松高日誌

松高日誌(令和7年度)

【新聞部】川越肉フェスティバル!!

川越肉フェスティバル!!

「4/29火」ウニクス川越で行われた「川越肉フェスティバル! !」より
5年目を迎えた新聞部の外部取材が始まりました。

運営の方に取材を終えた部員たちは、
食べてばっかり…ではなく、
うまくチーム分けをして、店舗取材もしていました。天晴れ。

その後はやっぱり食べてばっかりなのですが、
まずは自分たちが楽しまないと良い紙面は作れない!

たくさんの1年生を迎えて5年目がスタートできました。
#いまだかつてない新聞部
後ほど新聞部のページも更新します!

#青春のギフト033

■新聞部のページもよろしくお願いします!
https://matsuyama-h.spec.ed. jp/ 072a1b32215167fd4f57c5caf0ecbc 23

保護者進路説明会は5月17日実施です  <締め切り5月14日(水)>

令和7年度保護者対象進路説明会が17日(土)に行われます。

各学年ごとに、この時期に知っておいていただきたい進路情報を学年進路担当から詳しくお話しします。

生徒を通じてすでに配布済みの文書にありますQRコードからお申し込みください。

14日(水)が締め切りとなっております。

大勢の保護者の皆様のご参加をお待ちしております。

 1年生と、2,3年生では会場が異なりますのでお気をつけください。

 

配布した文書はこちらです↓

R7保護者進路説明会(保護者宛文書)【QRコード申込】.pdf

【応援団】野球部の春大会(4回戦)

今日、県営大宮公園野球場。

本校野球部が、ベスト4をかけて川越東と戦ってきました。

結果はスコアボード(下参照)の通り、2対11で負けてしまいました。

この春とは思えぬ暑さのなか、初戦から今日のゲームセットまで、野球部も応援団も吹奏楽部も、全力で駆け抜けていました。

疲労の蓄積あり、怪我もあり、プレッシャーもあり、というなかでです。

本当におつかれさまでした。

團長の三好が最後に言っていた《学生注目》が全てです。

「野球部のみんな、このような景色を見せてくれてありがとうございました!」

「夏、また会いましょう!」

【応援団】野球部の春大会(3、5回戦)

明日、いよいよベスト4をかけて、川越東と戦ってきます。

勝利を目指し野球部も必死に練習しています。

応援団も負けじと看板を書き上げ、掲げました!

残りの2枠にも文字を埋められるよう、精いっぱい選手の後押しをしてきます。

松高生も、学校からぜひ、力強い応援をよろしくお願いします!

【応援団】野球部の春大会(3回戦)

29日(火・祝)。4月とは思えない暑さの中、所沢航空記念公園野球場にて、野球部の春大会3回戦が行われました。

結果は、9対2(8回コールド)で勝利!!県ベスト8に進みました!!

今日も多くの方にスタンドに足を運んでいただきました。松高生もたくさん。ありがとうございました!

次回の相手は、川越東高校。昨年度のこの春大会で激突し、2対4で負けた相手です。

その時の雪辱を果たすべく、野球部は一球入魂で頑張ってくれるはず!

木曜日(5/1)の試合の為、残念ながら松高生は応援に駆け付けられませんが、その分も応援団&吹奏楽部で精いっぱい応援してきます!!

 

 

【応援団】野球部の春大会(2回戦)

日曜日、熊谷のさくら運動公園。

野球部の春大会2回戦が行われました。

相手は強敵、埼玉平成高校。

 

1回表に2点先制し、幸先のいいスタート。

吉田(兼)&内藤、両投手が暑さに負けない好投。捕手の吉田(翔)のリードもバッチリはまりました。相手のいい打球も、外野内野の好守備で防ぎ、最後1点差まで迫られたものの無事4対3で死闘を制しました!

3回戦は29日(火・祝)、所沢航空公園野球場にて。試合開始は11時30分の予定です。

相手は川口工業高校。昨夏、接戦を繰り広げた相手です。

今回、レフトスタンドを埋めつくす程の大応援団で臨みました。ぜひ次回も、圧倒的な応援の数と気迫で、野球部の選手たちを後押ししましょう!

松高生のみなさん、野球応援には、日常の生活ではなかなか味わえない高揚感があります。ぜひぜひ、友達を誘って球場に来てください。

いつも行事を存分に楽しんでいる松高生ですから、野球応援の楽しいこと間違いなしです。

松高生は、吹奏楽&応援団と一緒に入れば入場料はかかりません。10:30までに球場に来てくれればOK です。

一緒に青春の1ページを作りましょう!!

 

【応援団】野球部の春大会(1回戦)

本日(24日)、県営大宮公園野球場で<春季埼玉県高等学校野球大会>が行われました。

松山高校の相手は、秋ベスト16の立教新座高校。強敵。

1回表の守備。セカンドの志賀君の超ファインプレーから松高は流れをつかみ、その裏に先制点もGET!

7回の松山の攻撃。団長の三好が「これまで、僕が『ノックアウトマーチ』をリーダーして、点が取れなかった試合はありません!」と言って始まりました。

ジンクス通り、見事に得点。しかも、3点! もっています!

結果は6対1で勝利。投手の吉田(兼)君、9回を1人で投げ切りました。

たくさんの選手がヒットを打ち、技ありスクイズも決め、好守備もたくさん。おつかれさまでした!

 

2回戦は27日。日曜日です。

相手は、春の甲子園ベスト4の浦和実業と、県予選でタイブレークの戦いをした埼玉平成高校。これまた強敵です。

多くの松高生、松高OBの来場を待っています! 応援で相手を圧倒しましょう!

この4月に松高生に入学した1年生もぜひ。君たちはもう校歌も第一応援歌もバッチリ歌えます。一緒に盛り上がりましょう! あの一体感はなかなか味わえるものではありません。とっても楽しいですよ!

友達を誘って、この日曜日は、【熊谷さくら運動公園】へ(11:30試合開始予定)!!!

【生徒会】夜に灯る、生徒会室の明かり

校舎がすっかり静まりかえった放課後。
外はもう暗く、生徒会室の灯りだけがぽつんと残っていました。

中では、生徒会のふたりが9月に行われる文化祭について話し合いをしていました。

 

アイデアを出し合いながら「インスタでやってみる?」「先輩に連絡してみようか」と文化祭に向けて真剣な表情で話し合っているのが印象的でした。


大きなイベントも、こうした日々の積み重ねから生まれるのですね。

今年の文化祭がどんなふうに形になっていくのか、今から楽しみです。

【理数探究】研究倫理ハンドブック

理数探究Ⅱの授業で、研究倫理に関する授業を実施しました。

この研究倫理ハンドブックは、これから研究を進めるにあたって必要な研究倫理について詳しく解説されたもので、松山高校のオリジナルテキストです。

PDFはコチラ→松山高校_研究倫理ハンドブック.pdf

 今回の学びを通して、生徒たちが正しく誠実に科学と向き合う姿勢を育んでくれることを期待しています。

 

【理数科】理数科オリエンテーション

4月16日(水)理数科1年生対象に、理数科オリエンテーションを実施しました。

  

 

 

 

  理数科の新入生に、理数科での3年間や理数科やSSHの活動について先生方や先輩から説明がありました。

 

教頭先生からは理科や数学はもちろん、それ以外の科目も幅広く学び可能性を広げて欲しいとの話がありました。

 

理数科・SSH主任の永井先生からは探究活動と発表会についてや理数科の行事などについて解説がありました。

 

理数科2年生からは、昨年1年間に参加したSSH行事の説明があり、SSHの行事には積極的に参加したほうが楽しい!という話がありました。

その後、理数科3年生、理数科担任の先生からも話がありました。

理数科での学びは、知識の習得にとどまらず、物事の本質に迫る思考力や探究心を育みます。今日のオリエンテーションが、その第一歩となることを願っています!

 

生徒の感想

1年9組 天野朱理 (東松山市立南中学校出身)
今回の理数科(SSH)についてのオリエンテーションでは、同じ理数科の先輩や先生方に三年間の行事、これからしたほうが良いことを教えてもらいました。
話の中で、先輩が良かったと思うこと、後悔したことを交えて話してくれたためとても聞きやすかったです。人数オーバーにならなければ、フィールドワークなどSSHの行事に積極的に参加して自分の知識を増やせるようにしたいです。そして、理数探究に活かせるようにしたいと思いました。

【進路】松高手帳

 

松山高校では学年カラーの「松高手帳」を使っています。

これは生徒ひとりひとりが自分の生活を自分で管理できるようになって欲しいとの思いで作りました。

年間行事予定や

 

 

学校行事が入っている月ごと、週ごとのページがあり、それぞれ必要なことが記入が出来るように作られています。

さっそく松高手帳に時間割を書き込んでいる生徒がいました。

松高手帳を使い倒いして、生徒一人ひとりが主体的に日々の生活をデザインし、自立した学びへとつなげていってくれることを期待しています。

 

【新聞部】「WHITE FOX」「FM NACK5」に取材!

R7年度は「399号」からスタート!

R7年度は、399号の発行から始まりました!

1面は『Re:ゼロから始める異世界生活』などを手がける「株式会社WHITE FOX」!
2面は、埼玉県を代表するラジオ局「FM NACK5」!
アポをとった部員が心の底から喜んでいました。 もう3年生なんだね・・・。

さて、400号のテーマは「幸せとは」。
大学教授や結婚式場に取材しました。
401号には「春新聞2025」が続きます。
「うえの桜フェスタ2025」をメインに春満開!

何か心に刺さる記事があったらうれしいです。

#青春のギフト032

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【国際交流】日本インド交流会

3月21日(金)理数科2年生が、インドから来た留学生との交流会を行いました。

 

小川高校と連携しているインドのスシラ・ビルラ高校およびビルラ高校の生徒たちが来日するにあたり、松山高校にも来校していただき、交流会を行いました。

海外で暮らす同世代の生徒との交流を通して、英語でのコミュニケーション能力や国際理解を深めるとともに、学術的な交流の促進を目的とした、今回が初めての取り組みです。

 

まずは玄関でにぎやかな飾り付けのウェルカムボードでお出迎えです。

 

スシラ・ビルラ高校、ビルラ高校から8人の生徒が来日しました。

 

 

3年理数科の武井君と山田君に英語で研究発表をしてもらいました。

 

 

その後、グループごとに「Who am I」ゲームを行いました。

「Who am I」ゲームは、自分の額などに貼られた“正体”(モノや動物など)を、他の人に「はい」「いいえ」で答えてもらいながら当てていく推理ゲームです。順番に質問をしながらヒントを集め、自分が誰なのかを考えます。これらを英語でやり取りします。

ゲームの説明をする西尾君と小林君。

 

 

より近いところでコミュニケーションがとれるゲームで、どの班も盛り上がっていました。

 

 

その後、校内見学をしました。

天体ドーム

 

体育館で部活動見学

 

記念館

 

最後に東松山市内の箭弓神社の見学に行きました。

 

そして東松山駅で解散しました。

今回の交流を通して、お互いの文化や考え方に触れ、貴重な経験を得ることができました。
小川高校の皆さん、そしてスシラ・ビルラ高校、ビルラ高校の皆さん、本当にありがとうございました王冠

第103回入学式が挙行!

第103回入学式が挙行

昨日(4/8火)、第103回入学式が挙行されました。
学年の先生たちはこの日を楽しみに待っていました。

どこか緊張した面持ちの新入生たち。
3年後、どれだけ成長しているのでしょうか!

新聞部では、入学式の写真を組み込んだ速報紙を発行しました。
新入生が教室に戻るころには届いていたと思います!

その松高新聞にも書かれていた
学年主任からの「周りに感謝の気持ちを忘れずに『強さと優しさ』を持った人になってもらいたい」という言葉を胸に、
たくさん良い思い出をつくってください!

#友よ共に002

【生物部】日本動物学会 関東支部大会

3月15日(土)生物部が産業技術総合研究所で開催された日本動物学会関東支部大会に参加ました。

午前中の公開シンポジウムの後、午後のポスターセッションで1年生の小川君と黒川君が「季節推移によるショウジョウバエ主多様性の調査」を、2年生の鈴木君が「アメリカツノウズムシが忌避する刺激」についての研究発表をしました。

 

大会の実行委員長である深津武馬さんのインタビュー記事が掲載されている「超・進化論 生命40億年 地球のルールに迫る」を偶然持て来ていた村山くんが、その本にサインをしていただきました。

 そして、深津先生より「これからも研究を頑張ってください」との励ましの言葉をいただきました。
セレンディピティですね!

 

 生徒の感想 小川遼平(志木市立宗岡中学校出身)

 産業技術総合研究所のつくば中央共用講堂で行われた日本動物学会関東支部第77回大会に参加してきました。他校の様々な研究発表や、大学の教授の講義を聞き、多くのことから発想力を身に着けることの大切さを学びました。また、私は自分の研究発表も行いました。私は特に、大学の教授の講義の一つである、ショウジョウバエに寄生するハチがどのような方法で寄生を行い、またどのような物質を使って寄生の成功率を高めているのかという内容の研究発表が心に残りました。自分もショウジョウバエの研究をしているため、とても興味深く、参考にしたいと思いました。今回の経験をこれからの研究の糧とし、今後、より良い研究を行えるようにしていきたいと思います。

 

【総探】「総探テキスト」準備中!

新年度が始まりました!
先生たちは新学年の準備中。
新入生の入学を教員一同楽しみにしています。

さて、新1年生の「総合的な探究の時間」で配布する「総探テキスト」が間もなく完成します。

「総探テキスト」まもなく完成!

表紙のデザインは、2年 小林くん(新聞部)が担当しています!

本日からの新連載「探究の島」では、
「総合的な探究の時間」を中心に紹介していきます。
#世の中はおもしろいものであふれている
隠れた“大切なもの”を発掘していこう!

#探究の島001

松高生からのエール

3/31月 転出される先生方が
應援團・吹奏楽部・野球部らのエールによって送り出されました。

松高生からのエール

たくさんの松高生が集まって、
「がんばれ!」と声を出し、
先生方も勇気をもって次の場所へ出ていかれたと思います。

さて、松山高校の一番の魅力は
松高生自身です!

誰か頑張っている人のことを
素直に応援できる生徒であってほしいという願いをこめて「友よ共に」連載を始めます。

#友よ共に001

【SSH】英語研究発表会に向けて

令和7年6月7日(土)、東松山市民活動センターにて令和7年度英語研究発表会が開催されます。

理数科の生徒たちは、2月に行われた生徒研究発表会で発表した研究成果を英語で発表します。

今回、新たに松山高校に着任されたALTのマイケル先生に、英語発表の指導をしていただきました。

生徒たちにとって、英語での発表はもちろん、指導を通じたコミュニケーションの経験も貴重な学びとなります。

【SSH】SSH全校発表会

3月21日(金)松山高校体育館でSSH全校発表会を行いました。

2月に行われた生徒研究発表会から、以下の4つの研究を発表しました。

理数探究Ⅱ:「ホイッスルの玉による周波数の違い」

総合的な探究:「服について」

生物部:「アメリカツノウズムシが忌避する刺激の選択」

物理部:「Pythonista3を用いたiOS上での開発」

 

この発表会を通じて、理数科の生徒が行っている理数探究の取り組みを普通科の生徒全員に共有する機会となりました。また、2年生の総合的な探究の発表を1年生が聞くことで、次年度の探究活動への意識を高める貴重な場となりました。

今後も探究活動を通じて、学びを深めていきます。

生徒の感想(全校生徒に取ったアンケートより一部抜粋)

・2年生のやっていることが分かっていい目標になった。

・どの発表も実験やアンケートをして表やグラフが多く分かりやすかったので、自分たちの総合的な探究にも生かしたいと思いました。

・2年生の発表は探究心が強く、発表は聞いている人にもわかりやすく、言葉の意味なども説明してあり、見習うところがたくさんありました。やはり探究活動において自分自身が好きで興味があることをするのが一番いいのだと改めて思いました。

・全ての発表が根拠に基づいていてすごく理解しやすかったです。

・身近にあるちょっとした疑問を、こんなに面白く検証することができるなんてすごいと思いました。

・自分の知らない話が多く、おもしろかった。

・内容は難しくて理解できないものが多かったが、スライドの構成や作り方は分かりやすかったです。

・難しいけど面白そうな探究で、来年のモチベーションになった。

・専門的な用語が使われていてむずかしいところもあったが、詳しく調べてまとめていたので、面白かった。来年の探究活動にも生かしたいです。

・様々な視点からいろいろなことを調べていて分かりやすくまとめられていたため理解でき、自分のこれからの考え方の基にすることが出来た。

・文系の私でも興味をそそられるものがあった。特に最後のiOSでのプログラミングをするというものは前提知識がない私でも楽しんで聞けた。

・論理がしっかりしていて、研究の流れが分かりやすかった。疑問を明確に持ち、解決するためには論理をたてることの楽しさを知った。

・こんなに身近にも自分の全く知らないことを研究している人がいるんだなと思った。

・普段SSHが何をしているのか知らなかったので、知ることが出来て良かった。

・自分が探究したものと全員違っていて、新たな発見が出来ました。今後、疑問に思ったことを調べようと思うきっかけになりました。

【理数科】ALDH2遺伝子の多型解析実験

3月17日(月)理数科1年生を対象にALDH2遺伝子の多型解析の実験を行いました。

この実験は、かずさDNA研究所が主催する実験教材貸出事業で実施しました。

ALDH2遺伝子の多型解析では、自分の口腔粘膜細胞からDNAを取り出し、PCR法とアガロースゲル電気泳動によりアルコールの分解に関わるALDH2(アルデヒド脱水素酵素)遺伝子を解析し、お酒に強い体質か、弱い体質かが分かります。

マイクロピペットの操作を学んだ後、実験スタートです。

 

 

まずは、綿棒で口腔内粘膜の細胞を採取します。

 

 

綿棒をPBS(ナトリウム、カリウム、リン酸などからなる体液に等張な液)の入ったマイクロチューブに入れて細胞を落とします。

 

 

遠心分離器で回転させて、細胞が取れているか確認します。

担任で理数科OBの竹内先生が、実験の見学に来てくださいました。

 

 

 

マイクロピペットを使い細胞が入っているPBSから10µとり、細胞溶解液に入れブロックインキュベータで加熱します。

マイクロピペットを使いチューブから10µl取ったら細胞抽出液に入ます。

抽出液に入れたらタッピングをして、抽出液をPCR反応液に入れます。

これをPCR装置(サーマルサイクラー)にセットし、お酒に強いか弱いかが判別できる塩基配列を増やします。

 

増幅されたDNAをサイズマーカーと共にアガロースゲルにいれます。

電気泳動したものをトランスイルミネーターで確認します。

 

すべての生徒の実験がうまくいき、結果を確認することができました。

一般に、日本人のALDH2遺伝子の多型は、お酒に強いタイプが約50%、中間のタイプが約45%、弱いタイプが約5%の割合で分布していると言われています。

結果を確認した生徒たちからは、

「思っていたのと違った!」
「俺は5%だった!弱いもの同士、大人になったら一緒に飲みに行こうな」
といった声が上がり、大いに盛り上がっていました。

ただし、実験操作のミスなどの影響もあるため、今回の結果はあくまで参考程度と考えるべきです。また、お酒に強い・弱いこと自体に優劣はなく、生物にとって多様性があることが重要です。

今回の実験を通して、自分の体質を知るとともに、遺伝子やその多型について考えるきっかけになればと思います。

 

 

生徒の感想 側隼太朗(鶴ヶ島市立西中学校出身)

今回の講義では、DNAについてや遺伝子組換、バイオテクノロジーについて深く学びました。

他にも、自分のDNAから自分がお酒に強いのか弱いのかを検査しました。自分の親はお酒に弱いので、自分もお酒に弱いのだろうなと思いましたが、検査結果は自分はお酒に強いことが分かりました。

予想外の結果がでてとても驚きましたが、とても楽しい講義でした。今まで自分のがどのようなものか考えたこともなかったので、とてもためになりました。機会があれば、またDNAの講義を行ってもらいたいです。この度はかずさDNA研究所の皆々様とても楽しい講義をありがとうございました。