期発生胚の観察をしました。

 

 2細胞

 

 2細胞から4細胞になりかけ

 

16細胞

 

 

ふ化直後の胞胚

 

プリズム幼生

 

 生徒のスケッチ

 

生徒の感想

・受精が行われているところを実際に見られて面白かった。哺乳類でもやってみたい。

・時間がたつにつれて複雑な構造が出来てくるのが面白いと思った。

・生きている生物を見ることが初めてだったが、成長をきれいに見ることが出来た。

 時間があればもっといろんな卵を見たい。

・ウニの発生はとても興味深かった。

・人間の受精卵とウニの受精卵はほぼ同じ大きさと知り、人間の発生もこのように小さなものから起こっているのが分かった。

・受精した後にすぐ受精膜ができるのを観察できた。

・受精卵が実際に細胞分裂をしているところが見られてよかった。

 ・数時間、数十時間しかたっていないのに、こんなに形が変わることにとても驚いた。

 

 

そしてこの実験から数日後の放課後、希望者がさらに成長したプルテウス幼生の観察をしました。

 

 

 

2腕プルテウス幼生

偏向板2枚を使って骨片を光らせました。

 

卒業アルバム用の写真撮影

今年も卒業アルバム用の写真撮影が始まりました。

今日は柔道部の写真撮影の現場にお邪魔しました。

(柔道部の皆さん、ご協力ありがとうございました!)

柔道場

カメラマンさんにカッコよく撮影してもらえるように位置などの指示を貰っています。

ポジションが決まったので全員で撮影

柔道着でビシッと撮影!かっこいいですね!!

3年生と顧問で撮影!貫禄があります!

どの部活も卒業アルバム作成に向けて写真を撮影しているところです。

今回の写真もアルバムではどのように映っているのか・・・期待が高まります!

いい写真をたくさん撮ってもらって、素敵な卒業アルバムを作りましょう!

【応援団】看板設置

連日の記事アップ、恐縮です・・・m(_ _;)m

 

 

昨日、本校校門前に、野球応援の看板を設置しました。

 

明日の開会式から夏の熱戦はスタートします。

松山高校の初戦は、写真の通り7月10日(日)に上尾市民球場で行われます。

松高生、先生方、職員の方々、OBの方々、地域の方々、

暑い中ですが、球場に足を運んでいただき、ぜひ一緒に野球部の生徒を応援しましょう!

 

看板の3回戦以降にも「日時」「対戦相手」「球場」が書けますように!!!

【応援団】野球応援リハーサル

今週8日(金)から始まる野球選手権大会埼玉大会。

本日昼休み、その応援練習を吹奏楽部のみなさんと一緒に行いました。

演奏と太鼓のタイミングが合わなかったり、早さが例年と違ったり、、、

この2年間、新型コロナウィルスの関係で本格的な野球応援ができなかった影響は想像以上でした。

 

急遽、放課後にも合同で練習を行います。

野球部の背中をより強く後押しできるよう、残りの数日でよりよいものにしていきたいと思います!!!

 

救急法講習会

6月9日と10日に、日本赤十字社埼玉支部より講師をお招きして、保健委員と運動部の代表者を対象に救急法講習会が行われました。

一人一台の人形を使って、コロナ禍における一次救命処置を学びました。

生徒の感想  保健委員 1年1組  小野颯

 初めてAEDおよび心肺蘇生法を習いました。胸骨圧迫がとても疲れることを実感しました。ですが、目の前に倒れている人をそのままにしてしまうと命を落としてしまうので全力で命を救う責任を持って行いたいです。

 最後に、実際に起きた場合、気が動転してしまうと思うので、落ち着いて周りの人と協力しながら行いたいです。

 

生徒の感想  保健委員 3年2組  関口夢大

 本日の講習会で、一次救命処置の時に、まず自分の身の安全を確保すること、さらに、なるべく多くの人で処置することが大切なことを学びました。

 いつもは短く感じるたった2分が今日はとても長く感じられました。人が倒れている状況に出くわしたいとは思いませんが、そのような状況の時に本日の講習で学んだことを生かすことができたらいいなと思います。

 

生徒の感想  ソフトテニス部  2年4組  梅津翔太

 救急法は中学校の時にも勉強していたけれど、意外と忘れていたので参加してよかったです。細かなことまで学べて勉強になりました。夏場の部活などでそういう場面に直面したら自分が率先して指示し、命を助けられる可能性を上げたいです。

 遠征などでもどこにAEDがあるかしっかり把握しておこうと思います。

 良い機会でした。忘れないようにしたいです。

 

生徒の感想  野球部  2年6組  唐木田一道

 本日の講習では、人の命をどのようにして救うのかを学んだ。自分の体力だけで人を助けるということがいかに辛いかを知った。

 すぐに対応できる人間になりたい。

昇降口前の机には・・・。

昇降口前の机には、いくつもの教科からの自学自習用の教材が並んでいます。松高塾の教材、授業の復習用、入試に向けての実力養成、時事ニュースなどなど。必要であれば誰でも持っていって構わないというものも多いです。意欲あるものは貪欲に学習に取り組んでください。

 

【理数生物】体細胞分裂の観察

理数生物  6月24日(金)  4限

1年生の理数科で、タマネギの発根種子を使った体細胞分裂の観察を行いました。

△下処理をしたタマネギの発根種子をスライドガラス上で、先端部分(頂端分裂組織)を切り取る。

△押しつぶし、ようじの頭でたたき、押し広げる。

△各分裂期をスケッチする。

△視野中の各分裂期の数を数える。

△細胞の数から、細胞周期(一周期を22時間として各分裂期にかかる時間)を計算する。

△一人一人のデータを入力し、クラス全体のデータから細胞周期を計算する。

生徒の感想  (1年 理数科  井町脩斗  ふじみ野市立大井東中学校出身)

 タマネギの根端細胞に固定、解離、染色の作業を行い、それを顕微鏡を使い観察した。そして核や染色体の状態ごとに細胞の個数を計測し、タマネギの根端細胞で行われている体細胞分裂がどれほどの周期で行われているのかを考えた。この実験では、まず、解離の作業が少し難しく、細胞どうしの重なりを減らすために押しつぶすときの力加減に悩まされた。また、細胞の計測も大変だった。視野に200近い細胞があるところからわずかな差を見分けるのはとても疲れる作業だったが、それを丁寧にこなしたおかげで望ましい結果を得ることができた。

【SS科学探究Ⅱ】化学分野

6/21(火)7限 理数科2年 SS科学探究Ⅱ(化学分野)の様子です

化学分野は3つの分野に分かれて実験をしています。

①廃液処理班

卵の殻、チョークなどの炭酸カルシウムを焼いて、酸化カルシウムを作り、重金属廃液を処理する実験です。

 

②銅鏡班

銀を析出させて鏡のようにする実験は、銀鏡反応として有名ですが、この班は銅イオンをつかった銅鏡の作成を行っています。硫黄系の入浴剤を用いた方法が知られていますが、該当の入浴剤が販売停止になっていたので、代用品を探して銅鏡が作れないか検討しています。

 

③金属樹班

金属イオンと金属板を組み合わせて、溶けていた金属を析出させる実験です。析出した金属が枝のようにのびるので金属樹といいます。この班は、電気を流したときにどのように金属樹の形が変化するかを調べる予定です。現段階では、金属板と金属イオンの濃度を変えて、見やすい枝をつくるための条件を探しています。

 

【SSH】英語研究発表会

6月4日(土)坂戸市文化会館ふれあで英語研究発表会を実施しました。

3年ぶりに他校の参加があり、熊谷西高校、松山女子高校、大妻嵐山高校も参加しました。

 

ステージでは6月1日(水)に実施された予選を通過した、8本の口頭発表がありました。

 

司会は生徒が担当し、進行も英語で行いました。

 

質問の時間では、松山高校生からだけでなく、他校の生徒からの質問もあり、大いに盛り上がりました。

 

 評価の高かったプレゼンを紹介します。

 

 

American Planarian`s no eyes body(headless) Phototaxis.pdf

 

 

 

 

 

Induction of sexualization by giving estradiol,
and A combination of powerful sex inducing substance common to the two species of planarians.pdf

 

 

 

The Discovery of intergeneric hybrid between
Dugesia japonica and Girardia drotocephala
biparental inheritance in these hybrids.pdf

 

口頭発表後はホワイエやステージで3年生の全ての研究14本、熊谷西高校から6本、大妻嵐山高校から1本の全21本のポスター発表がありました。他校の研究を知る貴重な機会となり、お互いに熱心に質問する姿が見られ交流が深まりました。

 

 

生徒の感想

1年理数科 井上泰成(滑川町立滑川中学校出身)

英語研究発表会では3年生がSS科学探究でいろいろ調べたり研究したりしたものを英語にして発表するというもので、会場には松山高校の生徒や他の学校の生徒、大学の先生などが発表を見に来ていました。

3年生の発表はとてもレベルが高く今の自分とは全く比べ物にならず3年後自分があんなに上手に発表できるようになるのかと思いました。また発表は英語だったので日本語の資料がないと理解できない部分も多くありましたが、スライドの図やグラフでもわかりやすくなっていて、そこでも3年生のすごさを感じました。これから3年生に近づけるように努力したいと思いました。

 

2年理数科 倉沢翔太(寄居町立城南中学校出身)

6月4日に坂戸市文化会館でSSH英語研究発表会を行いました。この発表会は3年生が3年か研究してきた内容を英語で発表し、いろいろな先生方に聞いていただく会です。

私も来年、英語の発表会をやるので今回の会はいろいろなことに注目して見ていました。特に発表者の方々は原稿を見ずに暗記をして自信を持って英文で発表していたのはとてもすごいと思いました。来年度自分がやるときは自信を持って発表したいです。また、他校の生徒の発表も見ることができ、とても有意義な発表会になりました。

 

3年理数科 中野律久(川越市立名細中学校出身)

今回のSSH英語研究発表会では2月に日本語で発表した物を英語で行った物だ。原稿やスライドはもちろん、質疑応答などもいくつか英語で行った。始めは分かりやすいように英訳するのも一苦労だった。さらに覚えるのも大変で発音や抑揚を気にすることが出来なかった。しかし、外国人講師の方が細かくチェックして指導してくださったおかげで、良い発表会にすることが出来た。また予選の時の評価でアドバイスされたところを活かして、本番では改善し、より良い物になったと思う。

ビブリオバトル!!

皆さんビブリオバトルって知ってますか?

 

ビブリオバトルとは新しいスタイルの書評合戦です!!!

と言ってもわからないと思うのでもう少し丁寧に笑

発表者たちがおすすめの本を持ち寄ってそれぞれ発表し、発表者と観客が1番読みたくなった本を選ぶものです

松山高校では毎年ビブリオバトルという物を行ってます

この活動は国語の時間に行っているのですが、個人的にすごくレベルの高いことだと感じます。

国語学習の4つの分野、読む、書く、話す、聞く、この全ての力を必要としているからです。

普段の活動だとどうしても読むが多くなってしまいますが、このビブリオバトルでは選んだ本を【読む】、原稿を【書く】、みんなの前で本の紹介を【話す】、発表者の発表を【聞く】、このように国語力の結晶のような催しです。

 

しかも今回は図書館で行いました!!

 

本に囲まれながら本の話をし、新しい本の知識を得る、、、、

控えめに言って最高ですね

図書館という場所で行ったことでより積極的に活動出来たと思います。

司書さんからもっと他の図書館の利用方法を!と言われて今回の話が決まりました

松山高校にはこんなに立派な図書館があるのだし、こんなに熱意のある司書さんがいるのに使わないなんて勿体ないですよね

教室とはまた違った場所で学習することもいい経験になったと思います

これを機に友達が紹介した本を読んだり、自分が紹介した本の魅力を見つめ直したり、本という物の素晴らしさをもっと感じて欲しいと思います。

 

個人的な話ですが、図書館を散歩してみるのは楽しいと思います〜

何となく本棚の間を歩き回って、ふと気になったりして立ち止まる。手に取って読んでもいいし、読まなくてもいい、とにかく出会う。

そういった本との出会いはかけがえのないものです。高校生という時期にもっとたくさんの本と出会って欲しいものです。

今度はどんな本と出会えるでしょうか