理科教育

カテゴリ:物理

霧箱の実験

3年物理選択者を対象に霧箱の実験をしました。

 

容器の中にあるフェルトにエタノールをしみこませ、ドライアイスを使って冷やします。


すると容器の中が過飽和の状態になり、放射線が通ると飛行機雲のような白い細い筋が見える、という実験装置です。

 

霧箱は、目で見ることの出来ない放射線を観察することが出来るのです。

 生徒たちは放射線の軌跡を見て、歓声を上げていました。

 

生徒が撮影した動画です。

一瞬、細く白い筋が観察できます。 

(3-5脇田君撮影)

音の実験

2年理数科の物理の時間に「音」の実験をしました。

授業はクイズ形式で進められ、答えは実験して確認しました。

 

実は、問題を出す前に先生から密かにヒントとなる解説がされているのですが、それに気づける生徒は少なく…

 

実験を通じて音に関する知識を深めることが出来ました。

 

 

この記事を見てくださっている方にも音の知識を深めてもらうべく、授業でやった問題を出しますので考えてみてください。

問題

音が伝わる速さは、伝わる物によって変化します。次のうちで最も早く伝わる物はどれでしょうか?

a.空気中 b.水中 c.真空中 d.同じ

 

 

 

 

 

 

 

 

答え

 b.水中

 

どうしてでしょうか?考えてみましょう!

 

物理 演示実験

3年理数科と3年特進物理選択の授業で物理の演示実験を実施しました。

 

これは電子線の演示実験です。

なんとこれは昭和58年に購入された備品です。

 

 

 

 

 銅板の上に強力な磁石を置き、板を斜めにすると磁石はゆ~~~くりと落ちていきます。

これは、うず電流の演示実験です。

 

 

硫酸銅の水溶液が電場と磁場の影響を受けて回転し始めました。

 

 

これはローレンツ力の確認実験です。

分かりやすいように、水溶液に発泡スチロールの粒を浮かべています。

 

 

 

 

 変圧器を用いて出力の電圧を上げ、放電現象を観察しています。

バチバチと放電の音も聞こえます。

分散授業 3年物理

松山高校では新型コロナ蔓延防止の観点から、9月18日(土)まで3年生は全員登校の分散授業、1,2年生は分散登校で授業を実施しています。

3年4組の物理の授業は、教室と講義室の2教室をオンラインでつないで同時に授業をしています。

↓3年4組の教室

↓講義室

↓講義室

Zoom を利用し、PowerPointを使って授業をすることで、先生がいない教室でもほぼ支障なく授業が進められています。