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【地学部】天体観測
11月8日(火)地学部と松山女子高校地学部による合同天体観測会を行いました。
この日は442年ぶりとなる、皆既月蝕と月蝕中に月が天王星を隠す天王星蝕が起こりました。
松山女子高校から20名程の地学部生徒が来校し、月蝕の様子をを観察しました。
松山高校からは地学部以外にも、月蝕観察のためにナイター照明を消してもらったため部活が早めに終わった野球部員や、取材に訪れた新聞部員、そのほか興味のある生徒たちが世紀の天体ショーを見に屋上の天体ドームに集まりました。
松山高校の屋上には昭和40年代の校舎建て替えに併せて設置された天体ドームがあり、松山高校創立90周年の際に導入された150mm屈折式天体望遠鏡が格納されているのです。
ドームの中では刻一刻とその色合いを変えていく赤銅色の月をモニターで観察しました。
天王星がまもなく月に隠れるところです。
天王星が月に隠れる瞬間です!
月から再び天王星が姿を現しました。
このタイミングは皆既月蝕は終わっていて、部分月蝕した月からの天王星となります。
PDFはコチラ→皆既月食・天王星食.pdf
写真は全て地学部生徒による撮影です。
次に皆既月蝕と天王星蝕が見られるのは322年後とのことです。
フィールドワーク
7月29日(日)から30日(火)にかけて地学部1,2年生が箱根方面にフィールドワークに行ってきました。
ロープーウェーで駒ヶ岳山頂へ出向いたり、大涌谷で箱根ジオミュージアムを巡検したり、生命の星・地球博物館や温泉地学研究所などの見学もあり、内容の濃いフィールドワークとなりました。
生徒の感想 原田康平 (北本市立宮内中学校出身)
今回のフィールドワークは2泊3日で箱根巡検に行きました。芦ノ湖の出来方や大涌谷の恩恵を博物館などで見学し、それらについての理解を深めることを目的とした合宿でした。
この合宿で学べたことは芦ノ湖が神山の大崩壊でせき止められて出来たせき止め湖だということ、温泉のくみ出し方が2種類あったことなどです。
また、途中で通った杉並木道にたくさんの杉の枝が落ちているのを見て、前日の台風の影響を身にしみて感じました。1,2年生の間の仲も深まり、そういった意味でもとても有意義な合宿でした。