松高日誌(令和4年度)

松高日誌(令和4年度)

この道

11月下旬に比企一周駅伝が実施されます。

そのため、あと少ししたら、体育の授業で4.8kmの練習が始まると思います。

ジョギングコースは、1周  1.2kmです。

 

この道を、実業団や大学で活躍する先輩方が走ったのかと思うと、より頑張れそうですね。

練習は大変だと思いますが、駅伝に向けて、頑張ってください!!

3年生物実験~ウニの発生編~

 

3年生の生物の授業で、ウニの発生実験を行いました。

お茶の水大学 湾岸教育研究所様からいただいたキタムラサキウニの受精卵と精子を使って、

顕微鏡を通して、自分たちの目で生命の誕生を観察しました。

 

0.08mmほどの大きさしかないウニの受精卵と、私たちの受精卵はほぼ同じ大きさです。

こんなに小さな1つの細胞から、ここまで大きく成長したんだという実感から、

改めて生物の不思議さと面白さに気づけた良い実験となりました。

 

現在は、生徒たち自身が受精をさせた卵を飼育し、引き続き観察しようとポケット飼育を行っています。

今のところ、プルテウス幼生の4腕まで成長しています。

生徒たちは、この透明で神秘的な魅力ある幼生に名前(例えば、うーくん)をつけて、とても可愛がってくれています。

 

生き物を飼うという経験を通して学んだことが、生徒たちの心をさらに成長させてくれることでしょう。

 

 

【生物部】「化学と生物」10月号に研究が掲載されました!

日本農芸学会が発行している会誌「化学と生物」10月号に生物部の研究が掲載されました!

掲載されたのは「雄と雌のミトコンドリアCO1を用いたカラスガイ族の交雑種の検出」です。

 

これは生物部がジュニア農芸化学会に応募した作品で、編集委員会が優れた研究として選定された6選のうちの1つです。

自分たちの研究が専門誌に載るなんてすごいことですよね!

今後も生物部の活躍を期待しています!

【生物部】上尾にシカがいたってよ!

10月2日(日)教育センター主催の「農業・環境・自然」高校生体験活動で生物部生徒が三ツ又沼ビオトープの保全管理について学んできました。

 

三ツ又沼ビオトープは上尾市、川島町、川越市の境に位置する、荒川と入間川のかつての合流点付近の旧流路の一部です。

 ビオトープの見学の後、葦を刈ったり土を掘り返したりの作業をしました。

 

そしてなんと!三ツ又沼ビオトープでシカに遭遇!

河川敷とは言え、住所は上尾市。そんなところに野生のシカがいるなんて思いもしませんでした!

これには生徒たちも大変驚いたようです。

三ツ叉沼ビオトープは自然豊かな場所だということを再確認しました。

 

 

生徒の感想 大河内奨太(滑川町立滑川中学校出身)

私は10月2日の「農業・環境・自然」高校生体験活動に参加しました。三ツ又沼は治水工事により川から切り離された人の手で生まれた環境です。人の手を加えることで自然を守ることを目的としているそうです。私たちはビオトープ内を案内してもらった後、草刈と土を掘り起こし、埋まっている種を発芽させるための体験を行いました。保全活動は生態系を維持するために必要なことだと感じました。環境を守る=人の手を加えないではなく、人の手を加えることで生息する生き物たちを守っていく活動があることを学びました。

【SSH】Active Learning inPractical Work

10月5日(水)東南アジア教育大臣機構理数教育センター(在マレーシア)と国際協力機構(JICA)が実践するアフリカ教員研修プログラムの中で、松山高校化学部がSSHで行っている研究を英語で紹介しました。

 

  画面の向こうにいるのは、エチオピア、ケニア、マラウイ、ナイジェリアの方々です。

 

画面越とは言え、外国の方々に英語で研究発表をするのは緊張したようですが、生徒たちにとってはとても良い経験になったようです。 

生徒の感想 栗島 旺資 (東秩父村立東秩父中学校出身)

皆さんこんにちは!
先日(10月5日)、松山高校二階の化学室にて、「Active Learning in Practical Work」として、東南アジア理数教育センターとJICAの共同企画が行われました。化学部がこれまで行ってきた研究を5~10分程度の短い動画にまとめ、参加して下さった外国人の方々に向けて、英語でプレゼンテーションを行いました。学校の行事としてアフリカの人たちと英語で交流を行うことなど今まであまりなかったため、とても緊張しました。しかし、「一人の松山高校生」として、普段学ぶことの出来ない様々な経験ができたことには、大きな感動がありました。また、今回は二週間以内に動画を作らなければいけなかったため、「短い期間で自身の力を最大限発揮する」能力を磨く、良い機会になったと思います。

 

2つのカウントダウン!

1年生、2年生は来週火曜日 18日からの後期1次考査まで自習室や教室に残って勉強しています。

3年生は考査の準備と並行して、すでにスタートしている大学への総合型選抜や11月スタートの推薦型選抜に向けて、事前課題作成や小論文指導・面接指導に取り組んでいます。

もちろん一般選抜に向けての生徒も頑張っています。1月14日(土)大学入学共通テストまで あと94日!

まだまだ頑張れるぞ 松高生!

        

【物理】液体窒素を用いた実験

10月11日(火)に3年生の物理選択者が、液体窒素を用いていろいろな実験を行いました。一部をご紹介します。

△液体窒素で輪ゴムやスーパーボールを冷やすと弾力性がなくなる感触を体感。

 

△風船を液体窒素につけて冷やすとみるみる縮み、液体窒素から出すと膨らんで元に戻る。

△酸素を液体窒素につけると淡い青色の液体酸素ができる。

△超伝導体を冷やしてネオジム磁石を浮かせるマイスナー効果の観察。

△冷やしたバラを素手で握ってバラバラに。

△液体窒素を一瞬触っても手が濡れない体験。

△シャーペンの芯に電流をかけてフィラメントにし液体窒素につけて電球を再現。

 

生徒の感想  3年7組 島田遥人(川島町立西中学校出身)

 今回は液体窒素を用いて液体酸素を作る、超伝導体を用いたマイスナー効果の観察、バラを冷やして粉々に砕く等の実験や、電池を冷やして観察、シャープぺンシルの芯を用いて電球を作る等の演示実験を行なった。

 普段テレビなどで見るような実験や、超伝導体を用いたマイスナー効果や電球の作成等、化学や物理に絡めた現象を観察することができ、コロナ禍であまり実験が出来ない中、安全に配慮しながらとても刺激的な時間だったと思います。

カウントダウン始まりました!

 

昨日から3年生の昇降口前に現れた、こちらのホワイトボード。

3年生が受験する、共通テストまでのカウンドダウンを貼り出してくれています。

 

数字の隣には3学年を中心とした先生方からの励ましのコメントもあります。

毎日このホワイトボードを見て、受験までの意識をみんなで高めていきましょう!

【SSH】ISEF体験者の発表と体験談を聴く会

9月24日(土) 東京都立多摩科学技術高校で「ISEF体験者の発表と体験談を聴く会」が開催されました。

 

 今年の5月にアメリカで研究発表をしてきた大妻嵐山中学校高等学校の生徒に、その時の発表を再現してもらい、感想や体験談を語ってもらいました。

ISEFとはInternational Science and Engineering Fairの略で、世界中の国や地域から2000人ほどの高校生が集まり、科学の自由研究を競うコンテストです。 松山高校からは2名が多摩科学技術高校で参加、オンラインで化学部の生徒が松山高校化学室から参加しました。

松山高校の生徒たちは実際にアメリカで発表してきた大妻嵐山高校の生徒の生の声に大いに刺激を受けたようです。  

生徒の感想 齋藤誠(川越市立富士見中学校出身)

本日私は日本学生科学賞を受賞し、ISEF(国際学生科学フェア)に出場したKさんの研究と体験談を東京都立多摩科学技術高等学校でうかがいました。 Kさんの研究は高濃度の水酸化ナトリウムの代わりにドデシル硫酸ナトリウムを用いることで、亜鉛粉末を用いる銅板への亜鉛メッキの安全性を向上させたというものである。

私がKさんの話をうかがっていて特に印象的だったことは、彼女の発表に対する姿勢であった。彼女は終始笑顔で質問にも冷静に、丁寧に答えていた。その様は、例えるならCA(キャビンアテンダント)のようであり、その姿はとても美しかった。 彼女によると質疑応答の際は「わからない」という言葉は使わないようにし、相手が何を言いたいのかむしろ私が知りたいのだという気持ちで話すようにしているとのことであった。 またこれは当然ではあるが、彼女は実験をかなりの回数行っていた。 彼女を見て自分も発表の時に感謝と尊敬の念を込めてスピーチを行えるように頑張っていきたいと思う。

雨天の体育祭

本日松山高校では体育祭がありました!

朝起きた時、空の雲の厚さはなかなかのものでしたね

なんとかこのまま耐えるかと思いきやの岩鼻公園、雨

そんな中でも流石は松高生、体育祭決行!痺れますね

 

雨の中生徒のために水を払ってくださってます!

開会式での校長先生からのお話で『松高生にあいにくの雨はない』とのことでした。流石の一言に尽きます。

雨となるとあいにくなどと、表現をしますが、それは気持ちの持ち方次第。やると思えばやれる。目が覚めました。

雨のなかの開会式

 

みなさんが、一生懸命戦った写真を載せます!

雨の中の体育祭

令和4年10月6日(木)、第75回体育祭を東松山市岩鼻運動公園の東松山陸上競技場で開催しました。

2800mリレー
▲2800mリレーのスタートの様子

 

雨天での開催で、予定通りの種目を実施することはできませんでしたが、それぞれの生徒が力を出し切る活躍をしていました。

準備体操
▲競技前の準備運動の様子

走り幅跳び
▲走り幅跳びの競技風景

100m走
▲100mの競技風景

 

特に大縄跳び2800mリレーなどクラス対抗の種目は特に盛り上がりました。

 大縄跳び(1年)大縄跳び(3年)
▲大縄跳びの様子

 

優勝クラスは・・・と言いたいところですが、まだ競技は終わっていません!

昨日の記事でも予選の様子をお伝えした綱引きを含め、実施していない競技がいくつかあります。
今後時間を見つけて行っていくとのことです。

片付けの様子
▲雨天のため実施できずに片付けられる走り高跳びの器具

 

まだまだ勝敗はわかりません。結果はHPなどでお知らせしていきます。
松高生の活躍にご期待ください!

リレーの様子
▲2800mリレーの競技風景

 

最後に雨が降り寒いの中、応援にお越しくださいました保護者の皆様、ありがとうございました。 

明日は体育祭!

本日は午前中が通常授業、午後が体育祭の予行と綱引きの予選が行われました。

天候に恵まれませんでしたが、熱い戦いが繰り広げられていました!!

【綱引き決勝進出クラス】

1ー1、1-7、2-1、2-7、3-3、3-6

 

明日(10/6)、岩鼻運動公園の東松山陸上競技場にて、体育祭が行われます。

天気は良くない予報ではありますが、無事に開催できることを願っております。

【理数科】探究Ⅰ生物 夏休み課題探究口頭発表

9月28日(水)探究Ⅰ生物分野で、夏休みの課題だった「ハツカダイコンを使った探究」の口頭発表を行いました。

探究Ⅰ生物分野では、夏休み前にハツカダイコンの種を20粒ずつ生徒に配布し、これを使って自由に探究する課題が出されていました。その発表会を9月26日(水)の5時間目に行いました。

 

 

 

ハツカダイコンの種を探究をするにあたって、生徒に伝えたことは以下の3点です。

・実験は1つのパラメータだけを変えて行うこと。

・小学生レベルの実験でも良いが、それを深めた物にすること。

・アイデア勝負!面白いアイデア待ってます!

 

生徒たちは光量や水、葉の枚数などのパラメーターを変化させ探究していました。

中にはハツカダイコンの種を追加で購入し、さらに実験をした生徒がいた一方、発芽させただけで枯らしてしまい、何の結果も出せない生徒もいました。

イキモノを扱う探究では、実験の内容だけでなくそのイキモノの管理も大切だということが分かったのではないでしょうか。

 

 

評価表は2月の研究発表会と同じ書式で行い、本番さながらの雰囲気でした。

 

実験の結果を数値化して判断させ、データサイエンスにもつなげていけそうです。

【生物部】「農業・環境・自然」高校生体験活動

8月から11月にかけて全5回、総合教育センター江南支所主催の「農業・環境・自然」高校生体験活動が開催されていて、松山高校からは生物部の5人が参加しています。

 

9月25日に第3回の活動があり、埼玉大学で講義「川の水に潜むカビ臭をつくる藻類をPCRで探す」を受講し、その後PCRの体験をしました。

松山高校生物部は普段の活動でもPCRを使うことが多いので、操作自体はお手の物だったのではないでしょうか。

 次回は10月2日(日)に三ッ又沼ビオトープで実習があります。

 

生徒の感想 門間大和(小川町立西中学校出身)

 私は埼玉大学で9月25日に行われた「農業・環境・自然」高校生体験活動に参加しました。今回の体験活動では、ポリメラーゼ連鎖反応、いわゆるPCRについて勉強してきました。そこで2-MI3という藻類が出す臭いが、どの物質との化学反応でできるのかを組み合わせを明らかにする方法を学びました。実験を通してPCR法の仕組みやそれに関わる知識、PCR法を行うための技能が身につきました。今回学んだことを部活や勉強などに活かせるように努力していきたいです。

 

夕方の自習室

気が付けば日が短くなってきましたね。

 

夕方自習室に目を向けると当然のように明かりが。

 

放課後勉強に励む松高生が多くいます。

特に3年生。受験勉強真っ盛りです。

 

自分の進路実現に向けて突き進みましょう! 

頑張れ松高生!

 

【化学実験】蒸留

9月27日(火)1年生で赤ワインの蒸留実験をしました。

1年生にとっては初めての化学実験です。

マッチの使い方の練習

 

赤ワインを蒸留してエタノールを抽出します。

 

抽出したエタノールを耐熱性のテーブルの上で燃やしました。

 

令和4年度秋季北部支部柔道大会(個人戦)結果報告

令和4年度秋季北部支部柔道大会 個人戦 結果報告

-73kg級 優勝 宿谷紘太郎(2-3)

-100kg級 優勝 森川浩達(1-8)

-66kg級 準優勝 興津大翔(2-2)

+100kg級 第3位 髙橋暖貴(1-1)

-81kg級 県大会出場権獲得 関口堅斗(2-3)

 

 初日の団体戦に続き、個人戦でも2階級優勝、県大会には5名出場することが出来ました。主将の宿谷は2日間通して全勝し、チームを引っ張ってくれました。1年代表の森川も、課題がありながら階級優勝することが出来たことは自信になったと思います。準優勝した興津も、実力的には優勝を狙える位置にいたので、次の新人戦・選手権予選のリベンジに期待したいと思います。 

 2日間を振り返ってみると、新チームのスタートとしては上々の出来だったと思います。今後は、これからの新人戦・選手権予選に向け、課題をつぶしながら日々の稽古に取り組んでいきます。これからの松高柔道部に期待してください!

【地理B】アジアの集約的稲作農業、人口との関係は?

2年生の地理Bの授業で、アジアの集約的稲作農業に関する内容を取扱いました。

集約的稲作農業は土地生産性が高く、人口支持力が高いとされています。

このことから発展的内容として、 米の生産量の多い国は実際に人口が多いかどうかについて考えてみました。

世界の国別人口ランキングの上位を予想させています

(以下①~⑳は順位)

 

国別人口の上位10カ国(2019年)は、

①中国、②インド、③アメリカ、④インドネシア、⑤ブラジル、⑥パキスタン、⑦ナイジェリア、⑧バングラデシュ、⑨ロシア、⑩メキシコとなっています。

※参考:⑬フィリピン、⑮ベトナム、⑳タイ。

 

米の生産量の上位10カ国(2019年)は、

①中国、②インド、③インドネシア、④バングラデシュ、⑤ベトナム、⑥タイ、⑦ミャンマー、⑧フィリピン、⑨パキスタン、⑩カンボジアとなっています。

 

バングラデシュ(面積91位、GDP41位)やフィリピン(面積70位、GDP38位)など、面積やGDPのランキングの30位にも入らない国が、人口のランキングでは10位以内や20位以内にランクインしていることがわかります。

実際に、この背景には米の生産量が影響しているとされています。

 

米は力の源です。

松高生よ、たくさん食べて力をつけましょう!

令和4年度秋季北部支部柔道大会 団体戦 結果報告

 9月20日、21日の2日間にて、上記の大会が行われました。初日の団体戦の結果は以下の通りです。

・予選リーグ 1位通過

 対熊谷工業高校 5-0 勝ち

 対秩父農工科学高校 5-0 勝ち

 

・決勝トーナメント 優勝

 準決勝 対進修館高校 4-0 勝ち

 決勝 対本庄東高校 3-1 勝ち

 

 数年ぶりの北部支部大会優勝となりました。現在の柔道部の部員は6名のみであり、決して戦力が充実している状況ではありませんでした。しかしながら、日々の稽古やOB・出稽古に来て下さる一般の方々の協力もあり優勝という結果を残すことができました。内容はまだまだ改善の余地があるところではありますが、次の新人戦・冬の選手権予選にむけて頑張っていきます。今後とも応援のほど宜しくお願い致します。