令和5年度

<部員数>

 1年 22名 :2年 22名 :3年 12名

<活動日・活動時間>

 授業日 平日放課後1時間30分程度

<主な活動内容>

 ① ロボットの製作および大会参加

  東洋大学山車ロボットコンテスト

  ロボカップジュニアワールドレスキューライン

 ② コンピュータプログラムの制作

  情報オリンピック参加、パソコン甲子園参加、ゲーム制作など

 ③ 科学展出展

  自らが疑問に思った現象について研究し、その成果を科学展などに出展

物理部

物理部

SSH 東京工科大学で「ゲーム制作に関する講義・実習」を開催していただきました

 東京工科大学メディア学部で「ゲーム制作に関する講義・実習」を受けてきました。これは本校がSSH行事の一環として企画し、東京工科大学が引き受けてくださり実現した行事です。参加を希望した生徒28名(理数科11名、普通科17名)が以下の日程で講義と実習を受けてきました。安原広和先生はメガドライブでソニックを世に出したメンバーのおひとりです。三上浩司先生はCGやアニメ・ゲーム分野でご活躍されています。安原先生からはゲームデザインをどうすればよいか、三上先生からはゲームを大学の研究としてどう扱うかなど学生の制作した作品を例に挙げ、わかりやすく講義していただきました。今後のゲーム制作や研究をする上で大変多くのことを学ぶことができました。午後のワークショップも松高生による自作ゲームの発表や学生制作のゲーム・VR体験など大変有意義な時間を過ごすことができました。

 10:00~12:00 講義

  特任准教授 安原 広和先生 ゲームデザインについて

  教授    三上 浩司先生 ゲーム関連研究について

                                                       安原広和先生     三上浩司先生 

 12:00~13:00 昼食および大学見学

 13:00~16:00 ワークショップ

  松山高校生徒制作作品(ゲーム)の発表と講評・アドバイス

         自作ゲームを発表する松高生      講評・アドバイスを受ける生徒

  東京工科大学学生制作作品(ゲーム)の発表と体験およびVR関連研究の発表と体験

        VR酔いの研究      VRで雲の上を歩く      VRでスライムに触れる

※ 参加生徒感想

・ソニックを制作したり、アメリカでディズニーの仕事をしたりするなどすごい仕事をしてこられた安原先生から貴重な講義が聞けたり、大学の先輩方から素敵なアドバイスをもらえたりして、参加して本当に良かったと思った。大学の先輩方のゲームやVRの研究を体験させてもらって、すべてアイデアがユニークで面白いと思った。

・ゲームについての講義だったが、今まで自分にとってゲームは遊ぶもので学問的に考えたことはなかったが、今回先生方の講義を聞いて普段遊んでいるゲームの裏側やゲームデザインに関する奥深さを知ることができた。

・VRで雲の上を歩いたり、スライムに触ったり、などVR研究の体験をしました。VRでの感触が現実に似すぎると現実との区別がつかなくなりそうで怖いです。

集合写真

  

情報オリンピックレギオに参加しました

 7月23日(日)、30(日)の2日間東洋大学川越キャンパスで開催された情報オリンピックレギオに6名の生徒が参加しました。レギオとは「情報オリンピック予選に参加を目指す生徒に対して、プログラミングとアルゴリズムの基礎的なトレーニングを行う講習会」です。初めての挑戦にプログラムがわからず戸惑う生徒もいましたが、その中でも2年板田君が優秀賞(最優秀賞1名、優秀賞3名)をいただきました。6名全員が情報オリンピックの予選を突破できるように頑張ります。

第3回物理部自作ゲーム発表会

3月3日(金)に第3回物理部校内自作ゲーム発表会を開催しました。未完成作品もありましたが、8作品が披露されました。どこかで遊んだことのあるゲームもアイディアに富んだゲームも制作者の創意工夫が随所に見られ、素晴らしい作品ばかりでした。

発表者及びゲームタイトルは以下の通りです。ゲーム内容については後日テストプレイをアップ予定です。先の話になりますが、今年9月の文化祭では体験できると思いますので、ぜひ遊びに来てください。

 1.堀口、井上(1年) ブロック崩し
 2.藤野(1年) 紅葉シューティング
 3.小林(1年) パーソナルコンピュータの夢
 4.中村(1年) Go Sphere
 5.江野(2年) 僕はよわよわ!
 6.伊藤(2年) Droppper
 7.小島(2年) いっぷんであそぼ!
 8.永田、新井、安井、加井(1年) 新無限降下法 

発表会の様子(写真提供:新聞部)

令和4年度 活動実績

1.情報オリンピック 敢闘賞(1次予選通過)

 2年 伊藤、1年 板田 

2.山車ロボットコンテスト 審査員特別賞

 1年 山中、西尾、松村、大島

ロボットと参加した生徒 3.ロボカップジュニアワールドレスキューライン部門

 (1) 北埼玉ノード大会

  優勝及びプレゼンテーション賞 3年 生田、2年 山崎、1年 伊藤、村田

 (2) 埼玉ブロック大会 出場

ロボットと参加生徒

 

4.拓殖大学主催ORANGE CUP 2022 入選

 2年 伊藤、小島 1年 永田

【物理部】山車ロボットコンテスト

11月27日(日)物理部1年ロボット班の6人の生徒がウェスタ川越で開催された山車ロボットコンテストに参加してきました。

 

川越まつり山車ロボットコンテストは、東洋大学理学部機械工学科が主催するコンテストです。

山車に見立てた自律型ロボットを指定の位置に移動させて演技を行わせ、演技の芸術性と技術性を競います。

 

 


埼玉県川越市で毎年秋に開催される「川越祭り」は絢爛豪華な山車が有名です。そのため、高度な技術だけでなく芸術面も要求される大会です。

 

 山車ロボットコンテストは、科学技術への興味を抱いてもらうと共に、伝統文化の理解を深めてもらうことを目的として実施されています。

今回はインフィニティとフィニティの2チームが参戦し、フィニティが審査員特別賞を受賞しましたお祝い

 

生徒の感想 山中亮 (東松山市立松山中学校出身)

今回、私たちが参加した東洋大学理工学部主催の山車ロボットコンテストは、山車に見立てて製作したロボットを動かし、川越の町並みを模したコースの決められた位置に移動させて山車のからくりに見立てた演技を行わせる競技と、いかに速くすべての道を回れるかを競う競技が行われました。私はロボットの制御プログラムの制作を担当しました。練習ではすべてうまくいったのですが、本番では練習のように動かず、演技もできずとても悔しかったです。この大会を通してロボットのプログラムを作ることの難しさがわかりました。来年は今回の反省を生かして頑張りたいです。ちなみに私たちのロボットは審査員特別賞をいただきました。

物理部自作ゲーム発表会

 8月23日(火)部活動で制作したゲームの発表会を実施しました。1年生は独学で初めて制作したゲームを、2年生は昨年度の経験を生かしたゲームを発表しました。評価項目は、①グラフィック、②操作性、③難易度の設定、④発想力、⑤プレゼンテーションの5項目です。これらを生徒同士で評価し、改善点をコメントしあうことでより楽しいゲーム作りに生かしていきます。また、他の生徒の作品から新たなヒントやプログラミング技術も学ぶこともできます。これらの作品は文化祭当日物理部の発表場所でプレイすることができるので是非文化祭に来て、遊んでみてください。お待ちしています。

上位作品のプレイ映像です。ご覧ください。

第1位 イライラCAR(2年 小島)

第2位 Not Stamp Yes jump(2年江野)

第3位 WALKING CORPSE(2年伊藤)

 

第4位 300秒チャレンジ(1年小林)

かわいい作品(1年 板田)

東洋大学理工学部主催 山車ロボットコンテスト講習会

 8月20日(土)東洋大学理工学部川越キャンパスで「山車ロボットコンテスト講習会」が開催されました。本校からも4名の生徒が参加しました。11月ウエスタ川越で実施される山車ロボットコンテストに向けて、東洋大学理工学部機械工学科教授山川聡子先生にコンテストの競技やルール、ロボットのプログラミングについて学んできました。コロナウィルス感染のため3年ぶりの講習会でしたが、やはり対面での実施で、より細かなところまでご指導いただきました。この経験を活かし、コンテストに向け頑張っていきます。

    講義する山川先生        プログラミングをする生徒        講義を聞く生徒たち

【物理部】ライントレースロボットコンテスト開催!

6月15日(水)物理部ロボット班がライントレースロボットコンテストを実施しました。

このロボットに生徒が自分なりに考えたプログラムを組み込んで、ライントレースさせるのです。

生徒たちは、ロボットの通過パネル数とタイムで争いました。

このライントレースロボットの良いところは、試してみてダメならすぐにプログラムを修正して再チャレンジできるところです。

簡単なコースからより難しいコースへ、難易度を上げてチャレンジ!

 

そして結果発表!

4位1年伊藤君、3位3年生田君、1位3年長澤君、2位2年山崎君という結果になりました!

さすが上級生は経験を積んでいるだけあって良い成績です。

 

競技終了後は上位の先輩方のプログラムを参考のために見せてもらいました。

7月に実施される親子理科教室の物理分野では東松山市内在住の小学生対象に、このライントレースロボットを使ったプログラミングを実施予定です。

昨年度の様子はコチラです。

 詳しくは小学校から配布される案内をご覧ください。

令和2年度、令和3年度活動実績

1 情報オリンピック 敢闘賞(1次予選通過者)

  小澤昌紀君、千野祐一君、中里洸太君、松川稜君

2 拓殖大学工学部主催ORENGECUP2020 入選 中里洸太君

3 東洋大学理工学部機械工学科主催 山車ロボットコンテスト

 (1) 令和2年11月 最優秀技術賞【優勝】

  浅田陽路君、鈴木京太郎君、長澤悠太君、生田翔惟君、上原悠人君

                 [参加した生徒とロボット]

 (2) 令和3年11月 審査員特別賞【東洋大学機械工学科同窓会賞】

   上原悠人君、生田翔惟君、長澤悠太君

4 ロボカップジュニア

 (1) 2021埼玉ブロック大会ワールドレスキューライン部門

   埼玉県教育委員会教育長賞【最優秀インタビューチーム】

   大畑晶暉君、久須美颯大君、小澤千尋君  

 (2) 2022埼玉ブロック大会ワールドリーグレスキュー部門

   インタビュー賞

   上原悠人君、生田翔惟君、長澤悠太君、

5 SSH全国生徒研究発表会

  ポスター発表(神戸) 学校代表 大貫尚記君

 

拓殖大学主催オレンジカップ 荒井大輔君 2年連続で「準優秀賞」を受賞

 今年のテーマは「こどもたちにとって、やさしく、安全で、安心な街を実現できるアイデア」を工学的な視点から考えることです。今年は、昨年を上回る366点の応募があり、その中で3年荒井大輔君が昨年に続き、上位10点に選出され、2次審査に進みました。2次審査は、8月25日(日)拓殖大学で実施されました。2次審査は上位10点に選ばれた作品の製作者と拓殖大学の先生方の前で、自分のアイディアをプレゼンテーションして審査されます。審査員の質問にもてきぱき答えていましたが、結果は準優秀賞となりました。荒井君の作品「監視キャラ」は拓殖大学オレンジカップのホームページにも掲載されております。是非一度ご覧ください。

 

動画