松高日誌(令和4年度)

カテゴリ:学校行事

【総合的な探究】HONDA小山直城選手講演会

3月20日(月)HONDAの陸上競技部の小山直城選手をお招きして講演会を開催しました。

小山選手は平成26年度の卒業生です。

講演のタイトルは「壁にぶち当たったこと、乗り越えた先にあること」です。

小山選手は高校3年の春、レース中に怪我をしてインターハイに出られませんでしたが、

松高の仲間に支えられて、秋の高校駅伝埼玉県予選会では1区区間賞を獲得できました。

さらに、1月の都道府県対抗駅伝にも埼玉県チームで出場し、4区区間賞を獲得。

埼玉県の初優勝に貢献でき、その後の世界が広がったと話してくれました。

そのとき、進路指導で聞いていた”3つの「あ」”が快走を支えたそうです。

「あせらない」

「あきらめない」

「あなどらない」

駅伝でも大学入試でも同じ合い言葉が通用したそうです。

 

 

そして現在、HONDAで4年連続ニューイヤー駅伝に出場し、

去年は3区を走り、初優勝。

今年はエース区間の4区を走り、2年連続日本一となりました。

 

小山選手は原点である「走ることを楽しむ」だけでなく、達成感や緊張感も楽しめるように心がけているそうです。

さらに「人」とのつながりを大切にし、感謝の気持ちを忘れないようにしているそうです。

 

HONDA創業者の「何もしないことを恐れろ」を教訓に

失敗を恐れず、「超戦(あえて挑戦ではなく)」して欲しいと本校生徒に話してくれました。

そして、いつもOBは松高生を応援している、「頑張れ、松高生(当時の校長の言葉)」と力強く語っていました。

 

 

 

 

 

文武不岐の文字の前で校長先生と記念撮影もしました花丸

小山選手は先日の東京マラソンでMGC(パリ五輪代表選考会)出場権を獲得し、

10月15日にオリンピック出場を賭けて「超戦」します。

頑張れ、小山選手!

【学校行事】スポーツ大会!

3月15、16日にスポーツ大会を実施しました。

両日とも晴天に恵まれ、予定通り競技を終えることができました。

 

今回実施した競技はサッカーとバスケットボールです。

クラスの一員として先生方も参加しました。

 

 滝島先生

 

 

 小路先生

 

 

徳永先生

普段の授業中には見られない、活き活きとした生徒たちの笑顔であふれていました。

第97回卒業証書授与式 答辞 

本日、挙行いたしました卒業証書授与式にて、卒業生代表による答辞が読まれました。

しかし、式時間や形態の都合上省略せざるを得なかったため、全文を読み上げることができませんでした。

その中には在校生へのメッセージや卒業生の思いが書かれていました。それらの思いをご一読いただき、受け取っていただけますと幸いです。

答辞(HP).pdf

【3年生】卒業式予行

明日、3月14日(火)に第97回卒業式が行われます。

午前中は、3年生だけですが卒業式の予行を行いました。

3年生は久しぶりの学校にはしゃいでいましたが、式では神妙な態度で取り組んでいました。

放課後は、式の準備で1、2年生や吹奏楽部などが用意をしてくれていました。

式場準備

【2学年】大学受験に向けた進路行事

本日、2学年は、大学受験に向けて現3学年の教員団による講話を聴きました。

3学年学年主任からは「新3年生に話しておきたいこと」、3学年担任からは「3年生の指導を終えて、思うこと、伝えたいこと」がテーマの講話でした。

3学年の担任による講話は、志望する大学や受験方式によって担当が分かれており、生徒たちはそれぞれ希望する講話に参加しました。

(左上「特別入試(指定校、公募推薦等)」、右上「国公立」、左下「一般理系」、右下「一般文系」)

先生方の熱のこもった話を聴いて、生徒たちの心にも火がついたのでしょうか…?

A pupil from whom nothing is ever demanded which he cannot do, never does all he can. ---John Stuart Mill

我々教員は君たちに期待しているからこそ語り掛けます。

【SSH】立志講演会

12月22日(木)本校体育館にて中央大学理工学部教授 株式会社ソラリス取締役会長・創業者で本校卒業生の中村太郎先生を講師にお招きし、立志講演会を開催しました。

 

 中村先生は松山高校理数科の2期生の卒業生です。

 講演のタイトルは

”やわらかい”生物型ロボット研究と実用化への挑戦

 ー「ワクワク感」と「使命感」の追求ー

です。

 

中村先生は現在、「柔らかいロボット」であるソフトロボディクスについて研究されています。

ロボットと言うと固くて冷たい、というイメージがあるかもしれませんが、これからはイキモノのような柔らかいロボットが世界を変えていくだろう、とのこと。ソフトロボティクスの世界は宇宙や海底、インフラ点検、医療リハビリ、拡張現実まで広がってくと中村先生は考えています。実際、JAXA(宇宙航空研究開発機構)やJAMSTEC(海洋研究開発機構)などと共に研究を進めている事業もあるのです。

 

 

講演の後半では、松山高校生時代をどのように過ごしていたのか、の話をしていただきました。

 

 

中村先生の松高生時代は「こんなはずではなかった」という、いわゆる暗黒時代だったそう。しかし、その後大学で研究室に配属されてから研究の面白さにのめり込みました。そして、高校時代に努力したことを自信とし、上には上がいるという挫折した覚悟とハングリー精神をもって研究をし、当時、最年少で中央大学の教授になったのです。

 

 中村先生から後輩の松高生へのメッセージとして

高校時代は要領よく勉強するよりも泥臭く勉強してほしい。

今、テストで結果が出なくても「高校時代」に時間を惜しんで取り組んだ経験

自分の人生に深く刻まれ、やがて何十年たって、自信にかわる。

 

というメッセージをいただきました。

 

講演終了後、応接室で中村先生に質問をする場を設けたところ、数人の生徒がやってきてロボットや将来のロボット技術についてあれこれ話をしていきました。

  

生徒の感想 

1年理数科 小笠原浩平(坂戸市立若宮中学校出身)

松山高校の100周年を記念し行われた今回の立志講演会では、中央大学の中村太郎教授にお話いただきました。
テーマは「やわらかいロボット」、中村教授の研究するミミズ型ロボットなどについてです。
ミミズ型ロボットというのは、名の通りミミズの動きを真似ることができるのですが、それを医療、工業、はたまた宇宙開発という壮大なものなど、幅広い分野において活用しています。
身近にいて普段気に留めることもない「ミミズ」という生物に焦点を当てそこまで広げることができることに驚きました。身近なものを観察し発展させる観察眼や発想力は、これからの私達に必要な大切なことだと思いました。

 

2年理数科 時田 樹(東松山市立白山中学校出身)

今日は、立志講演会があり、中央大学の中村太郎教授の講義を聴きました。中村先生が行っている研究や、研究室についてのお話を聞き、理系の進路を志す者としてとても興味を惹かれました。また、先生の研究に対する考え方がお話の中に見えて、先生の熱意が良く伝わってきました。特にお話の中で共同研究に関する話題が多く、講演した中に先生がおっしゃっていたように、開かれた研究室であることと、そのように開かれた考えを持つことの重要性を理解できました。今回の立志講演会で学んできたことをこれからの進路や人生に生かせるようにしていきたいです。

【全校集会】~おみくじの結果は!?~

1月10日(火)冬休みが明けて最初の時間にオンラインで全校集会を実施しました。

校長先生からは各学年の生徒たちに向けてのメッセージの後、これから受験を控えた3年生のために湯島天神で引いたというおみくじの開封がありました。

大吉だったら願いが叶う!

それ以外だったら、これからの伸びしろに期待ということでしたが…

 

なんと結果は

 

 

大吉!花丸

願望の欄には「思いのまゝなり」とあります。

今週末の大学入学共通テストに向けての良い後押しとなりますね。

その後、進路指導主事からの話や

3年生に向けての応援団からのエールがありました。

湯島天神のおみくじは校長室前に貼っておくそうです。

おみくじを見に行って、この大吉にあやかりましょう!