松高日誌(令和4年度)

松高日誌(令和4年度)

【総合的な探究】HONDA小山直城選手講演会

3月20日(月)HONDAの陸上競技部の小山直城選手をお招きして講演会を開催しました。

小山選手は平成26年度の卒業生です。

講演のタイトルは「壁にぶち当たったこと、乗り越えた先にあること」です。

小山選手は高校3年の春、レース中に怪我をしてインターハイに出られませんでしたが、

松高の仲間に支えられて、秋の高校駅伝埼玉県予選会では1区区間賞を獲得できました。

さらに、1月の都道府県対抗駅伝にも埼玉県チームで出場し、4区区間賞を獲得。

埼玉県の初優勝に貢献でき、その後の世界が広がったと話してくれました。

そのとき、進路指導で聞いていた”3つの「あ」”が快走を支えたそうです。

「あせらない」

「あきらめない」

「あなどらない」

駅伝でも大学入試でも同じ合い言葉が通用したそうです。

 

 

そして現在、HONDAで4年連続ニューイヤー駅伝に出場し、

去年は3区を走り、初優勝。

今年はエース区間の4区を走り、2年連続日本一となりました。

 

小山選手は原点である「走ることを楽しむ」だけでなく、達成感や緊張感も楽しめるように心がけているそうです。

さらに「人」とのつながりを大切にし、感謝の気持ちを忘れないようにしているそうです。

 

HONDA創業者の「何もしないことを恐れろ」を教訓に

失敗を恐れず、「超戦(あえて挑戦ではなく)」して欲しいと本校生徒に話してくれました。

そして、いつもOBは松高生を応援している、「頑張れ、松高生(当時の校長の言葉)」と力強く語っていました。

 

 

 

 

 

文武不岐の文字の前で校長先生と記念撮影もしました花丸

小山選手は先日の東京マラソンでMGC(パリ五輪代表選考会)出場権を獲得し、

10月15日にオリンピック出場を賭けて「超戦」します。

頑張れ、小山選手!

【新聞部】みらいものさし2023

みらいものさし2023

3/18土、みらいものさし2023『高校生座談会』 に参加しました。

フードドライブ(319号) の記事に関する取材を座談会形式で受けました。越谷北・越谷南 新聞部と久喜高校JRC部のみなさんとおもしろい座談会になりました。
座談会の終着点は、高校生に「地域を動かすチカラ」はあるのか。

いずれ埼玉新聞で掲載されるとのことで、 楽しみに待っていようと思います。
お世話になりました!

■新聞部のページもよろしくお願いします!
https://matsuyama-h.spec.ed. jp/ 072a1b32215167fd4f57c5caf0ecbc 2

【化学基礎】身近な物質のpHを調べよう

 1年生の普通科の化学基礎で、最後の実験が行われました。

 「身近な物質のpHを調べよう」という実験で、洗剤や髪染めといった日用品から、飲料や調味料、中華めんや梅干しといった食料品、実験でおなじみの塩酸や水酸化ナトリウムなどの水溶液まで、24種類の物質のpHを測りました。

 今回は3月17日の2限の1ー7にお邪魔しました。

 

生徒の感想  (1年7組  長田都夢  寄居町立男衾中学校出身)

 化学基礎の授業で身近な物質の液性を調べました。今回はpHを測定する24種類の試料それぞれにpH試験紙をつけ、色の変化を観察しました。このような方法で紅茶(ストレートティー)は酸性、こんにゃくは塩基性であることなどを簡単に確認することができました。

 身近な物質の液性を調べることで酸性や塩基性の存在を身近に感じ、化学の授業への関心をより一層高めることができました。今回と同様の実験を紫キャベツの色水でも行うことができます。紫キャベツのような身近な指示薬でもpHを調べることで、さらに多くの物質の液性を知り、新たな発見をしていけたらと思います。

 

【学校行事】スポーツ大会!

3月15、16日にスポーツ大会を実施しました。

両日とも晴天に恵まれ、予定通り競技を終えることができました。

 

今回実施した競技はサッカーとバスケットボールです。

クラスの一員として先生方も参加しました。

 

 滝島先生

 

 

 小路先生

 

 

徳永先生

普段の授業中には見られない、活き活きとした生徒たちの笑顔であふれていました。

第97回卒業証書授与式 答辞 

本日、挙行いたしました卒業証書授与式にて、卒業生代表による答辞が読まれました。

しかし、式時間や形態の都合上省略せざるを得なかったため、全文を読み上げることができませんでした。

その中には在校生へのメッセージや卒業生の思いが書かれていました。それらの思いをご一読いただき、受け取っていただけますと幸いです。

答辞(HP).pdf

【進路】合格実績速報

 国立後期などまだ結果が出ていないものもありますが、合格実績の速報です。

 東京大、東京工業大、筑波大、埼玉大、信州大、東京都立大など国公立42名(現役29名)

 早稲田大 現役11名、慶應義塾大 現役1名、上智大 現役3名、東京理科大 現役4名

などです。今年は令和に入ってはじめて東京大学に松高生が合格しました。

 正式なものは後日「進路指導」のページにアップロードいたします。

令和4年度も本日で終了

 

本日は、体育館で令和4年度の表彰式、終業式が行われました。

体育館から見える桜もきれいです。

1、2年生の成績優秀者表彰(写真は1年生)

各部活動等の表彰式の様子(写真は美術部、美術専攻生徒)。

表彰の部活動:ソフトテニス部、スキー部、柔道部、陸上競技部、物理部、書道部、美術部

この後は、終業式で校長先生からの話がありました。

春休み中も事故にあわない、身体に気をつけて勉強に部活動に励んでください。

4月7日(金)に、元気な顔で会いましょう。

【3年生】卒業式予行

明日、3月14日(火)に第97回卒業式が行われます。

午前中は、3年生だけですが卒業式の予行を行いました。

3年生は久しぶりの学校にはしゃいでいましたが、式では神妙な態度で取り組んでいました。

放課後は、式の準備で1、2年生や吹奏楽部などが用意をしてくれていました。

式場準備

【新聞部】川高新聞部が松高に来たよ

川高新聞部が松高に来たよ

3/10金、川越高校の新聞部が松山高校に来ました。
取材の他に、校内ぐるっと散歩したそうです。
いろんな同世代の高校生から刺激をもらってください。

そういえば最近、大妻嵐山高校の「みつばちLABO」 の方々にも取材しました。
どんどん輪が広がるといいね!

それでは、明日は卒業式。

■新聞部のページもよろしくお願いします!
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【化学基礎】実験 ボルタ電池・ダニエル電池・鉛蓄電池・燃料電池

1年生普通科の化学基礎で、電池に関する実験を行いました。今回は3月10日の2限の1-3にお邪魔しました。

生徒の感想  (1年3組  小川柚悟  小川町立東中学校出身)

 今日は、化学基礎の実験で様々な電池を作成しました。作ったボルタ電池、ダニエル電池の起電力の差異は小さく、どちらも約1V(ボルト)ほどでしたが、鉛蓄電池は約2Vと他と比べ大きいものでした。

 今回作った3つの電池の内、鉛蓄電池は二次電池といい、充電をすることで繰り返し使用することが可能で、これは自動車のバッテリーに使用されます。そして今回時間が足りなかったため作れなかった燃料電池は、二次電池であることに加え、発電効率が高く、環境に優しいなど様々な利点があります。これは、化石燃料を用いずに作ることができるため、近い未来に多く活用されることが期待できます。もし機会があれば作りたいと思いました。

 

ボルタ電池は、希硫酸に電極である亜鉛板と銅板を浸して完成です!

△希硫酸をビーカーに注ぎます。

▽電極を浸したら、起電力を測り、プロペラモーターや電子オルゴールにつないで電池の性能をチェックします。

 プロペラもゆっくりとですが回ったところが多く、電子オルゴールもかすかな音を発していました。

ダニエル電池は半透膜を付けた銅管に硫酸銅を入れたものと、亜鉛板を硫酸亜鉛溶液につけて完成です。

同じように起電力を測り、プロペラモーターや電子オルゴールで電池の性能をチェックします。

 ボルタ電池よりは力強くプロペラや電子オルゴールを動かしたようです。

鉛蓄電池は鉛板2枚をビーカーに固定して、希硫酸をそのビーカーに注いで作ります。

そして、ゼネコン(手回し発電機)で充電したら起電力を測り、電池の性能チェックをします。

 起電力も、電池としてのパワーもボルタ電池やダニエル電池より上でした!

燃料電池は飽和食塩水と炭素棒2本の炭素電極を使い、ゼネコンで充電したら完成です。

 生徒は実験では作ることができませんでしたが、先生が演示で作ってくれました。食塩と、炭素しか使っていないのに鉛蓄電池と同様な電池になりました!

【2学年】大学受験に向けた進路行事

本日、2学年は、大学受験に向けて現3学年の教員団による講話を聴きました。

3学年学年主任からは「新3年生に話しておきたいこと」、3学年担任からは「3年生の指導を終えて、思うこと、伝えたいこと」がテーマの講話でした。

3学年の担任による講話は、志望する大学や受験方式によって担当が分かれており、生徒たちはそれぞれ希望する講話に参加しました。

(左上「特別入試(指定校、公募推薦等)」、右上「国公立」、左下「一般理系」、右下「一般文系」)

先生方の熱のこもった話を聴いて、生徒たちの心にも火がついたのでしょうか…?

A pupil from whom nothing is ever demanded which he cannot do, never does all he can. ---John Stuart Mill

我々教員は君たちに期待しているからこそ語り掛けます。

【生物部】ミクロトーム研修会

3月9日(木)生物部員を対象にミクロトーム研修会を実施しました。

大和光機工業株式会社の山本様にミクロトームの使い方について、詳しく説明していただきました。

ミクロトームは顕微鏡観察のためにごく薄い切片をつくる器具です。

 

ユーカリの木片を10μmの薄さにスライスしました。

これを顕微鏡で観察すると、このように見えます。

 

導管と細胞が観察できます。

ミクロトームの技術は研究はもちろん臨床など医療の現場でも欠かせないものです。

この技術を使って、松山高生物部の研究をさらに深めていきます。

 

【理数生物】脱水素酵素の実験

1年理数科で脱水素酵素の実験をしました。

メチレンブルーを指示薬として、酵母菌中のクエン酸回路で働く脱水素酵素の反応について調べました。

ツンベルク管に酵母液と基質となるコハク酸ナトリウム水溶液、指示薬としてメチレンブルーを入れ、アスピレーターで脱気したのち、メチレンブルーと酵母液を混ぜます。

 

酵母がよく働く40℃弱にあたため、反応の様子を観察します。

 

メチレンブルーの色の変化から、クエン酸回路の中で酵素がどのように働き、水素がどのように受け渡しされたのかを確認しました。

卒業と入学と

花粉と日差しが降り注ぐ春に体が徐々に慣れ始めた、今日この頃の担当者です。

さて、松山高校では卒業と入学に向けて様々な準備が進んでいます。この時期はこれまでの思い出とこれからの希望と様々な思いが交差します。そのような思いを抱きながらも新たなステージに進む皆さんを松山高校は応援します。

入学許可候補者説明会

本日は、入学許可候補者説明会が行われました。併せて、体操着や、体育館シューズなどの物品販売も行われました。

4月10日の入学式でお待ちしています。

【SSH】生徒研究発表会

1月28日(土)東松山市民文化センターで生徒研究発表会を実施しました。

 

 

1月25日に実施したクラス内発表で選ばれた科学探究の6本の発表と数学探究、理数系部活動、1,2年生の総合的な探究から選ばれたものと合わせて12本の発表がありました。

 

 運営指導委員の方々や保護者、OBが来場しての開催は3年ぶりとなりました。

 

ステージでは2年生が1年生の時から取り組んできた課題をPowerPointを使って分かりやすく説明しました。

 

 

質疑応答では活発な質疑応答が行われ、OBからも多くの質問がありました。

 

 1年生の総合的な探究の授業では、東松山の地域ブランド、ひがしまつやまプライドに認定された製品の紹介CMを作成。学年で選出された作品を放映しました。

 全てのCM作品はコチラからご覧いただけます。

動画撮影に関して苦労したことや、どんなところに気を付けて作ったかなど、作成したグループの代表者がコメントをしました。

 

総合的な探究の2年生は東松山の課題解決をテーマに口頭発表しました。

 

 東松山の活性化について、生徒たちなりに考え、まとめていました。

 

評価の高かった研究発表を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、ホワイエ等で1,2年生のすべての探究、理数系部活動などのポスター発表を行いました。

 

 

 研究の内容について数多く質問する姿が見られました。

 

午後は松山市内の小学生が研究発表をする松高科学展を開催しました。

感染症拡大防止の観点から小学生を招いての実施はしばらく無かったのですが、今回は3年ぶりに小学生に研究発表をしてもらいました。

 

 

 どの研究も小学生が研究したとは思えないほどレベルが高く、生徒の口から「僕たちの研究よりもすごい…」というつぶやきが聞こえてきました。

その後、運営指導委員の先生方と成果報告会、運営指導委員器が行われ松山高校SSHの活動についてご意見をいただきました。 

この後、2年生は6月に実施予定の英語研究発表会に向けて英語でプレゼンできるように準備をしていきます。

 

生徒の感想 1年理数科 小野寺悠真(富士見市立水谷中学校出身)

SSH生徒研究発表会は、僕にとって刺激的な行事でした。理数科の先輩たちの研究発表はどれもレベルの高い内容で資料を読んでいても、プレゼンのスピードに理解が追い付かないようなことが何回かありました。

この行事で来年までにどのようなプレゼンをしたらよいのか、という具体的なイメージが湧きました。また、来年の自分たちがどのような研究発表ができているのか、とてもワクワクしました。これからも、丁寧に研究をして、今回の先輩たちの研究発表を超えられるような、内容の伝わりやすいプレゼンを目指して頑張っていこうと思いました。

  

2年理数科 橋本颯(川越市立初雁中学校出身)

今日はSSH生徒研究発表会が開催されました。発表会では先日行われたクラス内発表で選出された物理化学生物地学や数学のそれぞれのグループと理数系部活動、総合的な探究のグループが発表しました。

どの発表もわかり易くレベルの高い物でした。その中でも地学分野の「東上線沿いの河岸段丘」は専門知識がない私たちにも理解できるもので、いろいろな分野に発展できそうな内容でした。

ぜひたくさんの人に聞いて欲しいと思いました。今回僕たちの研究は選ばれませんでしたが、他の班の研究から良い刺激を貰えたので今後の研究に生かせるようにしていきたいです。

【SSH】理科研究発表会

2月4日(土)埼玉大学で理科研究発表会が開催され、生物部と化学部が参加しました。

午前中のポスター発表には生物部と化学部が参加。

 

 

 生物部は「埼玉県内におけるカワリヌマエビ属から発見された共生生物の報告」と「飯能市苅場坂産ナミウズムシの系統の解明」のポスター発表をしました。 

 

 

化学部は「ビスマスの陽極酸化における構造色の変化と電圧・温度の関係」「銅板への電解スズめっきと加熱による青銅めっきへの誘導」「ポリ乳酸の簡単な合成方法の検討」「身近なものを用いた燃料電池の電圧の変化」「ソメイヨシノからのクマリンの新しい抽出方法」のポスター発表をしました。 

 

午後は化学部の「ビスマスの陽極酸化における構造色の変化と電圧・温度の関係」と「銅板への電解スズめっきと加熱による青銅めっきへの誘導」が口頭発表をしました。

 

埼玉大学の先生方や学生の方々、他校の生徒がいる中での発表は、生徒たちにとって良い経験となったようです。

 

生徒の感想 鹿内鉄矢( 東松山市立東中学校出身)

2月4日(土)、埼玉県高等学校理化教育研究発表会が埼玉大学にて開催されました。この行事では、埼玉県内の高校生がお互いの研究成果を発表し合い、埼玉大学の教員、大学院生、学部生の方々に指導講評をして頂きました。
これまで他校に向けての発表をする機会があまり無かったこともあり、とても緊張しました。発表の中には着眼点や発想力に驚かされるものがありました。また発表の態度やスライドのレイアウトなど見習いたいと思う点が多くありました。そして他校からの質疑応答や埼玉大学の方々による指導講評により、自分の研究を見直す良い機会となりました。

口頭発表の機会はまだあるので、この行事で学んだことを活かし、より良い発表をできるように頑張りたいです。

 

伊藤拓海(ときがわ町立玉川中学校出身)

今回私たち生物部は、埼玉大学で開かれた埼玉県理化教育研究発表会にて研究発表を行いました。
私は今回、初めて研究発表会に参加しました。
初めてということもあって緊張していましたが、真剣に発表を聞き思いやりのある質問をしてくれる優しい人ばかりで、何事もなく発表を終えることができました。
今回の発表で研究発表会の雰囲気を掴む事ができたので、いただいた質問やご意見を次の研究発表に生かしていこうと思います。

学年末考査前日

いよいよ明日から学年末考査が始まります。

 

 

今年度最後の考査に向けて生徒のやる気はMAX。

 

朝7:30に来て朝勉に励む生徒もいれば、

午前授業だった今日もお弁当を持ってきて

放課後教室で勉強に励む生徒もいます。

 

特に1年生はほとんどのクラスで残って勉強をしていました!すごい!

 

 

 

泣いても笑ってもこれで最後。

後悔のないよう最後まで頑張れ!

【応援団】「日輪の下に」続報!!

先日の「『日輪の下に』に向けた練習(団旗編)」の記事をご覧いただき、ありがとうございました。

松山高校の演技時間など、新たに確定した部分があるのでご報告させていただきます。

《開会式》 9時

《松山高校の演技》 9時50分~10時50分    です。

開会式では、恒例となった6校揃っての団旗掲揚も行います。圧巻です。

 ※前回の写真(↓↓↓)も載せておきます。3月には是非生で!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松山高校は1番手の登場です。開会式を見て、そのまま松山高校の演技をご覧いただくこともできます!

日時や会場などは、先日の記事(↓↓↓)に詳しく記載しているので、そちらも合わせてご覧ください。

(https://matsuyama-h.spec.ed.jp/blogs/blog_entries/view/254/6b8ef6bb8b15eaa754b6ff2141213afb?frame_id=371 )

 

年度末のお忙しい時分ですが、足をお運びいただければ幸いです。よろしくお願いします!

【家庭基礎】将来の自分の家を考える(平面図作成)

保育・経済を踏まえた上で自分の理想の住居を考えます。

 

 

 

 

 

 

 

写真上:過去の平面図 写真左下:平面図作成中 写真右下:保育実験中

 

保育環境の課題を学んだ上で、可処分所得と住居に使える予算などの経済状況を踏まえ、平面図を作成しました。

 

「自分が仕事から帰宅後に洗濯を取り込む→たたむ→洗濯→干す」を毎日やるためにはどのような洗濯動線がよいか、

夏涼しく冬温かい、なるべくエアコンに頼らない環境共生住宅にするにはどうしたらよいか(採光・通風)、

防災、子育てのしやすさ、(高齢期まで見通した)住みやすさを考えた間取りをどう取り入れるか、

 

ものすごく真剣に考えながらも、

トレーニングルーム、サウナ、防音室、地下室、プールなど自分の理想のスペースを入れ込み、

満足した様子でマイ・ドリームハウスを作成していました。

 

 

【今日の出来事】今日は…?

 今日2月14日は、何の日でしょうか。

 松高生の中には駅で他校の生徒を見て、はじめて知った人もいるかもしれません。

 

 男子校とそれ以外の学校で、校内の温度差が最大になる日です。

 

 中には「おれ、チョコ嫌いだし」とか、「僕、あげる派だし」とか強がってみたかと思えば。

 知的な人になると「女子から男子へという考えが古い!」だとか、「どうせみんな義務チョコだろ?」だとか。

 共学校の男子生徒に自慢をされて、苦し紛れに論破しようと試みる者まで現れていることでしょう。

 

 

 そんな傷心の松高生に舞い降りた…

 

 

 神!!!

 「神様だー!」

 「やったー!先生ありがとー!」

 「『一緒に勉強しよ♡』って書いてある!!」

 「おれ今日8個目(ウソ)だぜ!!」

 「これでテスト100点取れるわー!!!」

と、2年生のクラスは大盛り上がりでした。

 

 頑張っている松高生だからこそ、息抜きも必要ですね。

【応援団】「日輪の下に」に向けた練習(団旗編)

本年度の六校応援団演技発表会「日輪の下に」は3月に行われます。

今回の「日輪の下に」は、400席程度観客席を用意し、一般公開もする予定です(詳細は下に!)。

 

本日、OBの小島さんと下釜さんに来校いただき、団旗に関する練習を行いました。

補助に関すること、旗の扱い方、団旗の魅力などを、お2人から教えてもらいました。

団旗をあげるには最低4人必要なので、現役部員(3人)だけだと出来ない練習です。貴重な機会でした。

 

【「日輪の下に」の詳細】

日時:3月26日(日) ※松山高校の演技時間は、決まり次第松高HPにアップします。

場所:埼玉県立浦和高等学校体育館

その他:一般公開の予定(座席400席程度)。 ※コロナウィルスの感染状況により変更の可能性もあり

    検温や事前申し込みの有無などは、後日正式に決まり次第松高HPにアップします。

 

地域の方々、応援団に興味のある中学生の方々も是非、会場に足をお運びください!!!

そして、凛々しくて格好いい姿を生でご覧ください!!!

多くの方のご来場、団員一同、心待ちにしています!!!

 

スキー部関東大会

先日1月26日〜1月28日に、スキー部は関東大会に出場しました!

 

今回の日程は26日は公開練習、27日はジャイアントスラローム(大回り)、28日はスラローム(小回り)の日程でした。

 

今回松山高校から4人の選手が関東大会に出場しました!

4人の出場は暫くぶりで、松山高校にいいニュースとなりましたね〜

 

 

初日は公開練習で、埼玉、群馬、千葉、栃木、茨城の選手たちと一緒に実際のポールバーンを滑って明日の大会の感覚を掴みます

流石は関東大会!斜面やポールのセッティングの難易度は非常に高く、関東選手たちもぶっ飛びまくってましたね笑

関東中のスキーの上手い子を集めているのに、ぶっ飛ぶ子がたくさんいるというのは驚きでしょうが、実際のバーンはとても難しいものでした

 

インスペでセッティングを確認します

 

 

 

 

 

2日目はジャイアントスラロームでした!

ジャイアントスラロームとはGSとも書きます。大回りのことです

ポールの間隔を広くし、スキーも大会の規約で定められてる長くて回りにくい板でないと出場できません

その分スピードは早くなって見応えがあるレースでした

 

前日の練習と、同じでとても難しいセットとなっており、男子約150人の選手の3分の1程度が完走できない難しさでした

みんな、守りに入らず攻めてくる結果ですね!

流石は上位大会です

自分の技術と状況と環境をよく考えて自分のベストを出す。大人でも難しいです

よく頑張ってくれました

 

結果は一年生の一人が5位に入賞しました!!!

相当頑張ってくれました!

特に2本目の滑りは雪質とマッチしており、結果を聞く前から期待ができるほどの滑りでしたね!

 

他の選手たちもしっかりゴールし結果を残してくれました!

 

 

 

 

3日目はスラロームでした。SLとも書きます。要は小回りですね。

 

ポールの間隔を狭くして、狭い間隔でしっかり切り替えをしていく。吹っ飛んだら転んだりする選手がとても多い種目です。

そんな、種目ですが全国的に猛烈な寒波が襲いめちゃくちゃ寒い天気となりました

 

 

こんな感じで伝わるかな、、、、

 

 

どのくらい寒いかといいますと、スタート台の温度計でマイナス22度でした

 

 

 

、、、、、

 

マイナス22度

 

、、、、、

 

ちょっと何言ってるんだろうって感じですよね

私も気温計みて壊れてるなーって思いました

ただ、4つ気温計を見ても同じ温度でした

半端じゃないですよね

しかも風は大いに風速10mを超えており、おかしい天気となっておりました

 

あまりの寒さにリフトすら調子悪くなる始末、、、、

 

流石に中止かな〜の雰囲気でしたが、規模を縮小しておこないました

 

風も強いので選手には

ひたすら漕いでいけ、攻めまくれ

との指示

言葉にするのは簡単ですが、あの状況では難しいです。

 

しかしそんな中、一年生が4位に入賞しました!!!

 

本当に頑張ってくれました

あんな寒い中普通の人は外で立っているのもできないと思います

しかし、根性を見せてくれました!

 

本当にかっこいいと思います

それだけかっこいい選手にはファンもつきますね、、、!!!

(詳しくは顧問まで)

 

 

他の選手もしっかりゴールしちゃんと結果を残してくれました

 

この3日間で選手のレベルはグッと引き上がりました

他の高校がレストハウスで休んだり、宿に帰ってる中、うちの生徒たちは

もう一本いいですか?

と積極的に練習していました

他校の先生にも松高頑張るね〜と、言っていただきました。

 

顧問として嬉しい限りです

普段教えてることが少し伝わったと思った瞬間でした

 

スキーはいつもできないスポーツ

環境に感謝して死ぬ気で滑る

滑走日数ではなく、滑走距離

私自身も大切にしている言葉です。

これが上手くなる根幹だと思います

 

この調子で頑張って欲しいです

 

 

 

 

 

【SSH】SS理数数学Ⅰ 大学出張講義

1月23日(月)1年の理数科特進対象に、東京電機大学の硲文夫先生を講師にお招きして、出張講義を実施しました。

 

 

講義のタイトルは「三段論法のふしぎ」です。

三段論法とは論理学における、論理的な推論を重ねながら結論へ導く論法です。

これは古代ギリシャの哲学者であるアリストテレスが確立した論法です。

そう聞くと、数学とは関係無いように思えるかもしれませんが、提言命題を4つの方に分け、記号であらわすことで数学的に解けるのです。

提言命題は4つの型があります。

「すべてのSはPである」

 (例)全ての人間は動物である

「すべてのSはPでない」

(例)全ての三角形は四角形でない

「あるSはPである」

(例)ある松高生は埼玉県民である

「あるSはPでない」

(例)ある自動車は日本製でない

です。

 

 これらから提言三段論法について考え、ベン図を使って妥当性の吟味をしました。

 

生徒の感想 荻野航(日高市立高麗川中学校出身)

東京電機大学の硲文夫先生に三段論法のふしぎという講義をしていただいた。講義内容としては、三段論法の提言命題からベン図を用いた考え方を学び、その後、近くの席の人たちと相談しながら、その妥当性について吟味した。

数学で学んだ「集合」という分野でも用いたベン図をこのようなところにも応用すると、提言命題にある4つの型を簡単に示すことができていた。また、この考え方をうまく使うと、他の数学の問題も解くことが出来るのでは無いかと思う。理数科は理数探究があるのでこのような視点を活かしていきたい。

【歴史総合】校内授業公開

1年生の新しい教科でもある歴史総合の授業で、他教科の教員にも授業を公開してより良い授業を作っていこうという趣旨のもと校内公開授業が行われました。

教科書と黒板を使った授業です。生徒同士の話し合いや、先生の問い出しに生徒がその場で答えるコール&レスポンス風な授業が行われ、生徒が自主的に参加するような時間になっていました。

 

冷戦の始まりと東アジア諸国の動向についての授業です。第二次世界大戦のあとアメリカとソ連の対立がヨーロッパのみならず、アジア諸国に影響を及ぼし、今の国際状況にもつながっていることを学びました。

時間の都合がついた先生方も複数、見学に来ていました。ちなみに今日は、教頭先生・英語・理科・地歴公民の先生が見学していました。

【SSH】生徒研究発表会クラス内予選

1月25日(水)理数科2年が1月28日(土)に実施予定の生徒研究発表会のクラス内予選を実施しました。

 

ここで選ばれた発表が、生徒研究発表会のステージで発表します。

 理数科2年生が1年半かけて研究してきたことをPowerPointを使って発表しました。

質疑応答も活発に行われました。

予選を通過したのは以下の青で網掛けした6本です。

 

 

これら6本と化学部、総合的な探究の発表と合わせて12本が1月28日(土)に東松山市民文化センターにて実施予定の生徒研究発表会で口頭発表をします。

また口頭発表後、探究Ⅰ、探究Ⅱの全ての研究と、理数系部活動のポスター発表をします。

【地学基礎】太陽(黒点)の観測

1月18日に2年生特進クラスの地学基礎の授業で、天体ドームにおいて太陽の観測を行いました。

生徒の感想  (2年  特進クラス  森下朔志  川越市立東中学校出身)

 地学基礎の授業で、太陽の黒点の観測を行った。黒点とは太陽表面にある黒いシミのようなもので、周りに対して低温であるため暗く見えるものである。また、黒点の位置を継続的に観測することで太陽の自転もわかる。

 松高には屋上に天体ドームがあり、それを使って観測した。松高の魅力の1つでもある。私は、太陽系や宇宙に興味があるので、実際に天体望遠鏡を使って観測できたのは、良い経験になった。そして、授業で学んだことを、目で見て確認することができるのはとても楽しく、今後の勉強のモチベーションになり有意義な時間を過ごせた。  

 

天体ドームの中には、直径15㎝のレンズを持つ天体望遠鏡があります。PCにつないで画像をみんなで見ることができます。時折HPに出てくる天体の画像もここで撮られています。

光の強い太陽の観測なので、お手製のフィルターを通して観測します。

黒いぽつぽつとしたものが黒点です。今年は黒点が多めに観測できます。

屋上からは、遠くの山々も見渡すことができます。富士山は残念ながら雲がかかって見えませんでしたが、浅間山や日光の方の山まで確認できました。

国立大学 出願開始 

寒いですね。

3年生は本日より家庭研修期間に入りました。

土曜日に学年集会を行い、激励を行いました。

受験生は不安です。みんな不安です。不安を解消するにはやり切るしかありません。

受験生の中にはくじけてしまうものもいるでしょう。

しかし、松高生はそうではないと信じています。

授業や部活動、行事を通し 「最後の最後まであきらめず、やり切る力」を身に付けました。

それは松山高校が100年育んて来た文化でもあると思います。いわゆる「松高魂」なんだと思います。

最後までやり切れる松高生はきっと大丈夫でしょう。

 

そして今日、国立大学の出願が始まりました。

松高は近隣の高校の中でも比較的、国立大学志望が多い高校です。

ぜひ自分の夢の実現にむけて頑張ってもらいたいと思います。

頑張れ松高生!

 

本日で3年生の通常登校が終わりました

本日(1/21)で、3年生の通常登校が終わりました。

ここからは家庭学習期間となり、各自で進路実現のために一層尽力する期間となります。

辛い時もあるかもしれませんが、何とか乗り越えて、気持ちのいい春を迎えてもらいたいものです。

(閑散とした3年生の教室が並ぶ階の廊下)

 

そして同時に、2年生に対する受験生に向けた切り替えの時期だという空気感もどんどんと高まっていますね。

ちょうど1年後に受験するであろう試験に向けての準備はもう始めていますでしょうか?

(2学年の英語科教員による共通テスト解説講座の掲示)

 

どの生徒も今年・来年に素敵な春を迎えられることを願っております。

(本校の中庭に咲く梅)

【SSH】立志講演会

12月22日(木)本校体育館にて中央大学理工学部教授 株式会社ソラリス取締役会長・創業者で本校卒業生の中村太郎先生を講師にお招きし、立志講演会を開催しました。

 

 中村先生は松山高校理数科の2期生の卒業生です。

 講演のタイトルは

”やわらかい”生物型ロボット研究と実用化への挑戦

 ー「ワクワク感」と「使命感」の追求ー

です。

 

中村先生は現在、「柔らかいロボット」であるソフトロボディクスについて研究されています。

ロボットと言うと固くて冷たい、というイメージがあるかもしれませんが、これからはイキモノのような柔らかいロボットが世界を変えていくだろう、とのこと。ソフトロボティクスの世界は宇宙や海底、インフラ点検、医療リハビリ、拡張現実まで広がってくと中村先生は考えています。実際、JAXA(宇宙航空研究開発機構)やJAMSTEC(海洋研究開発機構)などと共に研究を進めている事業もあるのです。

 

 

講演の後半では、松山高校生時代をどのように過ごしていたのか、の話をしていただきました。

 

 

中村先生の松高生時代は「こんなはずではなかった」という、いわゆる暗黒時代だったそう。しかし、その後大学で研究室に配属されてから研究の面白さにのめり込みました。そして、高校時代に努力したことを自信とし、上には上がいるという挫折した覚悟とハングリー精神をもって研究をし、当時、最年少で中央大学の教授になったのです。

 

 中村先生から後輩の松高生へのメッセージとして

高校時代は要領よく勉強するよりも泥臭く勉強してほしい。

今、テストで結果が出なくても「高校時代」に時間を惜しんで取り組んだ経験

自分の人生に深く刻まれ、やがて何十年たって、自信にかわる。

 

というメッセージをいただきました。

 

講演終了後、応接室で中村先生に質問をする場を設けたところ、数人の生徒がやってきてロボットや将来のロボット技術についてあれこれ話をしていきました。

  

生徒の感想 

1年理数科 小笠原浩平(坂戸市立若宮中学校出身)

松山高校の100周年を記念し行われた今回の立志講演会では、中央大学の中村太郎教授にお話いただきました。
テーマは「やわらかいロボット」、中村教授の研究するミミズ型ロボットなどについてです。
ミミズ型ロボットというのは、名の通りミミズの動きを真似ることができるのですが、それを医療、工業、はたまた宇宙開発という壮大なものなど、幅広い分野において活用しています。
身近にいて普段気に留めることもない「ミミズ」という生物に焦点を当てそこまで広げることができることに驚きました。身近なものを観察し発展させる観察眼や発想力は、これからの私達に必要な大切なことだと思いました。

 

2年理数科 時田 樹(東松山市立白山中学校出身)

今日は、立志講演会があり、中央大学の中村太郎教授の講義を聴きました。中村先生が行っている研究や、研究室についてのお話を聞き、理系の進路を志す者としてとても興味を惹かれました。また、先生の研究に対する考え方がお話の中に見えて、先生の熱意が良く伝わってきました。特にお話の中で共同研究に関する話題が多く、講演した中に先生がおっしゃっていたように、開かれた研究室であることと、そのように開かれた考えを持つことの重要性を理解できました。今回の立志講演会で学んできたことをこれからの進路や人生に生かせるようにしていきたいです。

【部活動】冬休み後の更新!

 HP管理担当者です。

 松高HPもこの間1000万アクセスを突破したと思っていたところ、あっという間に1100万アクセスを突破していました(ご覧いただき、ありがとうございます!)

 各部活動で、冬休み後もHPの更新をしてくれています(更新、ありがとうございます!)。

 ここでまとめサイトのように、各部の記事をまとめてみました。

 

●「新聞部」の記事「重松清が松山高校に来た!?」

 …すごい!!の一言。なぜ?どうしてそうなった??さすが県知事賞。

●「バスケットボール部」の記事「新人大会埼玉県予選結果」

 松高だと関東・全国大会出場の部活動がありすぎてすごさが伝わりにくくなってしまうのですが、バスケットボール部も県ベスト16です。もっと知ってもらいたい部活動の1つです。

●「スキー部」の記事「インターハイ予選 結果報告」

 大会となると顧問の先生も冬山に泊まります(修行に値するという噂)。

 そして、1年生がインターハイ決めました。おめでとう!

●「吹奏楽部」の記事「東松山物産展イベント」

 吹奏楽部単独のイベントはもちろん、応援団と合わせて地域のイベントに引っ張りだこなのです。

 「男子だけ=中学までの経験者が少ない」中でとても頑張っています。

●「生物部」の記事「日本分子生物学会」

 幕張メッセでの発表もすごいのですが、毎年のように科学専門誌に研究が掲載されています。

 予算が年々厳しくなるなか(研究にはお金がかかるのは常)でも、実績を残しています。

●「柔道部」の記事「令和4年度全国高等学校柔道大会埼玉県予選会 結果報告」

 関東ジュニア出場の実績もさることながら、たまに現れる茶目っ気たっぷりの集合写真が有名です。

●「剣道部」の記事「新年のご挨拶と冬季休業中の活動報告」

 埼玉県外を転々と遠征を繰り返した剣道部。冬休みの総移動距離は数百キロ?だとか。

 

 気になる部活動があったら、ぜひ部活のページものぞいてみてください!

【生物】東京理科大学研修

東京理科大神楽坂キャンパスで実施された細胞培養と微生物実習に理数科3年の生徒が参加してきました。

細胞培養の実習は12月25~26日、微生物実習は1月5~6日に行われました。

この実習に参加している高校生達は、自ら理科大のwebサイトを見て申し込んでいて、とても意欲的な学生たちです。遠くは関西地方から泊りがけで参加している生徒もいました。

 

細胞培養ではニワトリ胚から取り出した心筋と胸筋の組織を培養しました。

 

2週間程度温めたニワトリのタマゴ。

 

発生が進んだニワトリの胚から取り出した細胞を、丸1日培養したものです。核が確認できます。

微生物実習では、乳酸菌を使った培養実験をしました。

 

紫外線が乳酸菌に与える映鏡についてや、ワサビ、ショウガ、ニンニクによる殺菌効果の実験をし、その結果からどのようなことが考えられるかなどをグループごとに発表しました。

 

 

 

 

 ご指導いただいた松田良一先生。

初めて会う生徒同士で実験をし、結果をまとめて考察し発表をするという貴重な機会となりました。

 

生徒の感想 佐藤琉晟(川越市立福原中学校出身)

今回、私は東京理科大学の細胞培養実習と微生物実習に参加してきました、
細胞培養実習では、孵卵して10日目前後のニワトリの卵を使いました。卵を割って、取り出した生き物は、目や足、手がすでにできている状態でした。取り出した生き物から、心臓の筋肉、胸筋を解剖して取り出しました。そして取り出した筋肉をいくつかの工程を通して、培養を開始しました。培養2日目は核や筋繊維が再生しており、まだ動いていない状態でした。しかし、培養4日目には心臓から取り出した筋肉による拍動や胸筋の動きなどが確認できました。細胞培養実習は高校ではないような機器を使っていたのと、実際に細胞が再生していくことを観察できた貴重な実習となりました。
 微生物実習ではヤクルトとR-1に含まれている乳酸菌を用いて複数の実験を行いました。その中でも一番面白かった実習は薬味の殺菌効果を調べた実習です。これは、おろしワサビ、おろしショウガ、おろしニンニクをR-1由来の乳酸菌中に入れ、どの薬味がどれぐらい殺菌効果があるか調べる実習です。結果はニンニクの圧勝でした。かなり殺菌されていたので驚きました。結果を踏まて、確かにニンニクを食べると風邪をひきにくくなる、たくさん食べると口の中がヒリヒリするなど殺菌が原因で起きているのではないかと思われる日常の出来事があるなと思いました。一見、簡単そうな実習でしたが非常に興味深かったです。
 今回の実習を通して実験の面白さを再認識しました。そして、ただ実験がうまくいくのが大切ではなくなぜこの操作を行い、どうしてこのような結果になるのを考えながらやっていくのが一番大切だと思いました。この気持ちをこれから先の大学での実験でも忘れないようにしたいです。

【日誌】この実なんの実ふしぎな実

生徒から「これは何の実ですか?」と持ち込まれたのがコチラ。

 

 学校と隣の家との間のフェンスにあったそうです。

イクラがついているようにも見えるこの実はいったい…!?

 グーグルレンズで調べてみても、これだけでは判明しませんでした。

 

すわ!新たな侵略的外来種か!?と、この植物が生えているところまで案内してもらい、葉や枝と一緒に検索したところ

 

サネカズラという実であることが分かりました!

 実はこの実、古くは万葉集でも歌われた植物であるとのこと。

こんなに奇天烈な見た目なのに!と驚かされました。

さねかずらを唄った歌はいくつかあります。

その一つを紹介しましょう。

 

名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人にしられで くるよしもがな(三条右大臣)

 

「逢ふ」という名を持つ逢坂山、「さ寝」という名のさねかづらが共に寝るという意味を持っているのであれば、逢坂山のさねかづらを手繰り寄せるように、人に知られずあなたのもとにいく方法があればいいのになぁ、という意味です。

 

校内のどこかにあります。気になる人は探してみてね!

(寒くなって枯れちゃったかも…)

あと1日!!!

大学入学共通テストまであと1日となりました。

ここまで頑張ってきた3年生、お疲れさまでした。

いままでの頑張りを、100%発揮できることを祈っています。

 

カウントダウンも今日が最後。

結構多くの生徒が「今日の一言」を楽しみにしてくれていたようです。ありがとう

最後の言葉は、古代ギリシアの哲学者プラトンの言葉にしました。

「自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である」

明日と明後日、体力的にも精神的もヘビーだろけれど、がんばれ! 松高生!!!

 

【物理基礎実験】気柱共鳴

2年生の物理基礎で、気柱共鳴の実験を行いました。今回は2年6組にお邪魔しました。

ガラス管の口に音源を近づけたときに音が共鳴すれば、気柱には定常波ができている。この性質を利用して音源の振動数を測定します。

生徒の感想  (2年6組  市川敦哉  東松山市立東中学校出身)

 今日は、物理の実験で気柱共鳴というものを行いました。驚いたことは、音叉で鳴らした音が共鳴すると、想像以上に大きな音がしたことでした。音速の式、V=331.5+0.6t(V:音速、t:温度)から、音速は摂氏零度1気圧の時、毎秒331.5メートルであり、温度が1度上がるごとに0.6メートル上がることが考えられました。

 

実験は、3~4人1グループで協力して行います。

音源には音叉を使い、ガラス管内の水面の高さを変え、音叉に共鳴する気柱の長さを測定する。(ℓ₁)

さらに、水面を下げていき、次に共鳴が起こるところの気柱の長さを測定する。(ℓ₂)

これらのデータ(ℓ₁とℓ₂)より、音源の波長を計算することができます。

さらに、現在(実験当時)の気温から音速の値を計算し、波長と音速から振動数を求めることができます。

ほぼすべてのグループが音叉の振動数に近い数値を計算していました。ピタリ賞の値をたたき出したグループも!2Hz違いのニアピン賞のグループも出ました‼

【応援団】丸広百貨店での演技披露

今週土曜日(1月14日)、11:00から丸広百貨店東松山店で演技披露を行います。

吹奏楽部さんと一緒に参加します。

雨も降らなそうです。都合のつく方はぜひお越しください!

 

また、特設ブースでは、松山高校創立100周年のパネル展示も行っています。

前回より数段パワーアップしたパネルです。そちらもぜひご覧ください。

 

中学生で、応援団に興味のある生徒もぜひ来てください。

団長や団員と直接話すこともできます。

松山高校は、来年度100周年の記念式典を挙行する予定。

応援団の一員として、一緒に盛り上げていきましょう。! 待っています!

 

 

【全校集会】~おみくじの結果は!?~

1月10日(火)冬休みが明けて最初の時間にオンラインで全校集会を実施しました。

校長先生からは各学年の生徒たちに向けてのメッセージの後、これから受験を控えた3年生のために湯島天神で引いたというおみくじの開封がありました。

大吉だったら願いが叶う!

それ以外だったら、これからの伸びしろに期待ということでしたが…

 

なんと結果は

 

 

大吉!花丸

願望の欄には「思いのまゝなり」とあります。

今週末の大学入学共通テストに向けての良い後押しとなりますね。

その後、進路指導主事からの話や

3年生に向けての応援団からのエールがありました。

湯島天神のおみくじは校長室前に貼っておくそうです。

おみくじを見に行って、この大吉にあやかりましょう!

【OBの活躍】年始駅伝で、松高OBが今年も活躍!

 第67回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)で、本校出身でHonda所属の小山 直城さんがエース区間の第4区(22.4km)に登場し、区間3位、チームを1位に押し上げる活躍をしました。Hondaは見事連覇達成となりました。

 第99会東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)では、本校出身で國學院大學に通っている伊地知 賢造さんが第5区の山登りで登場し、区間7位、チームを4位に押し上げる活躍をしました。國學院大學は総合4位でした。

 年始から松高OBの活躍に、松高関係者は大興奮の新年スタートとなりました!

 お二人から元気をいただき、我々も良いスタートを切ることができそうです(^ ^)/

【生物】ウズラ胚の観察実験

3年生特編期間中、生物選択者対象にウズラ胚の観察実験を行い、脊椎動物の発生の共通点について学びました。

 

ウズラの受精卵を約38℃のインキュベーターで35~48時間あたため、発生が始まった卵黄膜の胚を切り出し、培地において観察します。

 

 

細かな作業が必要ですが、生徒達は器用に作業し、心臓が動く様子等を真剣に観察していました。

生徒たちは発生について深く学ぶことができたようです。

 

吹奏楽部おつかれさまでした!

国語科の矢野です。(14)

12/25(日)吹奏楽部のクリスマスコンサートがありました。

クリスマスコンサート終演後

いろいろあって、リハーサルから2日間お手伝いさせていただいたのですが、
私としても楽しい時間を過ごせました。

本番は・・・
舞台裏では生徒が自主的に動くし、
2ステは本番がいちばんよかったし、
新聞部と兼部してくれている2人の活躍も見られたし、
あと部長の難しいソロが成功して、ちょっと泣きました。

音楽は人の心を動かせる!

さて、結びに
吹奏楽部 保護者の方々が、私にもお弁当や差し入れをくださいました。
本当にありがとうございました。

「自称」第4副顧問に戻ります。
吹奏楽部がんばれ!!!!

クリスマスコンサートの様子について、詳しくは吹奏楽部HPをご確認ください。
併せて、新聞部のHPもぜひご覧ください。

【日誌】表彰式・壮行会

令和4年12月23日㈮ 感染症対策のためリモートにて表彰式・壮行会を行いました。

様々な部活動や行事でたくさんの生徒が活躍しています。

➀ ソフトテニス部
 ●県民総合スポーツ大会兼高等学校ソフトテニス競技新人大会
  個人3位 団体優勝
➁ 空手道部           
 ●埼玉県高等学校空手道新人大会
  男子個人組手(-76kg級) 3位 
➂ 新聞
 ●第67回(令和4年度)埼玉県学校新聞コンクール
  最優秀賞・県知事賞(1位)
④ 書道部
 ●第61回高校書道展 最優秀賞 
⑤ 美術部
 ●第65回埼玉県高校美術展 奨励賞 
⑥ 化学部
 ●第73回埼玉県科学教育振興展覧会中央展 優秀賞 
 ●日本学生科学賞(全国展)
⑦ 吹奏楽部
 ●第46回埼玉県アンサンブルコンテスト地区大会
 (打楽器八重奏)金賞  (木菅六重奏)銀賞 
⑧ 映像制作部
 ●第42回高校放送コンクール
 ビデオメッセージ部門 入選(2作品)
 ビデオメッセージ部門 入選(1作品)
 ●高校生のためのeiga worldcup 2022 佳作(1作品)
 みゆき野映画祭in斑尾賞(4作品)

冬休みも部活に勉強に、文武不岐、応援しています。