<部員数>                 <活動日・時間・場所>
 3年生 3名  2年生 9名        授業日の放課後、土曜日・3時間程度・生物室

<活動内容>
 微生物殺菌剤、マツカサガイ、プラナリア、シロアリ、微生物の研究
 詳しくは生物部ログの「生物部 部活動紹介」という記事に書いてあります。ご覧ください。


<主な大会> 
 7月  高校生バイオサミット
 9月  埼玉県科学教育振興展覧会西部地区展
 11月 科学の甲子園
 2月  SSH生徒研究発表会

生物部ログ

新しいブログ

生物室の仲間~その3~

 

みなさん、こんにちは!

今日は生物室の仲間紹介第三弾です!紹介する生物はこちら。

メダカちゃんですキラキラ生物室にはたくさんの水槽がありますが、そのうちの半分近くの水槽でメダカを飼っています。

みなさんの身近な存在として感じている人は多いのではないでしょうか。メダカはほとんどの場合、流れの緩やかな小川や田んぼなどの止水域のような場所で生活しています。

なぜ「メダカ」という名前がつけられたのか、知っていますか?

メダカは漢字で書くと「目高」と書きます。目が高い位置についていることが名前の由来と言われています。

 

また、メダカのオスとメスはからだのつくりが違うので見分けることができます!特徴は「背びれ」と「尻びれ」にあります 。横から見た時にオスには背びれに切り込みがありますが、メスにはありません。オスの尻びれは大きく平行四辺形をしていますが、メスの尻びれは小さく後ろに行くほど幅が狭くなっています。

 

メダカを見る機会があったら、オスかメスか見分けてみてくださいね了解

カイコのその後のその後

 

こんにちは!生物部です。

前回のブログで、「カイコがさなぎになりました」という報告をしてから1週間もたたずに、なんと成虫になりましたキラキラ

めちゃめちゃ可愛いですハートモフモフとした感じがあります。

繭を突き破って外に出たことが写真(左)から分かります。

ただ、残念なことに、カイコは野生回帰能力を失っている動物であり、人間による管理なしでは生育することはできません。また、成虫は羽はあるのですが飛ぶことはできず、エサを食べることもなければ水を飲むこともないまま交尾のみを行って最大10日ほどで死んでしまいます。

カイコが長生きをする動物であったなら、ペットとして人気が出ること間違いなしです!

短い命ですが、最後まで大切に大切に見守ってあげようと思います。

松高生はぜひ生物室まで見に来てくださいね了解

カイコのその後と1年生本入部

 

二つ前のブログで紹介したカイコの幼虫(写真左)がついにさなぎ(写真右)になりました!じゃじゃん!

糸を吐き出して繭を作りました。残念ながら糸を吐き出している様子は写真に収めることができなかったので、

また来年リベンジしたいと思います。

次にカイコのブログをあげるときには、さなぎから成虫になる様子をお届けします!

 

話は変わりますが、今週の月曜日から1年生の本入部が始まりました。

生物部にはなんと8人の新入生が来てくれましたキラキラ

新体制になってから初めての部活では、顧問をはじめ、1・2年生の自己紹介や2年生が行っている研究紹介と今までの研究の成果をパワーポイントを使って発表しました。

1年生は初めて聞く内容に真剣に耳を傾け、目をキラキラさせながらメモをとっていました。

部員数も増え、今後の部活動にさらなる磨きがかかる気がしていて、とても楽しみです喜ぶ・デレ

 

ではまた次回のブログで!

生物室の仲間~その2~

 

今日紹介する生物室の仲間はこの子たちです!

みなさん、見たことはあるでしょうか?

この子たちはウーパールーパーちゃんです晴れ

 

左の子は、「アルビノ」といって体が白く、目が赤色のウーパールーパーです。アルビノと呼ばれるタイプは視力が弱いという特徴があります。そのため観察によるストレスを受けにくいメリットがあり、ストレスによる食欲低下も起こりにくいので見た目の割に丈夫なウーパールーパーです。

しかし、エサか仲間かを見分ける能力も欠けており、他のウーパールーパーを同じ水槽に入れていると噛み付いてしまうということもあります。

 

右の子は、「ブラック」といって黒いタイプのウーパールーパーです。ややマイナーなウーパールーパーで取扱いショップは少ないため入手は難しい方ですが、人気のある種類の一つです。

この子たちは生物室の前の廊下にいるのでぜひ一度会いに来てください、きっと喜んでくれますキラキラ

 

この他にも、リューシスティックやゴールデン、マーブル、ダルメシアンといったレアな種類のウーパールーパーもいるので気になる人は調べてみてくださいね!

 

生物室の仲間~その1~

 

今日紹介する生物室の仲間はこの子!

じゃん!

蚕(カイコ)の幼虫ちゃんです星カメラ目線いただきました。とっても可愛いですね。

カイコは蝶や蛾の仲間であり、さなぎになる際に糸を吐き出して繭(まゆ)を作ります。この糸が絹(シルク)の原料となっています。世界文化遺産に登録されている富岡製糸場で生産していたものが、このカイコの繭から作る生糸です。

 

今はまだ幼虫ですが、もう少しでさなぎになり、さらには成虫(カイコガ)になるので、そのときがとても待ち遠しいです。みなさんにもすぐに報告したいと思います。

 

カイコは桑の葉を食べて成長します。そのときの様子がこちらです。

少しわかりづらいですが、口元にある葉に穴が開いています。耳を立ててみると、むしゃむしゃ葉を食べる音が聞こえてきます。毎日この音を聞いて癒されています。

生物室にはたくさんのカイコがいますが、現在ではカイコ飼育セットといわれる誰でもカイコが育てられるキットが売られています。気になった人はぜひ調べてみてください了解

新しい仲間

 

この春、生物室に新たな仲間がやってきました!

その生物は何かというと…コウガイビルです!みなさん聞いたことはあるでしょうか?

少し苦手な方もいると思うのですが、どんな見た目をしているかというと…

こんな見た目をしています。どことなくプラナリアに似ていると思いませんか?

コウガイビルは、プラナリアと同じ扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目に属していて、主にミミズやナメクジ、カタツムリといった動物を食べる肉食の生き物です。また、乾燥に非常に弱い生き物なのでこまめに霧吹きをして飼育していますが、プラナリアと違って飼うのが難しく、すぐに溶けて死んでしまいます心配・うーん

 

先日、コウガイビル探しに東松山駅近くの箭弓神社に行ってきました。石の下や落ち葉の下など、暗くて湿潤な場所を探していると、なんとコウガイビルを3匹も見つけてしまいました!なかなか出会えないと聞いていたので、コウガイビルたちと出会えたあの時の喜びは今でも忘れられません。

気になった人はぜひ、生物室まで見に来てくださいね星

プラナリアって何を食べるの?

 

プラナリアの魅力をみなさんに知ってもらいたいので、もう少しだけ話をしようと思います。

では、ここで質問です。プラナリアは何を食べて成長しているのでしょうか?

プラナリアは雑食性であり、自然界では、カゲロウの幼虫など小さな水生昆虫を食べています。

生物室にいるプラナリアにはレバーや子エビをあげ、個体数を増やしたり個体を大きくさせたりしています。エサをあげるとプラナリアたちはすぐに寄っていき、体から咽頭(口)と呼ばれる管のようなものを伸ばして吸い付きエサを摂取しています。

少し見づらいですが、こちらの写真はイズミオオウズムシが子エビを食べている様子です。残念ながら咽頭は見えませんが、エサに覆いかぶさるようにして食べているのが分かります。きっと美味しく食べていることでしょう!実際にプラナリアが咽頭を出して食事をしている様子はYoutube等で見ることが出来ます。気になった人はぜひ、調べてみてください。

このように、手に入りやすいレバーや子エビでプラナリアを育てることが出来るのです!だんだんと育てたくなってきましたか?ではまた次のブログで会いましょう晴れ

 

プラナリアの再生力

 

前回、プラナリアについて少しだけ説明しましたが、実はこのプラナリア、驚くべき特徴を持っているのです。

その特徴は何かというと、切っても切っても死なずに再生するというものです。もう少し詳しく話すと、メスのようなものでプラナリアを二つに切断します。すると、二つの断片が一週間ほどで完全な個体へと再生し、二匹のプラナリアになります。つまり「不死身」なのです!  (図:https://skip.stemcellinformatics.org/knowledge/basic/planaria/参照)

 

なぜ、切断されても完全な個体へと再生するのでしょうか?プラナリアは、さまざまな器官に分化することができる「幹細胞」が全身に存在しているからです。そのため、体を切断されても正しい場所に眼や頭などを再生することができ、無性生殖では、プラナリアは自分自身の体を2つに切って増えていきます(自切)。

プラナリアの再生のメカニズムは、再生医療(失われた体の一部や機能不全となった組織や器官を再生し機能を回復する医療)にとても役立っています。小さな体のプラナリアから、私たちを助けてくれるヒントを得るとはなんとも不思議ですね。

 

 

前回のブログで、プラナリアが好む生息環境についてのクイズを出しましたが、みなさん分かったでしょうか?

答えは……①の水が綺麗な場所の石や流木の陰でした!

プラナリアを探すときの参考にしてみてください了解

プラナリアって?

 

みなさん、プラナリアという生物は知っていますか?

 

 

 

 

 

プラナリアとは、扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目ウズムシ亜目に属する動物です。

扁形動物の仲間には、コウガイビル、サナダムシなどがいます。

生物部では、研究に使用するためのプラナリアを様々な場所で捕獲し、生物室で飼育しています。

 

こちらのプラナリアは、長野県で捕獲したイズミオオウズムシ(大きさ約1.5センチ)

 

 こちらのプラナリアは、埼玉県猪俣で捕獲したアメリカナミウズムシ(大きさ約1.3センチ)

 

 

 

 

 

 

 

 

プラナリアには多くの種類が存在していますが、確かな数は明らかにされていません。

それを解き明かすために、我々は日々、研究に励んでいます!

 

では、ここで問題です。プラナリアが好む生息環境は次のうちどこでしょう。

①水が綺麗な場所の石や流木の陰         ②湿った場所の表層や地中

③暗くジメジメした場所の樹木や落ち葉の下    ④日のあたる場所の木や葉っぱの上

 

答えは次回のブログで!

みなさんの周りにもプラナリアがいるかもしれません。時間があれば探してみましょう!

生物部 部活動紹介

 

 生物部は、3年生3人と2年生9人の計12人で活動し、大きく分けて5つのテーマに沿って研究しています。

 1つ目のテーマは、微生物殺菌剤です。微生物殺菌剤とは、抗生物質を生産する微生物を用いて病原菌を殺菌するもののことです。現在、土壌病原菌に有効な微生物殺菌剤が少ないため、土壌病原菌に対しても有効な殺菌剤を作るための研究を行っています。

 2つ目のテーマはマツカサガイです。全国各地のマツカサガイの塩基配列を調べ、種や地域差を明白にし、マツカサガイの中で種分化が起こっているかを説明するために研究をしています。

 3つ目のテーマはプラナリアです。現在、在来のプラナリアはアメリカのプラナリアによって数が激減しています。そのメカニズムを明らかにするために水質や温度に注目して研究を行っています。

 4つ目のテーマはシロアリです。生物部で扱っているシロアリは寒天だけでも生存できることが分かりました。そのため、腸内に寒天を資化する細菌がいるのかを明確にする研究をしています。

 5つ目のテーマは微生物です。光合成細菌や化学合成細菌を用いて微生物燃料電池を作製したり、寒天を溶かす細菌の学名を特定するための研究を行っています。

 

 令和元年度の研究活動の成果は、埼玉県中央展教育長賞を受賞し全国大会に出場、バイオサミットで厚生労働大臣の受賞です。また、親子理科教室や小学生への科学教室などの補助活動を行っています。

 生物部は生物が得意な人も得意でない人も楽しんで高度な研究ができる部活です。生物の知識だけでなく、思考力、論理力、分析能力が身につきます。もし興味があったらぜひ生物部へ理科・実験

生物部 近年の実績

平成26年度 

 ◇高校生バイオサミット 

○山形県教育委員会教育長賞
    「再利用可能なクロム吸着剤の開発」  

○優秀賞  

  ◇SSH生徒研究発表会

○奨励賞
    「新しく作成したプライマーによるメダカの遺伝子鑑定」

  ◇埼玉県科学教育振興展覧会西部地区展 
   ○優秀賞 2作品(県中央展へ)


  ◇埼玉県科学教育振興展覧会中央展 

○優良賞 

 「滑川町産ミヤコタナゴの産卵母貝の選択」 
         「PCR‐RFLP法による日本産イシガイ類の鑑定」
 
  ◇高校生科学技術チャレンジ

   ○佳作 


  ◎卒業生3名が在学中に取り組んだ研究が
   国際学術誌「Genome(ゲノム)」に掲載

  「Spontaneous germline excision of Tol 1,
   a DNA-based transposable element
          turally occurring in the medaka fish genome
   (メダカのDNA型トランスポゾン Tol1の生殖系列での
    自発的に起きた切り出し)」


  平成25年度 

 

 ◇高校生バイオサミット 

○優秀賞
    「アルビノメダカの原因遺伝子同定 

  ~2系統の原因遺伝子の同定と
      トランスポゾンTol1の生殖細胞での転移~」


  ◇埼玉県科学教育振興展覧会西部地区展
   ○優秀賞 2作品(県中央展へ)


  ◇埼玉県科学教育振興展覧会中央展 

○県教育長賞
    「タンニンを利用したクロム吸着剤の開発」(全国展へ)

○優良賞 
    「ミトコンドリアD-loop領域とY染色体Dmy領域
     に基づいたメダカの分子系統樹」

 
  ◇高校生科学技術チャレンジ 

 ○優等賞
    「人工繁殖に最適なイシガイ類について」 

  
  ◇日本学生科学賞

  ○入選二等
    「再利用可能なクロム吸着剤の開発」 
 
  ◇インテル国際学生科学フェア(アメリカで行われた世界大会)に
   サイエンスレポーターとして6名が参加

 

  平成24年度 

 

 ◇高校生バイオサミット 

○山形県教育委員会教育長賞
    「メダカの性比に偏りが生じたのはなぜか」

○審査員特別賞  


 ◇埼玉県科学教育振興展覧会西部地区展
   ○優秀賞 3作品(県中央展へ)

 
  ◇埼玉県科学教育振興展覧会中央展
   ○優秀賞

 「アルビノメダカの2系統の原因遺伝子の同定と
     トランスポゾンTol1の転移頻度」(全国展へ)

 「人工繁殖に最適なイシガイ類について」

○優良賞
    「バイオマスを用いた6価クロムの還元と回収」

  
  ◇高校生科学技術チャレンジ 
   ○アジレント・テクノロジー賞

「Cr超集積性植物の簡便なスクリーニング方法と
      CrとCdのマルチ超集積性植物の選別」

  
  ◇日本学生科学賞
   ○内閣総理大臣賞
               「アルビノメダカの原因遺伝子同定」 

  
  ◇神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞
   ○団体奨励賞


  平成23年度 

 

 ◇高校生バイオサミット
   ○審査員特別賞
    「6価クロム超集積性植物の簡便なスクリーニング方法
     の検討と選別した植物の還元物質」 

 
  ◇科学教育振興展覧会西部地区展
   ○優秀賞2作品 (県中央展へ)

 
  ◇科学教育振興展覧会中央展
   ○優秀賞

  「6価クロム超集積性植物の簡便なスクリーニング方法
     の有効性の検討と選別した植物の還元物質」

  「メダカの性比に偏りが生じたのはなぜか」
  
  ◇日本学生科学賞
   ○入選一等
    「Cr超集積性植物の簡便な選別法」
  
  ◇日本水産学会 高校生によるポスター発表
   ○金賞
    「メダカの性比に偏りが生じたのはなぜか」