松高日誌(令和4年度)
【総合的な探究】HONDA小山直城選手講演会
講演のタイトルは「壁にぶち当たったこと、乗り越えた先にあること」です。
小山選手は高校3年の春、レース中に怪我をしてインターハイに出られませんでしたが、
松高の仲間に支えられて、秋の高校駅伝埼玉県予選会では1区区間賞を獲得できました。
さらに、1月の都道府県対抗駅伝にも埼玉県チームで出場し、4区区間賞を獲得。
埼玉県の初優勝に貢献でき、その後の世界が広がったと話してくれました。
そのとき、進路指導で聞いていた”3つの「あ」”が快走を支えたそうです。
「あせらない」
「あきらめない」
「あなどらない」
駅伝でも大学入試でも同じ合い言葉が通用したそうです。
そして現在、HONDAで4年連続ニューイヤー駅伝に出場し、
去年は3区を走り、初優勝。
今年はエース区間の4区を走り、2年連続日本一となりました。
小山選手は原点である「走ることを楽しむ」だけでなく、達成感や緊張感も楽しめるように心がけているそうです。
さらに「人」とのつながりを大切にし、感謝の気持ちを忘れないようにしているそうです。
HONDA創業者の「何もしないことを恐れろ」を教訓に
失敗を恐れず、「超戦(あえて挑戦ではなく)」して欲しいと本校生徒に話してくれました。
そして、いつもOBは松高生を応援している、「頑張れ、松高生(当時の校長の言葉)」と力強く語っていました。
文武不岐の文字の前で校長先生と記念撮影もしました
小山選手は先日の東京マラソンでMGC(パリ五輪代表選考会)出場権を獲得し、
10月15日にオリンピック出場を賭けて「超戦」します。
頑張れ、小山選手!
【新聞部】みらいものさし2023
3/18土、みらいものさし2023『高校生座談会』 に参加しました。
フードドライブ(319号) の記事に関する取材を座談会形式で受けました。越谷北・越谷南 新聞部と久喜高校JRC部のみなさんとおもしろい座談会になりました。
座談会の終着点は、高校生に「地域を動かすチカラ」はあるのか。
いずれ埼玉新聞で掲載されるとのことで、 楽しみに待っていようと思います。
お世話になりました!
■新聞部のページもよろしくお願いします!
https://matsuyama-h.spec.ed. jp/ 072a1b32215167fd4f57c5caf0ecbc 2
【化学基礎】身近な物質のpHを調べよう
1年生の普通科の化学基礎で、最後の実験が行われました。
「身近な物質のpHを調べよう」という実験で、洗剤や髪染めといった日用品から、飲料や調味料、中華めんや梅干しといった食料品、実験でおなじみの塩酸や水酸化ナトリウムなどの水溶液まで、24種類の物質のpHを測りました。
今回は3月17日の2限の1ー7にお邪魔しました。
生徒の感想 (1年7組 長田都夢 寄居町立男衾中学校出身)
化学基礎の授業で身近な物質の液性を調べました。今回はpHを測定する24種類の試料それぞれにpH試験紙をつけ、色の変化を観察しました。このような方法で紅茶(ストレートティー)は酸性、こんにゃくは塩基性であることなどを簡単に確認することができました。
身近な物質の液性を調べることで酸性や塩基性の存在を身近に感じ、化学の授業への関心をより一層高めることができました。今回と同様の実験を紫キャベツの色水でも行うことができます。紫キャベツのような身近な指示薬でもpHを調べることで、さらに多くの物質の液性を知り、新たな発見をしていけたらと思います。
祝福電報!
【学校行事】スポーツ大会!
3月15、16日にスポーツ大会を実施しました。
両日とも晴天に恵まれ、予定通り競技を終えることができました。
今回実施した競技はサッカーとバスケットボールです。
クラスの一員として先生方も参加しました。
滝島先生
小路先生
徳永先生
普段の授業中には見られない、活き活きとした生徒たちの笑顔であふれていました。
第97回卒業証書授与式 答辞
本日、挙行いたしました卒業証書授与式にて、卒業生代表による答辞が読まれました。
しかし、式時間や形態の都合上省略せざるを得なかったため、全文を読み上げることができませんでした。
その中には在校生へのメッセージや卒業生の思いが書かれていました。それらの思いをご一読いただき、受け取っていただけますと幸いです。
【進路】合格実績速報
国立後期などまだ結果が出ていないものもありますが、合格実績の速報です。
東京大、東京工業大、筑波大、埼玉大、信州大、東京都立大など国公立42名(現役29名)
早稲田大 現役11名、慶應義塾大 現役1名、上智大 現役3名、東京理科大 現役4名
などです。今年は令和に入ってはじめて東京大学に松高生が合格しました。
正式なものは後日「進路指導」のページにアップロードいたします。
卒業証書授与
応援団長の指揮による校歌
令和4年度も本日で終了
本日は、体育館で令和4年度の表彰式、終業式が行われました。
体育館から見える桜もきれいです。
1、2年生の成績優秀者表彰(写真は1年生)
各部活動等の表彰式の様子(写真は美術部、美術専攻生徒)。
表彰の部活動:ソフトテニス部、スキー部、柔道部、陸上競技部、物理部、書道部、美術部
この後は、終業式で校長先生からの話がありました。
春休み中も事故にあわない、身体に気をつけて勉強に部活動に励んでください。
4月7日(金)に、元気な顔で会いましょう。
卒業おめでとう!
【3年生】卒業式予行
明日、3月14日(火)に第97回卒業式が行われます。
午前中は、3年生だけですが卒業式の予行を行いました。
3年生は久しぶりの学校にはしゃいでいましたが、式では神妙な態度で取り組んでいました。
放課後は、式の準備で1、2年生や吹奏楽部などが用意をしてくれていました。
【新聞部】川高新聞部が松高に来たよ
3/10金、川越高校の新聞部が松山高校に来ました。
取材の他に、校内ぐるっと散歩したそうです。
いろんな同世代の高校生から刺激をもらってください。
そういえば最近、大妻嵐山高校の「みつばちLABO」 の方々にも取材しました。
どんどん輪が広がるといいね!
それでは、明日は卒業式。
■新聞部のページもよろしくお願いします!
https://matsuyama-h.spec.ed. jp/ 072a1b32215167fd4f57c5caf0ecbc 23
【化学基礎】実験 ボルタ電池・ダニエル電池・鉛蓄電池・燃料電池
1年生普通科の化学基礎で、電池に関する実験を行いました。今回は3月10日の2限の1-3にお邪魔しました。
生徒の感想 (1年3組 小川柚悟 小川町立東中学校出身)
今日は、化学基礎の実験で様々な電池を作成しました。作ったボルタ電池、ダニエル電池の起電力の差異は小さく、どちらも約1V(ボルト)ほどでしたが、鉛蓄電池は約2Vと他と比べ大きいものでした。
今回作った3つの電池の内、鉛蓄電池は二次電池といい、充電をすることで繰り返し使用することが可能で、これは自動車のバッテリーに使用されます。そして今回時間が足りなかったため作れなかった燃料電池は、二次電池であることに加え、発電効率が高く、環境に優しいなど様々な利点があります。これは、化石燃料を用いずに作ることができるため、近い未来に多く活用されることが期待できます。もし機会があれば作りたいと思いました。
ボルタ電池は、希硫酸に電極である亜鉛板と銅板を浸して完成です!
△希硫酸をビーカーに注ぎます。
▽電極を浸したら、起電力を測り、プロペラモーターや電子オルゴールにつないで電池の性能をチェックします。
プロペラもゆっくりとですが回ったところが多く、電子オルゴールもかすかな音を発していました。
ダニエル電池は半透膜を付けた銅管に硫酸銅を入れたものと、亜鉛板を硫酸亜鉛溶液につけて完成です。
同じように起電力を測り、プロペラモーターや電子オルゴールで電池の性能をチェックします。
ボルタ電池よりは力強くプロペラや電子オルゴールを動かしたようです。
鉛蓄電池は鉛板2枚をビーカーに固定して、希硫酸をそのビーカーに注いで作ります。
そして、ゼネコン(手回し発電機)で充電したら起電力を測り、電池の性能チェックをします。
起電力も、電池としてのパワーもボルタ電池やダニエル電池より上でした!
燃料電池は飽和食塩水と炭素棒2本の炭素電極を使い、ゼネコンで充電したら完成です。
生徒は実験では作ることができませんでしたが、先生が演示で作ってくれました。食塩と、炭素しか使っていないのに鉛蓄電池と同様な電池になりました!
【2学年】大学受験に向けた進路行事
本日、2学年は、大学受験に向けて現3学年の教員団による講話を聴きました。
3学年学年主任からは「新3年生に話しておきたいこと」、3学年担任からは「3年生の指導を終えて、思うこと、伝えたいこと」がテーマの講話でした。
3学年の担任による講話は、志望する大学や受験方式によって担当が分かれており、生徒たちはそれぞれ希望する講話に参加しました。
(左上「特別入試(指定校、公募推薦等)」、右上「国公立」、左下「一般理系」、右下「一般文系」)
先生方の熱のこもった話を聴いて、生徒たちの心にも火がついたのでしょうか…?
A pupil from whom nothing is ever demanded which he cannot do, never does all he can. ---John Stuart Mill
我々教員は君たちに期待しているからこそ語り掛けます。
【生物部】ミクロトーム研修会
3月9日(木)生物部員を対象にミクロトーム研修会を実施しました。
大和光機工業株式会社の山本様にミクロトームの使い方について、詳しく説明していただきました。
ミクロトームは顕微鏡観察のためにごく薄い切片をつくる器具です。
ユーカリの木片を10μmの薄さにスライスしました。
これを顕微鏡で観察すると、このように見えます。
導管と細胞が観察できます。
ミクロトームの技術は研究はもちろん臨床など医療の現場でも欠かせないものです。
この技術を使って、松山高生物部の研究をさらに深めていきます。
【理数生物】脱水素酵素の実験
1年理数科で脱水素酵素の実験をしました。
メチレンブルーを指示薬として、酵母菌中のクエン酸回路で働く脱水素酵素の反応について調べました。
ツンベルク管に酵母液と基質となるコハク酸ナトリウム水溶液、指示薬としてメチレンブルーを入れ、アスピレーターで脱気したのち、メチレンブルーと酵母液を混ぜます。
酵母がよく働く40℃弱にあたため、反応の様子を観察します。
メチレンブルーの色の変化から、クエン酸回路の中で酵素がどのように働き、水素がどのように受け渡しされたのかを確認しました。
卒業と入学と
花粉と日差しが降り注ぐ春に体が徐々に慣れ始めた、今日この頃の担当者です。
さて、松山高校では卒業と入学に向けて様々な準備が進んでいます。この時期はこれまでの思い出とこれからの希望と様々な思いが交差します。そのような思いを抱きながらも新たなステージに進む皆さんを松山高校は応援します。
入学許可候補者発表の風景
令和5年3月3日(金)10時、本校にて入学許可候補者一覧が発表されました。合格おめでごうございます。
これから一緒に、松高生としてがんばりましょう!
こちらは、特進クラス説明会の様子です。
入学許可候補者説明会
本日は、入学許可候補者説明会が行われました。併せて、体操着や、体育館シューズなどの物品販売も行われました。
4月10日の入学式でお待ちしています。