生物部ログ

新しいブログ

生物部 新入生歓迎野外調査

 

8月20日に新入生歓迎会を踏まえた野外調査を行いました!

滑川町にあるミヤコタナゴエコミュージアムに集合し、それぞれの班で事前に決めた野外調査場所へと移動をしました。そこでは様々な生物を採取するという任務を与え、採取が困難である生物を捕まえると高得点をもらえるという班対抗形式で行いました晴れ

暑い中でしたが、楽しそうに捕まえた生物を見ていました。

こちらが捕まえてきた生物の一部です。

なんとある班が、今回の調査で最もレアであるマツカサガイを捕ることに成功しましたキラキラ

マツカサガイは中々捕まえることが難しいのです!すごい!

天気にも恵まれ、とても充実した野外調査になりました。

調査の後は、ミヤコタナゴミュージアムを見学し解散しました了解

第10回 高校生バイオサミット表彰式!

 

先日(8月26日)に第10回高校生バイオサミット表彰式が行われました。

生物部2年の矢部真之介くん、宇津木祐哉くん、吉成優真くんの3人が研究している「マツカサガイの遺伝的多様性と種分化」が優秀賞を受賞、「アメリカツノウズムシの脅威とナミウズムシの保護対策」を研究していた2年の松本陽彩くんと「マツカサガイの遺伝的多様性と種分化」を研究していた2年の宇津木祐哉くんが審査員特別賞を受賞しましたキラキラ

優秀賞は、決勝に進出した20組中、10組に与えられる素晴らしい賞です。

審査員特別賞は、研究内容のプレゼンや内容に関する審査員からの質疑応答に優れていた生徒に個人的に与えられる賞です。

昨年、同様の大会で生物部3年の熊木君が審査員特別賞を受賞しました。
今年はなんと!2年生から2名も受賞することができました花丸本当によく頑張ってくれました。日頃の生徒たちの努力が評価されて、結果としてあらわれたのだと思います。

来年は生物部一丸となってさらに上を目指して頑張っていきたいと思います。

左から吉成優真くん、松井海璃くん、矢部真之介くん、宇津木祐哉くん、松本陽彩くんです。

本当におめでとうお祝い

第10回 高校生バイオサミット決勝!

 

本日、8月24日(月)に高校生バイオサミットの決勝が行われました!

決勝は朝の9時から始まり、松山高校が発表する13時半まで他高の発表を聞いていました。

 

いよいよ松山高校の発表です…!下の写真は、生物部2年の矢部くん、宇津木くん、吉成くんがZoomによる発表を行っている様子です。その場で発表しているところを見ていたのですが緊張感がとても伝わってきました。

3人が研究しているのは「マツカサガイの遺伝的多様性と種分化」についてです。

決勝に出場した全ての高校の発表が終わった後は、参加校の生徒によるブレイクアウトセッション(意見交換会)が行われました。

その時の様子がこちらです。

生徒数が多かったのもあり、全ての生徒との交流は難しかったのでいくつかのグループに分けられました。

普段なかなか交流のできない他校の生徒との話し合いは新鮮なものであったため、

とても楽しそうに話していましたにっこり

8月26日に表彰王冠があるので、それまでドキドキワクワクしながら結果を待ちたいと思います…!

第10回高校生バイオサミット決勝出場決定!

 

生物部では、本年度オンラインで開催された「第10回 高校生バイオサミット(慶応義塾大学主催)」に2グループ参加し、うち1グループの決勝出場が決定しました!

約70組がエントリーし、決勝に行けるのは上位20組という激戦の中、勝ち上がってくれましたキラキラ

 

選ばれたのは、生物部2年の矢部真之介くん、宇津木祐哉くん、吉成優真くんの3人が研究している「マツカサガイの遺伝的多様性と種分化」です。

日本の様々な場所にいるマツカサガイのミトコンドリアDNAであるCO1領域の塩基配列を調べ、九州と関東に生息するマツカサガイの種が異なる(種分化が始まっている)ことを発見しました。

 

決勝は8月24日(月)に開催され、1組ずつZoomによるライブプレゼンテーション4分、質疑応答6分、合計10分行います。

決勝出場という素晴らしい結果をもたらしてくれましたが、さらなる上を目指し、決勝の日は生物部一丸となって矢部くん、宇津木くん、吉成くんを応援したいと思います!頑張れ理科・実験!!!

タガイの解剖

 

みなさんこんにちは!

前期期末考査も無事に終わり、先週から部活動が再開しました。

生物部では昨日、購入していた宮城県産のタガイ11匹を解剖しました理科・実験

まず、カイの大きさをノギスで測り、その後メスを使って貝柱を切り中身を取り出します。

次に、ミクロトームという器具を使用してカイを縦に真っ二つにします。

それらをメスで細かく切り分け、足(図の黄色部分)、外とう膜(図の緑部分)、生殖腺(図のピンク部分)を

取り出していきます。

取り出したら【足(図右上の透明なもの)、外とう膜(図下の長細いもの)、生殖腺(図左上の四角いもの)】、

それらが含んでいるDNAを保管するために、エタノールづけにします。

初めてタガイの解剖をする1年生は2年生の適切な指示のもと、とてもワクワクした様子で行っていました。

私も最後の1匹の時に解剖に挑戦し、部員にアドバイスをもらいながら

何とか目的のものを取り出すことに成功しました了解!難しいけど、やっぱり解剖は面白い!

 

いつかまた、授業においても解剖を取り入れられる日が来れば良いなぁと願っています。

 

生物室の仲間~その3~

 

みなさん、こんにちは!

今日は生物室の仲間紹介第三弾です!紹介する生物はこちら。

メダカちゃんですキラキラ生物室にはたくさんの水槽がありますが、そのうちの半分近くの水槽でメダカを飼っています。

みなさんの身近な存在として感じている人は多いのではないでしょうか。メダカはほとんどの場合、流れの緩やかな小川や田んぼなどの止水域のような場所で生活しています。

なぜ「メダカ」という名前がつけられたのか、知っていますか?

メダカは漢字で書くと「目高」と書きます。目が高い位置についていることが名前の由来と言われています。

 

また、メダカのオスとメスはからだのつくりが違うので見分けることができます!特徴は「背びれ」と「尻びれ」にあります 。横から見た時にオスには背びれに切り込みがありますが、メスにはありません。オスの尻びれは大きく平行四辺形をしていますが、メスの尻びれは小さく後ろに行くほど幅が狭くなっています。

 

メダカを見る機会があったら、オスかメスか見分けてみてくださいね了解

カイコのその後のその後

 

こんにちは!生物部です。

前回のブログで、「カイコがさなぎになりました」という報告をしてから1週間もたたずに、なんと成虫になりましたキラキラ

めちゃめちゃ可愛いですハートモフモフとした感じがあります。

繭を突き破って外に出たことが写真(左)から分かります。

ただ、残念なことに、カイコは野生回帰能力を失っている動物であり、人間による管理なしでは生育することはできません。また、成虫は羽はあるのですが飛ぶことはできず、エサを食べることもなければ水を飲むこともないまま交尾のみを行って最大10日ほどで死んでしまいます。

カイコが長生きをする動物であったなら、ペットとして人気が出ること間違いなしです!

短い命ですが、最後まで大切に大切に見守ってあげようと思います。

松高生はぜひ生物室まで見に来てくださいね了解

カイコのその後と1年生本入部

 

二つ前のブログで紹介したカイコの幼虫(写真左)がついにさなぎ(写真右)になりました!じゃじゃん!

糸を吐き出して繭を作りました。残念ながら糸を吐き出している様子は写真に収めることができなかったので、

また来年リベンジしたいと思います。

次にカイコのブログをあげるときには、さなぎから成虫になる様子をお届けします!

 

話は変わりますが、今週の月曜日から1年生の本入部が始まりました。

生物部にはなんと8人の新入生が来てくれましたキラキラ

新体制になってから初めての部活では、顧問をはじめ、1・2年生の自己紹介や2年生が行っている研究紹介と今までの研究の成果をパワーポイントを使って発表しました。

1年生は初めて聞く内容に真剣に耳を傾け、目をキラキラさせながらメモをとっていました。

部員数も増え、今後の部活動にさらなる磨きがかかる気がしていて、とても楽しみです喜ぶ・デレ

 

ではまた次回のブログで!

生物室の仲間~その2~

 

今日紹介する生物室の仲間はこの子たちです!

みなさん、見たことはあるでしょうか?

この子たちはウーパールーパーちゃんです晴れ

 

左の子は、「アルビノ」といって体が白く、目が赤色のウーパールーパーです。アルビノと呼ばれるタイプは視力が弱いという特徴があります。そのため観察によるストレスを受けにくいメリットがあり、ストレスによる食欲低下も起こりにくいので見た目の割に丈夫なウーパールーパーです。

しかし、エサか仲間かを見分ける能力も欠けており、他のウーパールーパーを同じ水槽に入れていると噛み付いてしまうということもあります。

 

右の子は、「ブラック」といって黒いタイプのウーパールーパーです。ややマイナーなウーパールーパーで取扱いショップは少ないため入手は難しい方ですが、人気のある種類の一つです。

この子たちは生物室の前の廊下にいるのでぜひ一度会いに来てください、きっと喜んでくれますキラキラ

 

この他にも、リューシスティックやゴールデン、マーブル、ダルメシアンといったレアな種類のウーパールーパーもいるので気になる人は調べてみてくださいね!

 

生物室の仲間~その1~

 

今日紹介する生物室の仲間はこの子!

じゃん!

蚕(カイコ)の幼虫ちゃんです星カメラ目線いただきました。とっても可愛いですね。

カイコは蝶や蛾の仲間であり、さなぎになる際に糸を吐き出して繭(まゆ)を作ります。この糸が絹(シルク)の原料となっています。世界文化遺産に登録されている富岡製糸場で生産していたものが、このカイコの繭から作る生糸です。

 

今はまだ幼虫ですが、もう少しでさなぎになり、さらには成虫(カイコガ)になるので、そのときがとても待ち遠しいです。みなさんにもすぐに報告したいと思います。

 

カイコは桑の葉を食べて成長します。そのときの様子がこちらです。

少しわかりづらいですが、口元にある葉に穴が開いています。耳を立ててみると、むしゃむしゃ葉を食べる音が聞こえてきます。毎日この音を聞いて癒されています。

生物室にはたくさんのカイコがいますが、現在ではカイコ飼育セットといわれる誰でもカイコが育てられるキットが売られています。気になった人はぜひ調べてみてください了解

新しい仲間

 

この春、生物室に新たな仲間がやってきました!

その生物は何かというと…コウガイビルです!みなさん聞いたことはあるでしょうか?

少し苦手な方もいると思うのですが、どんな見た目をしているかというと…

こんな見た目をしています。どことなくプラナリアに似ていると思いませんか?

コウガイビルは、プラナリアと同じ扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目に属していて、主にミミズやナメクジ、カタツムリといった動物を食べる肉食の生き物です。また、乾燥に非常に弱い生き物なのでこまめに霧吹きをして飼育していますが、プラナリアと違って飼うのが難しく、すぐに溶けて死んでしまいます心配・うーん

 

先日、コウガイビル探しに東松山駅近くの箭弓神社に行ってきました。石の下や落ち葉の下など、暗くて湿潤な場所を探していると、なんとコウガイビルを3匹も見つけてしまいました!なかなか出会えないと聞いていたので、コウガイビルたちと出会えたあの時の喜びは今でも忘れられません。

気になった人はぜひ、生物室まで見に来てくださいね星

プラナリアって何を食べるの?

 

プラナリアの魅力をみなさんに知ってもらいたいので、もう少しだけ話をしようと思います。

では、ここで質問です。プラナリアは何を食べて成長しているのでしょうか?

プラナリアは雑食性であり、自然界では、カゲロウの幼虫など小さな水生昆虫を食べています。

生物室にいるプラナリアにはレバーや子エビをあげ、個体数を増やしたり個体を大きくさせたりしています。エサをあげるとプラナリアたちはすぐに寄っていき、体から咽頭(口)と呼ばれる管のようなものを伸ばして吸い付きエサを摂取しています。

少し見づらいですが、こちらの写真はイズミオオウズムシが子エビを食べている様子です。残念ながら咽頭は見えませんが、エサに覆いかぶさるようにして食べているのが分かります。きっと美味しく食べていることでしょう!実際にプラナリアが咽頭を出して食事をしている様子はYoutube等で見ることが出来ます。気になった人はぜひ、調べてみてください。

このように、手に入りやすいレバーや子エビでプラナリアを育てることが出来るのです!だんだんと育てたくなってきましたか?ではまた次のブログで会いましょう晴れ

 

プラナリアの再生力

 

前回、プラナリアについて少しだけ説明しましたが、実はこのプラナリア、驚くべき特徴を持っているのです。

その特徴は何かというと、切っても切っても死なずに再生するというものです。もう少し詳しく話すと、メスのようなものでプラナリアを二つに切断します。すると、二つの断片が一週間ほどで完全な個体へと再生し、二匹のプラナリアになります。つまり「不死身」なのです!  (図:https://skip.stemcellinformatics.org/knowledge/basic/planaria/参照)

 

なぜ、切断されても完全な個体へと再生するのでしょうか?プラナリアは、さまざまな器官に分化することができる「幹細胞」が全身に存在しているからです。そのため、体を切断されても正しい場所に眼や頭などを再生することができ、無性生殖では、プラナリアは自分自身の体を2つに切って増えていきます(自切)。

プラナリアの再生のメカニズムは、再生医療(失われた体の一部や機能不全となった組織や器官を再生し機能を回復する医療)にとても役立っています。小さな体のプラナリアから、私たちを助けてくれるヒントを得るとはなんとも不思議ですね。

 

 

前回のブログで、プラナリアが好む生息環境についてのクイズを出しましたが、みなさん分かったでしょうか?

答えは……①の水が綺麗な場所の石や流木の陰でした!

プラナリアを探すときの参考にしてみてください了解

プラナリアって?

 

みなさん、プラナリアという生物は知っていますか?

 

 

 

 

 

プラナリアとは、扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目ウズムシ亜目に属する動物です。

扁形動物の仲間には、コウガイビル、サナダムシなどがいます。

生物部では、研究に使用するためのプラナリアを様々な場所で捕獲し、生物室で飼育しています。

 

こちらのプラナリアは、長野県で捕獲したイズミオオウズムシ(大きさ約1.5センチ)

 

 こちらのプラナリアは、埼玉県猪俣で捕獲したアメリカナミウズムシ(大きさ約1.3センチ)

 

 

 

 

 

 

 

 

プラナリアには多くの種類が存在していますが、確かな数は明らかにされていません。

それを解き明かすために、我々は日々、研究に励んでいます!

 

では、ここで問題です。プラナリアが好む生息環境は次のうちどこでしょう。

①水が綺麗な場所の石や流木の陰         ②湿った場所の表層や地中

③暗くジメジメした場所の樹木や落ち葉の下    ④日のあたる場所の木や葉っぱの上

 

答えは次回のブログで!

みなさんの周りにもプラナリアがいるかもしれません。時間があれば探してみましょう!

生物部 部活動紹介

 

 生物部は、3年生3人と2年生9人の計12人で活動し、大きく分けて5つのテーマに沿って研究しています。

 1つ目のテーマは、微生物殺菌剤です。微生物殺菌剤とは、抗生物質を生産する微生物を用いて病原菌を殺菌するもののことです。現在、土壌病原菌に有効な微生物殺菌剤が少ないため、土壌病原菌に対しても有効な殺菌剤を作るための研究を行っています。

 2つ目のテーマはマツカサガイです。全国各地のマツカサガイの塩基配列を調べ、種や地域差を明白にし、マツカサガイの中で種分化が起こっているかを説明するために研究をしています。

 3つ目のテーマはプラナリアです。現在、在来のプラナリアはアメリカのプラナリアによって数が激減しています。そのメカニズムを明らかにするために水質や温度に注目して研究を行っています。

 4つ目のテーマはシロアリです。生物部で扱っているシロアリは寒天だけでも生存できることが分かりました。そのため、腸内に寒天を資化する細菌がいるのかを明確にする研究をしています。

 5つ目のテーマは微生物です。光合成細菌や化学合成細菌を用いて微生物燃料電池を作製したり、寒天を溶かす細菌の学名を特定するための研究を行っています。

 

 令和元年度の研究活動の成果は、埼玉県中央展教育長賞を受賞し全国大会に出場、バイオサミットで厚生労働大臣の受賞です。また、親子理科教室や小学生への科学教室などの補助活動を行っています。

 生物部は生物が得意な人も得意でない人も楽しんで高度な研究ができる部活です。生物の知識だけでなく、思考力、論理力、分析能力が身につきます。もし興味があったらぜひ生物部へ理科・実験