松高日誌(令和4年度)
【SSH】SS理数数学Ⅱ 大学出張講義
12月15日(木)2年理数科生徒と特進希望者生徒を対象に東京電機大学 理工学部 教授 硲文夫先生を講師にお招きして、大学出張講義を実施しました。
今回のテーマは「A4のふしぎ」です。
私たちが日ごろ目にしている紙のサイズには、実は意外な事実が隠されていることを、実際に紙を使って試してみたり、計算したりして確かめました。
紙を折ったり重ねたりしながら、ああでもないこうでもないと試行錯誤しています。
A4に隠された秘密の1つとして、一般的にA版、B版の紙のサイズは縦横比が1:√2になっている、ということがあります。
これは半分に折った時に相似形となるサイズです。これにより紙を無駄なく利用できるというメリットがあります。この√2は計算で導き出すことがでます。
また、A0のサイズは841mm×1189mm、B0のサイズが1030mm×1456mmなのですが、掛け算して面積を出してみると
A0は841mm×1189mm=999.949㎟≒1㎡
B0は1030mm×1456mm=1499.680㎟≒1.5㎡
となるのです!これは偶然ではなく、そう決めた人がいるようです。
この紙のサイズを考えた人、マジで神!
生徒たちは紙のサイズという身近なところに潜む数学に興味津々な様子で講義を聴いていました。
生徒の感想 島意綱(東松山市立東中学校出身)
今回の数学探究では、東京電機大学の硲先生による「A4のふしぎ」という講義が行われた。この講義では、なぜ紙の縦横の比が1:√2なのかという「紙のサイズについて」と、この世界に存在する「黄金比」や「A4の紙の3つ折り」という3つのテーマについて話をしていただいた。自分たちで黄金比を求めたり、紙を折って比を証明したりしました。手を使いつつ頭を使う講義だったので最後まで楽しく学ぶことができた貴重な時間になった。高校2年生の12月ということもあり、大学への講義への興味がまし、大学や学部選びの良い機会となったと思う。これからもこういった行事を大切にしていきたい。
100周年記念事業 SS立志講演会
12月22日(木)の5,6時限目に、埼玉県立松山高等学校100周年記念事業である、令和4年度SS立志講演会が開催されました。
1,2年生を対象に、講師に本校OBでもある中央大学理工学部教授の中村太郎先生をお迎えし、「”やわらかい”生物型ロボット研究と実用化への挑戦ー「ワクワク感」と「使命感」の追究ー」というタイトルでご講演いただきました。
生物たちの”やわらかい”動きを取り入れた、ソフトロボティクスという分野の最先端の研究のお話や、中村先生ご自身の高校時代のお話など、多くの貴重なお話をしていただきました。
後輩である松高生へのメッセージもあり、生徒たちの大きな励みになりました!
【理数物理】ガラスの屈折率の測定
12月22日(木)2年の理数科でガラスの屈折率の測定実験を行いました。
生徒の感想 (2年 理数科 関口太一朗 ときがわ町立玉川中学校出身)
今回の実験では、ガラスの屈折率の測定をしました。直方体のガラスを紙の上に固定し、奥側と前側に二本ずつ重なって見えるように虫ピンを立て、それらの角度の差を三角関数を用いて導き出しました。
原始的な方法で手動で作業をするので誤差は出てしまいますが、その分原理を理解しやすく確実な実験だったと思います。また、キャノーラ油の中にガラスを入れると見えなくなるという実験も面白かったです。そうなるという知識はありましたが、実際に見てより深く理解することができました。
直方体のガラスの側面をのぞくき、すべての虫ピンが重なるように虫ピンを立て、ガラスの位置と虫ピンを刺した位置から作図をして、屈折率を求めます。
屈折率に関する実験おまけ① 水の中で、バナナの文字が消える!
屈折率に関する実験おまけ② パイレックスの容器を油に入れると消える!
松高生が欲しいクリスマスプレゼントとは…?
クリスマスを目前にひかえた今、松高生がクリスマスプレゼントとして欲しいものは一体何でしょう…?
1年生のあるクラスを対象に調査してみました!!
1位 金
2位 彼女
3位 運
以上の結果となりました。手に入れるには、なかなか手ごわいものたちです…。
次に、冬休みにしたいことを調査してみると…
1位 ゲーム
2位 温泉
3位 だらだら過ごす・たくさん寝る
という結果となりました。他には「ある先生に柔道で勝つ!」といった力強い回答もありました。
最後に、今の悩みを聞いてみると…?
「駅から学校が遠いこと」「女子が学校にいないこと」
この2つがあがりました。こちらも解決するにはかなり難しそうです…。
あと少しで冬休みに入りますが、この期間は日頃できないことに挑戦できるチャンスです。
自分の目標に少しでも近づけるよう、達成できるよう頑張りましょう。
【科学探究Ⅱ】化学実験
理数科2年生の化学部門の探究活動です。
[金属樹班]電気を流したときに、金属樹がどのようになるかを探究しています。
金属樹の形の変化をどうはかるのか、試行錯誤中です。
[銅鏡班]販売しなくなってしまった薬品の代わりになるものを探し、きれいな銅鏡をつくれるように試行錯誤中です。
[めっき班]銅板へのビスマスのメッキを試みています。
[化学部]放課後は、化学部も実験に参加していました。
触媒となるゼオライトを活性化させるために、いろいろな金属イオンを作用させています。
百人一首大会 in 図書館
2007年に連載が開始された『ちはやふる』(末次由紀・講談社)の50巻(最終巻)が2022年12月13日に発売されました。本校の司書さんが、図書館の一角に作った『ちはやふる』コーナーがあります。素敵です!!
『ちはやふる』を読んでいた人も、読んだことがない人もこの機会にぜひ、図書館を訪れて欲しいです。
12月16日に『ちはやふる』50巻の発売を記念して、2年3組で百人一首大会を実施しました。初めて百人一首をやった生徒もいたようですが、皆、真剣に取り組んでいて、楽しそうでした。
バレーボール部
今日はオープンスクールで部活動の見学も実施されました。
その中でバレー部についてご紹介します。
二年生の修学旅行、そして後期二次考査も終わり
いよいよ本格的に部活動が再開しました。
とはいえまだ再開4日目、
まだまだブランクを感じさせる様子です。
練習では基礎練習に加え、
ゲーム形式のより実践的な練習に取り組んでいました。
来月の新人戦に向けて、
また、今月来月と合わせて10校以上との
練習試合に向けて練習に励んでいます。
怪我人や出停などでなかなか全員が揃って
練習をするということができていない状況ですか、
その中でできるベストを尽くしてほしいです。
ノーシードで挑む新人戦は非常に過酷なものですが、
なんとか地区予選を突破し、県大会で良い成績を残すことを願ってます。
【理数生物】探究的な実験~酵素の性質~
12月5日(月)1年理数科の理数生物の授業で探究的な酵素実験を行いました。
今回の実験の目的は、過酸化水素を分解するカタラーゼの最適温度と最適pHを実験結果をもとに考察することです。
生徒たちは前回の授業で、班ごとにカタラーゼの最適温度や最適pHはどれくらいかを根拠を元に仮説を立て、それを確認するための実験を班ごとに計画しました。
実験当日は各班の実験計画書をもとに、用意された実験道具の中から自分たちの実験に必要な物を選び、それらを使って実験を行いました。
班のメンバーと確認し合いながら、意欲的に取り組む生徒たちの姿が見られました。
最後に、得られた実験結果から、酵素の性質について班ごとに検証し発表しました。
生徒のプリント
自分たちで考えた実験を実際にやってみる楽しさと難しさを感じた生徒たち。ぜひ次の実験につなげて欲しいと思います。
生徒の感想
・今回は自分たちで実験をしたことで、順序づけて行うことの大変さと、それに見合った楽しさがあり、とてもいい実験の時間を過ごせました。
・自分たちが予想してたものに近い結果が出たので、自分たちの仮説が正しかったことが分かりました。
・今回の実験(pHに関して)では、特に溶液のpH以外の条件を変えないようにすることを意識しました。例えばレバーの重さや過酸化水素水の量を一定にしたり、できるだけ均一な力で混ぜたりました。このような実験の時には、より条件を等しくする必要があります。実際に実験をしてみると、足りない物や工程が分かったり、思うようにことが運ばなかったりすることが多かったので、実験の計画では自分たちのしたいことと、現実的に実現可能なのかを十分に検討する必要があると分かりました。
【日誌】松高の知らないジャムの世界?
生徒がご家族と松高産カリンでジャムを作ってくれました
本日は考査最終日でした。全力を出し切って疲れた人も多いのではないでしょうか。
そんなときには甘いものを食べて元気を出しましょう。
松山高校はたくさんの樹木があり、その中にはカリンの木もあります。
先日生徒がそのカリンを大量に持ち帰りお家でジャムを作ってきてくれました。
初カリンジャムです。オレンジ色がとっても美しい!
部活終わりに生徒と一緒に食べました。
酸味があって、香りが良くとてもおいしかったです。
ありがとうございました。ごちそうさまです!
3年生は明日から特編授業、入試に向けてラストスパートです。
カリンなど喉に良いもの、体に良いものを摂りながら
体調管理に気を配りましょう。
【化学基礎】中和滴定
11月から12月にかけて、1年生の化学基礎の授業で中和滴定の実験を行いました。実験の機会があまりなかった3年生も行いました。
生徒の感想 (1年 特進クラス 倉橋悠太 川越市立大東中学校出身)
私たちは中和滴定という実験を行いました。中和滴定とは、濃度不明の酸または塩基を濃度が分かっている酸または塩基で中和し、濃度を求める実験です。
今回の実験で使った実験器具の内、大半は初めて使う器具でしたが、一つ一つの操作を丁寧に正しく扱えたと思います。また、今まで教科書でしか見た事のないフェノールフタレイン水溶液の変化を実際に見ることができ、とても良い機会となりました。もし次の機会があれば再度実験に参加したいです。
まずは準備から。
10倍に薄めた食酢を10mLコニカルビーカーに取りフェノールフタレインを加えます。
ビュレットには水酸化ナトリウムを入れます。
準備が出来たらいざ滴定開始!
淡いピンク色を目指して大胆かつ、繊細に水酸化ナトリウムを滴下していきます。
ビュレットの目盛りを真剣に読んでいます。このデータをもとに食酢の濃度を計算します。
【生物部】日本分子生物学会
12月2日(金)幕張メッセで行われた日本分子生物学会に生物部が参加しました。
日本分子生物学会は生物学に関する幅広い領域をカバーし、7千名を超える研究者が一堂に会する、日本でも最大規模の生物系の学会です。この会では、今後の分子生物学を担う高校生と研究者の交流を図るため、高校生の研究発表(ポスター/口頭発表)を行っているのです。
松山高校からは生物部2年の水谷君がプラナリアの研究についてポスター発表をしました。
松山高校生物部の卒業生で慶応大学4年生の星野君がポスターを見に来てくれました!
生物部員達は本物の学会の雰囲気を充分に感じてきたようです。
生徒の感想 水谷瑠伽(嵐山町立玉ノ岡中学校出身)
今回私は分子生物学会で研究発表をしました。思いのほか大学や企業もポスターやブースがたくさんあり、見る側としても非常に楽しかった。私は高校生の部でポスター発表をしました。ポスタータイトルは「生理学的系統のプラナリアが持つ特徴について」で、内容はプラナリアの季節によって生殖方法を転換させる系統についてです。
私は緊張していたのであまり自主的に動けていないことも多かったが、自分で思っていたよりも研究に対しての思いを伝えられてよかった。教授の方々の視点から自分では気づけないようなことにも気づかされ、自分の研究が発展するような気がした。この経験を今後の研究に生かし、発展させていきたい。
【理数科】化学特別講義
12月2日(金)理数科1年生対象に化学特別講義を実施しました。
現在の松山高校理数科はカリキュラムの関係で1年で化学の授業がありません。
そこで、生物を学ぶ上で知っていた方が理解しやすい化学の基礎的な知識について、化学科の遠藤先生に講義していただきました。
陽子や中性子、電子など原子の構造の話から始まり…
結合についてや、最外殻電子、価数やイオンの話などを1時間でギュギュっとコンパクトにまとめて講義していただきました。
授業の合間に生徒から「なるほど」と理解が進んだ様子の言葉や「生物でやったところだ!」という声が聞こえ、生物と化学という科目にとらわれない学びにつながった様子がうかがえました。
【物理部】山車ロボットコンテスト
11月27日(日)物理部1年ロボット班の6人の生徒がウェスタ川越で開催された山車ロボットコンテストに参加してきました。
川越まつり山車ロボットコンテストは、東洋大学理学部機械工学科が主催するコンテストです。
山車に見立てた自律型ロボットを指定の位置に移動させて演技を行わせ、演技の芸術性と技術性を競います。
埼玉県川越市で毎年秋に開催される「川越祭り」は絢爛豪華な山車が有名です。そのため、高度な技術だけでなく芸術面も要求される大会です。
山車ロボットコンテストは、科学技術への興味を抱いてもらうと共に、伝統文化の理解を深めてもらうことを目的として実施されています。
今回はインフィニティとフィニティの2チームが参戦し、フィニティが審査員特別賞を受賞しました
生徒の感想 山中亮 (東松山市立松山中学校出身)
今回、私たちが参加した東洋大学理工学部主催の山車ロボットコンテストは、山車に見立てて製作したロボットを動かし、川越の町並みを模したコースの決められた位置に移動させて山車のからくりに見立てた演技を行わせる競技と、いかに速くすべての道を回れるかを競う競技が行われました。私はロボットの制御プログラムの制作を担当しました。練習ではすべてうまくいったのですが、本番では練習のように動かず、演技もできずとても悔しかったです。この大会を通してロボットのプログラムを作ることの難しさがわかりました。来年は今回の反省を生かして頑張りたいです。ちなみに私たちのロボットは審査員特別賞をいただきました。
【理数科】理数科体験授業
11月5日(土)理数科を希望する中学生対象に理数科体験授業を実施しました。
はじめに各教室をオンラインでつないで、理数科SSH主任と理数科現3年の担任から松山高校理数科について話がありました。
その後、物理・化学・生物・地学・数学の体験授業を行いました。
それぞれの科目には松山高校の生徒がTA(教員補佐)として入りました。
数学では「パスカルの三角形の考察」についての授業が行われました。
初めに、松山高校OBでもある田島先生から自らの体験を交えて理数科の紹介をしていただき、その後探究的な授業が展開されました。
関連して、フィボナッチ数列やウサギのつがいの数やミツバチの家系図など数学から生物にまで話が広がりました。
物理では光の性質について学びました。
光の分散と屈折、光の散乱、偏光などについて実験を通して学びました。
化学ではケミカルガーデンを作りました。
ケミカルガーデンとはケイ酸ナトリウムの水溶液に個体の金属塩の結晶を入れることで析出される樹状の結晶のことです
溶液に入れた金属塩の表面で半透膜が形成され、それが壊れることを繰り返して結晶が伸びていく様子を観察しました。
生物では顕微鏡の基本的な使い方を学んだ後、スギナの胞子を観察しました。
スギナの胞子に息を吹きかけると、形が変化するのを顕微鏡観察したのち、その現象が起きる原因は何か?を班ごとに仮説を立て実験を組み立て、実際に実験しました。
そして、その性質がスギナの生存戦略にどう生かされているのかを検討しました。
スギナの胞子に加湿器で湿度を与えているところ。
地学ではコハクを磨いて、コハクに閉じ込められた昆虫を観察しました。
中学生の感想
・ 虹の7色がニュートンによって決められた話など知らなかった面白い知識を得ることが出来ました。(物理)
・光について詳しく知ることが出来ました。光に波があることを始めて知りました。先生の話し方や実験内容もとても面白かったです。虹の作り方も初めて知ったし、水滴によって光が屈折して赤や紫などに光が分かれることに驚きました。毎日こんな楽しい授業を受けられると考えると、さらに松山高校へ行きたくなりました。(物理)
・自分がやりたい条件で実験が出来たので楽しかったです。理数科の先輩方が色々なことを教えてくれたので、すごくやりやすかったです。(生物)
・磨かれたコハクを見たら虫が何匹も入っていてすごいと思いました。100万年前とかものすごく時間がたっているのに虫が残っているのがすごいと思いました。(地学)
・高校の内容は理解できないかと思っていましたが、分かりやすく教えていただき大体理解することが出来ました。PaのPが大文字の理由やCの記号の意味などの雑学も入って面白かったし、生物との関連もあってすごくよかったです。数学への興味がさらに深まりました。改めて松高理数科に入りたいと思いました。(数学)
・物質ごとに(ケミカルガーデンの)伸びやすさや太さや色に違いがあって、化学実験の楽しさを実感しました。先輩の方々に物質について聞いたときに快く答えていただけてありがたかったです。(化学)
松山高校生徒の感想
・ 中学生と一緒に実験が出来て楽しかった。教えるにはそれなりの知識が必要であることが分かった。(化学)
・これから受験する中学生と良い雰囲気で話すことが出来たので楽しく学習することが出来ました。自分にとっても教えることはとても勉強になりました。(化学)
・自分の知らないことも知れたし物理も面白そうだと思うような授業でした。これからに活かせるようにしたいです。(物理)
・事前学習で学んだ内容以外に授業でも面白いことを多く学べたので終始楽しかったです。(物理)
・スギナの胞子がなぜああいう性質なのか、というところまで中学生がたどり着けないと思っていましたが、たどり着けたのですごいと思いました。今回参加した中学生が理数科に入ってくれるといいなと思いました。(生物)
・みんなしっかり取り組めていて、楽しそうにしている人もいてよかった。理数科の生徒の話も中学生にとって進路を考える良い機会だと思った。(地学)
・みんな黙々と一所懸命にやっていていい雰囲気でした。優秀な子がたくさんいて来年入ってくる後輩が楽しみです。(地学)
松一小科学教室
12月1日の午後に、松山市立松山第一小学校の6年生が本校に来校し、地学・物理・化学・生物に分かれて科学教室を行いました。科学系部活動の生徒(主に1年生)がサポートに入りました。
詳しくは後日掲載いたします。下の写真は化学の教室です。
小学生は楽しんでくれたでしょうか?
【生物部】我ら荒川水質調査隊!
11月13日(日)生物部生徒5人が全5日間の日程で行われた「農業・環境・自然」高校生体験活動の最終日に参加してきました。
この日は大宮駅に集合し、荒川の柴川用水門付近から船に乗りました。
川の各地点で水質調査の水を採取しながら荒川を河口まで下っていきました。
調査のための水は、ロープをつけたバケツを船の上から降ろして採取しました。
その後、荒川治水資料館で川と海の連続性について調べ、まとめました。
生徒たちは5日間の体験活動を通して、環境について様々なことを学んだようです。
生徒の感想 大沢智哉(川越市立霞ケ関東中学校出身)
今回は8月より開始した高校生農業体験の最終日として船での荒川~東京湾の水質調査ののち、荒川治水資料館での見学をかねた振り返り活動を行った。当日は13時より雨の予報だったため河口3Km地点での下船となってしまった。また、当日はテレビ埼玉の撮影クルーが活動の様子を撮影しており、振り返り活動後は私を含めた3人がインタビューを受けた。
これらの体験を通して今後われわれに何ができるか?それぞれグループに分かれて話った結果
・体験活動の場を増やす
・プラスチックごみを削減する
・自然と人間の付き合い方の考察をすべき
などの話にまとまった。私も1つ目のグループの結論と同じ考え方だ。私は体験活動のおかげで人の活動と自然とがイコールの関係であることを初めて実感し、個人的な発見もすることができた。
振り返りの時間で我々体験学習の中から革命的なアイデアを生み出すことは困難である。そこで多くの学生にこの体験活動を受けてもらうことで、今後我々に何ができるのか?という過程に対する画期的なアンサーに期待したい。
テレビ埼玉のインタビュー緊張しました…
大沢くんが、テレビ埼玉のインタビューを受けているところ
当日食べたお弁当です。おいしそう!
【記念館】1年5組記念館見学
1年5組がLHRの時間にリニューアルした記念館の見学をしました。
1年5組の副担任の松崎先生は松山高校の卒業生でもあります。
松崎先生に松山高校の歴史について解説して頂きました。
2階の資料室には松山高校の歴史を物語る資料が展示されています。
生徒たちは松山高校の歴史を知ることで、松山高校に対する思いをより一層深くしたのではないでしょうか。
クラス全員がそろっていたので、記念館前で集合写真を撮りました。
真面目バージョン
ポーズバージョン
100年後、この写真が松高資料館に展示されるかも?
2学年修学旅行前学年集会
本日、2年生は1日、11月27日から11月30日までで行われる修学旅行前の事前指導を受けています。
校長先生や学年主任の先生の話を静かによく聞いています。
感染症対策をしっかりとして、安全な修学旅行にしてほしいですね!!
学校には2年生がいなくなりさみしくなりますが、次回登校する日には元気よく登校
してくれることを願っております!!気をつけて行ってきてください!!
明後日は第58回比企一周駅伝!
本日の午後は、明日の勤労感謝の日を挟んで開催される、第58回比企一周駅伝の開会式が開かれました。
校長先生からの「愛する者のために走れ!」の言葉に、静かに熱くなっていました。
↑選手宣誓をする3年生
各クラスの代表選手15人以外の生徒も大会運営のために働きます。
↑各中継所でストップウォッチで計時を行う担当生徒たちの確認作業の様子
駅伝当日は天気が回復するようですが、どのクラスも無事に怪我無く全力を尽くせることを願っています!
【化学】ガスバーナーの使い方・アルコールの爆発
なかなか実験を経験できなかった3年生の化学で実験を行いました。ガスバーナーの使い方から燃焼・爆発についての実験です。
まずは、ガスバーナーを分解して構造を確認してから火をつけます。
ガスバーナーの炎には、外炎と内炎があり、針金を熱して温度を確かめます。熱い方が先に赤くなるはず!
さらに同じ鉄であるスチールウールや鉄粉を燃やしてみます。
次に、側面下方に穴を開けた缶にメタノールを入れ、紙コップで蓋をして側面の穴から点火する。メタノールが爆発すると、紙コップが飛びます。
どのようにしたら、より勢いよく紙コップを飛ばせるだろう?
生徒の感想 3年7組 目黒颯斗(滑川町立滑川中学校出身)
私たちが行った実験は、ガスバーナーを使って針金や鉄粉を燃やして燃え方を比較しました。さらに、メタノールに火を近づけて爆発を起こす実験を行いました。
この実験から考えられることは、針金と鉄粉を比較すると鉄粉のほうが燃えることから、同じ物質でも表面積が大きくなるほど燃えやすくなることがわかりました。そのため、液体よりも気体のほうが粒子が細かくなっていることから、気体の表面積は液体よりも大きいと考えられます。よって、気体のメタノールの割合が多いほど爆発の威力は高くなると考えられます。
第3回学校説明会
本日は学校説明会でした!
参加して下さった方々、本当にありがとうございました。
本日の記念館です。
空、雲、記念館のバランスが美しい!
松山高校では今後もオープンスクール等の開催が予定されています。
まだまだ松高を見るチャンスがございますので、是非参加して下さい!【詳しくはこちら】
【体育祭】思い残すことなく
11月16日(水)松山高校グランドにて、雨天により実施できなかった体育祭種目を実施しました。
10月6日に実施された体育祭は、雨天のためすべての競技を行うことが出来ませんでした。そのため、生徒たちは体育祭に対して中途半端な気持ちを持ち続けていたのではないでしょうか。
その気持ちを晴らすような快晴の下、綱引き決勝、80mハードル決勝、4×100リレー決勝、走高跳決勝が行われました。
当日は40分×6の短縮授業とし、浮いた1時間を体育祭未実施種目の実施に充てました。
短時間ではありましたが、生徒たちは精一杯綱を引き、走り、跳び、思い残すことなく体育祭を終えることが出来たのではないでしょうか。
松高一長くて短い体育祭は、3年1組の優勝をもって幕を閉じました。
【理数科・特進クラス】科学の甲子園
11月5日(土)科学の甲子園埼玉大会が総合教育センターで行われました。
科学の甲子園は、高等学校等(中等教育学校後期課程、高等専門学校を含む)の生徒チームを対象として、理科・数学・情報における複数分野の競技を行う取り組みです。
松山高校を代表して2年理数科・特進クラスから6人の生徒が選抜され、予選会に向けて遅くまで残り、実技の事前課題に取り組んでいました。
実技では、プロペラとモーターで作ったプロペラカーを幅600㎜×長さ1200㎜の走行エリアを走らせ、リターンエリアで反転機構を使い、向きを変えることなく逆走して、ゴールするというものです。
反転機構をどのような構造にするのか、生徒たちはあれこれアイデアを出し合いながら試作品を製作していました。
10月28日
10月31日
11月2日
反転機構の試作品の数々
そうして迎えた当日。物理・化学・生物・地学・数学・情報の学科試験と実技試験がありました。
公式キャラクターのアッピンくんと。
実技では思ったようにプロペラカーが動かなかった場面もありましたが、総合で20チーム中6位の成績を残すことが出来ました。
残念ながら予選突破はできませんでしたが、生徒同士で協力して課題をクリアするという貴重な経験が出来たようです。
生徒の感想 本田涼介(深谷市立川本中学校出身)
科学の甲子園では、他高との交流もあり、とても楽しかった。物理の筆記では内容がすごくおもしろかったのに、時間が短かったので、もっとじくり読みたかった。本当は数学もやりたかった。あと過去問の開示をしてほしい。実技では、あんなに試作したのに試作で使っていた教材と本番での材料の硬さが違って、うまく作れなかった。審査員の人は「応用力も評価の対象」と言っていたので、自分たちの力不足であることにかわりはないけど、やっぱりかなり悔しかった。出来上がった車が地味に速かったので、なおさらだった。競う内容が理科や数学、情報だから、会場には独特の雰囲気があって、個性的な人たちが集まっている感じがすごかったです。
【松高記念館の秋】
【松高記念館の秋】
令和4年11月5日(土)
松高記念館リニューアルを記念して、「松高記念館の秋」がゆったりと開催されました。
吹奏楽部による演奏に続き、本校吹奏楽部OBの寺谷光さんとゴトウダリョウタさん、プロのミュージシャンお二人による演奏がおこなわれました。
こちらはトロンボーンを演奏する寺谷さんです。
オリジナル曲やスタンダードナンバーを含む4曲が演奏され、会場からはあたたかい手拍子が沸き起こりました。。
お二人の演奏の後は、記念館のライトアップ。
秋の夕暮れのひと時、参加者の皆さんにはお楽しみいただけたでしょうか?
"秋"の次は"冬"?
【地学部】天体観測
11月8日(火)地学部と松山女子高校地学部による合同天体観測会を行いました。
この日は442年ぶりとなる、皆既月蝕と月蝕中に月が天王星を隠す天王星蝕が起こりました。
松山女子高校から20名程の地学部生徒が来校し、月蝕の様子をを観察しました。
松山高校からは地学部以外にも、月蝕観察のためにナイター照明を消してもらったため部活が早めに終わった野球部員や、取材に訪れた新聞部員、そのほか興味のある生徒たちが世紀の天体ショーを見に屋上の天体ドームに集まりました。
松山高校の屋上には昭和40年代の校舎建て替えに併せて設置された天体ドームがあり、松山高校創立90周年の際に導入された150mm屈折式天体望遠鏡が格納されているのです。
ドームの中では刻一刻とその色合いを変えていく赤銅色の月をモニターで観察しました。
天王星がまもなく月に隠れるところです。
天王星が月に隠れる瞬間です!
月から再び天王星が姿を現しました。
このタイミングは皆既月蝕は終わっていて、部分月蝕した月からの天王星となります。
PDFはコチラ→皆既月食・天王星食.pdf
写真は全て地学部生徒による撮影です。
次に皆既月蝕と天王星蝕が見られるのは322年後とのことです。
【理数科体験授業】
本日午後中学生対象の理数科体験授業(数学、物理、化学、生物、地学)が行われたくさんの中学生が来校しました。ご来場ありがとうございました。
スキーチューナップ
本日スキー部ではカンダハーの方が来校し、スキー板のチューナップを教えていただきました!!
スキー板のセッティングは大会で勝ち進む為には必要不可欠です!
セッティングの習熟度は大会の成績に直結します!
普段学ばないことを専門の方から教えていただけることはそうはありません
是非吸収して部員たちの力になってほしいですね
熱中して聞いていますね
わかりやすく、黒板を使って説明していただきました!
先生みたいですね、、、!!
実際に触って説明を感覚でも掴みます、、!
松高スキー部では定期的に外部の方にスキーについて学ばせていただく機会を設けています
これからも頑張ります!!
【家庭基礎】調理実習最終回(中国料理・きゅうりテスト)
中華鍋で炒飯を作る季節がやってきました。
最初の調理実習は日本料理、2回目は西洋料理、最終回の今回は中国料理(炒飯、油淋鶏、あんかけスープ、杏仁豆腐)を作ります。
中華鍋を使って自分の炒飯は自分で作ります。米をこぼすまい、と楽しみながらも真剣に取り組んでいました。
鉄鍋で料理をすると鉄分も摂取できます。駅伝に向けて、鉄鍋たたいて鉄分を摂りましょう。
きゅうり検定(2mm以内の厚さ、30秒で何枚切れるか)も実施しています。
50枚が合格ラインですが、今年は何人合格するでしょうか。
そして、毎年100枚以上切る強者が出てきます。今年のトップは誰だ?!
芸術鑑賞会
10月21日(金)、東松山市民文化センターにて芸術鑑賞会が行われました。
東京サロンシンフォニーオーケストラをお招きしての芸術鑑賞会。特別ゲストとしての本校吹奏楽部や応援団との共演もあり、とても素敵な時間を全校生徒で、会場全体で共有することができました。東京サロンシンフォニーオーケストラのみなさん、本当にありがとうございました!
【生物科】理数生物 樹木の同定
1年理数科では理数生物の授業で、植生について学んでいます。そこで中庭にある樹木を題材にした実習を行いました。
これは生態系の分野で身近な植生についての実習です。
前の授業で学んだ、葉の形や葉の付き方、ふちの形や落葉か常緑かなどの特徴から、樹木を把握し、樹木を調べるサイト(樹木検索くん)なども使って、中庭にある木を同定し、配置図を作成しました。
また、調べた樹木の高さを大まかに区別して、階層構造を考えました。
よく似た葉もあり、区別しにくいものもありますが、生徒たちは丁寧に観察して木の種類を同定していました。
途中、雨がぱらつき始め、傘をさしての実習となりました。
教室に戻って、班で結果を持ち寄り、配置図と階層構造を完成させました。
身近な樹木を知ることから生態系や多様性について考え、樹木の生存戦略について考察しました。
この道
11月下旬に比企一周駅伝が実施されます。
そのため、あと少ししたら、体育の授業で4.8kmの練習が始まると思います。
ジョギングコースは、1周 1.2kmです。
この道を、実業団や大学で活躍する先輩方が走ったのかと思うと、より頑張れそうですね。
練習は大変だと思いますが、駅伝に向けて、頑張ってください!!
3年生物実験~ウニの発生編~
3年生の生物の授業で、ウニの発生実験を行いました。
お茶の水大学 湾岸教育研究所様からいただいたキタムラサキウニの受精卵と精子を使って、
顕微鏡を通して、自分たちの目で生命の誕生を観察しました。
0.08mmほどの大きさしかないウニの受精卵と、私たちの受精卵はほぼ同じ大きさです。
こんなに小さな1つの細胞から、ここまで大きく成長したんだという実感から、
改めて生物の不思議さと面白さに気づけた良い実験となりました。
現在は、生徒たち自身が受精をさせた卵を飼育し、引き続き観察しようとポケット飼育を行っています。
今のところ、プルテウス幼生の4腕まで成長しています。
生徒たちは、この透明で神秘的な魅力ある幼生に名前(例えば、うーくん)をつけて、とても可愛がってくれています。
生き物を飼うという経験を通して学んだことが、生徒たちの心をさらに成長させてくれることでしょう。
【生物部】「化学と生物」10月号に研究が掲載されました!
日本農芸学会が発行している会誌「化学と生物」10月号に生物部の研究が掲載されました!
掲載されたのは「雄と雌のミトコンドリアCO1を用いたカラスガイ族の交雑種の検出」です。
これは生物部がジュニア農芸化学会に応募した作品で、編集委員会が優れた研究として選定された6選のうちの1つです。
自分たちの研究が専門誌に載るなんてすごいことですよね!
今後も生物部の活躍を期待しています!
【生物部】上尾にシカがいたってよ!
10月2日(日)教育センター主催の「農業・環境・自然」高校生体験活動で生物部生徒が三ツ又沼ビオトープの保全管理について学んできました。
三ツ又沼ビオトープは上尾市、川島町、川越市の境に位置する、荒川と入間川のかつての合流点付近の旧流路の一部です。
ビオトープの見学の後、葦を刈ったり土を掘り返したりの作業をしました。
そしてなんと!三ツ又沼ビオトープでシカに遭遇!
河川敷とは言え、住所は上尾市。そんなところに野生のシカがいるなんて思いもしませんでした!
これには生徒たちも大変驚いたようです。
三ツ叉沼ビオトープは自然豊かな場所だということを再確認しました。
生徒の感想 大河内奨太(滑川町立滑川中学校出身)
私は10月2日の「農業・環境・自然」高校生体験活動に参加しました。三ツ又沼は治水工事により川から切り離された人の手で生まれた環境です。人の手を加えることで自然を守ることを目的としているそうです。私たちはビオトープ内を案内してもらった後、草刈と土を掘り起こし、埋まっている種を発芽させるための体験を行いました。保全活動は生態系を維持するために必要なことだと感じました。環境を守る=人の手を加えないではなく、人の手を加えることで生息する生き物たちを守っていく活動があることを学びました。
【SSH】Active Learning inPractical Work
10月5日(水)東南アジア教育大臣機構理数教育センター(在マレーシア)と国際協力機構(JICA)が実践するアフリカ教員研修プログラムの中で、松山高校化学部がSSHで行っている研究を英語で紹介しました。
画面の向こうにいるのは、エチオピア、ケニア、マラウイ、ナイジェリアの方々です。
画面越とは言え、外国の方々に英語で研究発表をするのは緊張したようですが、生徒たちにとってはとても良い経験になったようです。
生徒の感想 栗島 旺資 (東秩父村立東秩父中学校出身)
皆さんこんにちは!
先日(10月5日)、松山高校二階の化学室にて、「Active Learning in Practical Work」として、東南アジア理数教育センターとJICAの共同企画が行われました。化学部がこれまで行ってきた研究を5~10分程度の短い動画にまとめ、参加して下さった外国人の方々に向けて、英語でプレゼンテーションを行いました。学校の行事としてアフリカの人たちと英語で交流を行うことなど今まであまりなかったため、とても緊張しました。しかし、「一人の松山高校生」として、普段学ぶことの出来ない様々な経験ができたことには、大きな感動がありました。また、今回は二週間以内に動画を作らなければいけなかったため、「短い期間で自身の力を最大限発揮する」能力を磨く、良い機会になったと思います。
2つのカウントダウン!
1年生、2年生は来週火曜日 18日からの後期1次考査まで自習室や教室に残って勉強しています。
3年生は考査の準備と並行して、すでにスタートしている大学への総合型選抜や11月スタートの推薦型選抜に向けて、事前課題作成や小論文指導・面接指導に取り組んでいます。
もちろん一般選抜に向けての生徒も頑張っています。1月14日(土)大学入学共通テストまで あと94日!
まだまだ頑張れるぞ 松高生!
【物理】液体窒素を用いた実験
10月11日(火)に3年生の物理選択者が、液体窒素を用いていろいろな実験を行いました。一部をご紹介します。
△液体窒素で輪ゴムやスーパーボールを冷やすと弾力性がなくなる感触を体感。
△風船を液体窒素につけて冷やすとみるみる縮み、液体窒素から出すと膨らんで元に戻る。
△酸素を液体窒素につけると淡い青色の液体酸素ができる。
△超伝導体を冷やしてネオジム磁石を浮かせるマイスナー効果の観察。
△冷やしたバラを素手で握ってバラバラに。
△液体窒素を一瞬触っても手が濡れない体験。
△シャーペンの芯に電流をかけてフィラメントにし液体窒素につけて電球を再現。
生徒の感想 3年7組 島田遥人(川島町立西中学校出身)
今回は液体窒素を用いて液体酸素を作る、超伝導体を用いたマイスナー効果の観察、バラを冷やして粉々に砕く等の実験や、電池を冷やして観察、シャープぺンシルの芯を用いて電球を作る等の演示実験を行なった。
普段テレビなどで見るような実験や、超伝導体を用いたマイスナー効果や電球の作成等、化学や物理に絡めた現象を観察することができ、コロナ禍であまり実験が出来ない中、安全に配慮しながらとても刺激的な時間だったと思います。
カウントダウン始まりました!
昨日から3年生の昇降口前に現れた、こちらのホワイトボード。
3年生が受験する、共通テストまでのカウンドダウンを貼り出してくれています。
数字の隣には3学年を中心とした先生方からの励ましのコメントもあります。
毎日このホワイトボードを見て、受験までの意識をみんなで高めていきましょう!
【SSH】ISEF体験者の発表と体験談を聴く会
9月24日(土) 東京都立多摩科学技術高校で「ISEF体験者の発表と体験談を聴く会」が開催されました。
今年の5月にアメリカで研究発表をしてきた大妻嵐山中学校高等学校の生徒に、その時の発表を再現してもらい、感想や体験談を語ってもらいました。
ISEFとはInternational Science and Engineering Fairの略で、世界中の国や地域から2000人ほどの高校生が集まり、科学の自由研究を競うコンテストです。 松山高校からは2名が多摩科学技術高校で参加、オンラインで化学部の生徒が松山高校化学室から参加しました。
松山高校の生徒たちは実際にアメリカで発表してきた大妻嵐山高校の生徒の生の声に大いに刺激を受けたようです。
生徒の感想 齋藤誠(川越市立富士見中学校出身)
本日私は日本学生科学賞を受賞し、ISEF(国際学生科学フェア)に出場したKさんの研究と体験談を東京都立多摩科学技術高等学校でうかがいました。 Kさんの研究は高濃度の水酸化ナトリウムの代わりにドデシル硫酸ナトリウムを用いることで、亜鉛粉末を用いる銅板への亜鉛メッキの安全性を向上させたというものである。
私がKさんの話をうかがっていて特に印象的だったことは、彼女の発表に対する姿勢であった。彼女は終始笑顔で質問にも冷静に、丁寧に答えていた。その様は、例えるならCA(キャビンアテンダント)のようであり、その姿はとても美しかった。 彼女によると質疑応答の際は「わからない」という言葉は使わないようにし、相手が何を言いたいのかむしろ私が知りたいのだという気持ちで話すようにしているとのことであった。 またこれは当然ではあるが、彼女は実験をかなりの回数行っていた。 彼女を見て自分も発表の時に感謝と尊敬の念を込めてスピーチを行えるように頑張っていきたいと思う。
雨天の体育祭
本日松山高校では体育祭がありました!
朝起きた時、空の雲の厚さはなかなかのものでしたね
なんとかこのまま耐えるかと思いきやの岩鼻公園、雨
そんな中でも流石は松高生、体育祭決行!痺れますね
雨の中生徒のために水を払ってくださってます!
開会式での校長先生からのお話で『松高生にあいにくの雨はない』とのことでした。流石の一言に尽きます。
雨となるとあいにくなどと、表現をしますが、それは気持ちの持ち方次第。やると思えばやれる。目が覚めました。
雨のなかの開会式
みなさんが、一生懸命戦った写真を載せます!
雨の中の体育祭
令和4年10月6日(木)、第75回体育祭を東松山市岩鼻運動公園の東松山陸上競技場で開催しました。
▲2800mリレーのスタートの様子
雨天での開催で、予定通りの種目を実施することはできませんでしたが、それぞれの生徒が力を出し切る活躍をしていました。
▲競技前の準備運動の様子
▲走り幅跳びの競技風景
▲100mの競技風景
特に大縄跳びや2800mリレーなどクラス対抗の種目は特に盛り上がりました。
▲大縄跳びの様子
優勝クラスは・・・と言いたいところですが、まだ競技は終わっていません!
昨日の記事でも予選の様子をお伝えした綱引きを含め、実施していない競技がいくつかあります。
今後時間を見つけて行っていくとのことです。
▲雨天のため実施できずに片付けられる走り高跳びの器具
まだまだ勝敗はわかりません。結果はHPなどでお知らせしていきます。
松高生の活躍にご期待ください!
▲2800mリレーの競技風景
最後に雨が降り寒いの中、応援にお越しくださいました保護者の皆様、ありがとうございました。
明日は体育祭!
本日は午前中が通常授業、午後が体育祭の予行と綱引きの予選が行われました。
天候に恵まれませんでしたが、熱い戦いが繰り広げられていました!!
【綱引き決勝進出クラス】
1ー1、1-7、2-1、2-7、3-3、3-6
明日(10/6)、岩鼻運動公園の東松山陸上競技場にて、体育祭が行われます。
天気は良くない予報ではありますが、無事に開催できることを願っております。
【理数科】探究Ⅰ生物 夏休み課題探究口頭発表
9月28日(水)探究Ⅰ生物分野で、夏休みの課題だった「ハツカダイコンを使った探究」の口頭発表を行いました。
探究Ⅰ生物分野では、夏休み前にハツカダイコンの種を20粒ずつ生徒に配布し、これを使って自由に探究する課題が出されていました。その発表会を9月26日(水)の5時間目に行いました。
ハツカダイコンの種を探究をするにあたって、生徒に伝えたことは以下の3点です。
・実験は1つのパラメータだけを変えて行うこと。
・小学生レベルの実験でも良いが、それを深めた物にすること。
・アイデア勝負!面白いアイデア待ってます!
生徒たちは光量や水、葉の枚数などのパラメーターを変化させ探究していました。
中にはハツカダイコンの種を追加で購入し、さらに実験をした生徒がいた一方、発芽させただけで枯らしてしまい、何の結果も出せない生徒もいました。
イキモノを扱う探究では、実験の内容だけでなくそのイキモノの管理も大切だということが分かったのではないでしょうか。
評価表は2月の研究発表会と同じ書式で行い、本番さながらの雰囲気でした。
実験の結果を数値化して判断させ、データサイエンスにもつなげていけそうです。
【生物部】「農業・環境・自然」高校生体験活動
8月から11月にかけて全5回、総合教育センター江南支所主催の「農業・環境・自然」高校生体験活動が開催されていて、松山高校からは生物部の5人が参加しています。
9月25日に第3回の活動があり、埼玉大学で講義「川の水に潜むカビ臭をつくる藻類をPCRで探す」を受講し、その後PCRの体験をしました。
松山高校生物部は普段の活動でもPCRを使うことが多いので、操作自体はお手の物だったのではないでしょうか。
次回は10月2日(日)に三ッ又沼ビオトープで実習があります。
生徒の感想 門間大和(小川町立西中学校出身)
私は埼玉大学で9月25日に行われた「農業・環境・自然」高校生体験活動に参加しました。今回の体験活動では、ポリメラーゼ連鎖反応、いわゆるPCRについて勉強してきました。そこで2-MI3という藻類が出す臭いが、どの物質との化学反応でできるのかを組み合わせを明らかにする方法を学びました。実験を通してPCR法の仕組みやそれに関わる知識、PCR法を行うための技能が身につきました。今回学んだことを部活や勉強などに活かせるように努力していきたいです。
2年7組 古典 百人一首
本日、百人一首をやりました。
百人一首を通して、古典に興味をもってくれたら嬉しいです♪♪♪
夕方の自習室
気が付けば日が短くなってきましたね。
夕方自習室に目を向けると当然のように明かりが。
放課後勉強に励む松高生が多くいます。
特に3年生。受験勉強真っ盛りです。
自分の進路実現に向けて突き進みましょう!
頑張れ松高生!
【化学実験】蒸留
9月27日(火)1年生で赤ワインの蒸留実験をしました。
1年生にとっては初めての化学実験です。
マッチの使い方の練習
赤ワインを蒸留してエタノールを抽出します。
抽出したエタノールを耐熱性のテーブルの上で燃やしました。
令和4年度秋季北部支部柔道大会(個人戦)結果報告
令和4年度秋季北部支部柔道大会 個人戦 結果報告
-73kg級 優勝 宿谷紘太郎(2-3)
-100kg級 優勝 森川浩達(1-8)
-66kg級 準優勝 興津大翔(2-2)
+100kg級 第3位 髙橋暖貴(1-1)
-81kg級 県大会出場権獲得 関口堅斗(2-3)
初日の団体戦に続き、個人戦でも2階級優勝、県大会には5名出場することが出来ました。主将の宿谷は2日間通して全勝し、チームを引っ張ってくれました。1年代表の森川も、課題がありながら階級優勝することが出来たことは自信になったと思います。準優勝した興津も、実力的には優勝を狙える位置にいたので、次の新人戦・選手権予選のリベンジに期待したいと思います。
2日間を振り返ってみると、新チームのスタートとしては上々の出来だったと思います。今後は、これからの新人戦・選手権予選に向け、課題をつぶしながら日々の稽古に取り組んでいきます。これからの松高柔道部に期待してください!
【地理B】アジアの集約的稲作農業、人口との関係は?
2年生の地理Bの授業で、アジアの集約的稲作農業に関する内容を取扱いました。
集約的稲作農業は土地生産性が高く、人口支持力が高いとされています。
このことから発展的内容として、 米の生産量の多い国は実際に人口が多いかどうかについて考えてみました。
(以下①~⑳は順位)
国別人口の上位10カ国(2019年)は、
①中国、②インド、③アメリカ、④インドネシア、⑤ブラジル、⑥パキスタン、⑦ナイジェリア、⑧バングラデシュ、⑨ロシア、⑩メキシコとなっています。
※参考:⑬フィリピン、⑮ベトナム、⑳タイ。
米の生産量の上位10カ国(2019年)は、
①中国、②インド、③インドネシア、④バングラデシュ、⑤ベトナム、⑥タイ、⑦ミャンマー、⑧フィリピン、⑨パキスタン、⑩カンボジアとなっています。
バングラデシュ(面積91位、GDP41位)やフィリピン(面積70位、GDP38位)など、面積やGDPのランキングの30位にも入らない国が、人口のランキングでは10位以内や20位以内にランクインしていることがわかります。
実際に、この背景には米の生産量が影響しているとされています。
米は力の源です。
松高生よ、たくさん食べて力をつけましょう!
令和4年度秋季北部支部柔道大会 団体戦 結果報告
9月20日、21日の2日間にて、上記の大会が行われました。初日の団体戦の結果は以下の通りです。
・予選リーグ 1位通過
対熊谷工業高校 5-0 勝ち
対秩父農工科学高校 5-0 勝ち
・決勝トーナメント 優勝
準決勝 対進修館高校 4-0 勝ち
決勝 対本庄東高校 3-1 勝ち
数年ぶりの北部支部大会優勝となりました。現在の柔道部の部員は6名のみであり、決して戦力が充実している状況ではありませんでした。しかしながら、日々の稽古やOB・出稽古に来て下さる一般の方々の協力もあり優勝という結果を残すことができました。内容はまだまだ改善の余地があるところではありますが、次の新人戦・冬の選手権予選にむけて頑張っていきます。今後とも応援のほど宜しくお願い致します。