伝統から学び、変わり続ける松高へ

 文武不岐の精神と、卒業後も活躍できる人財を生む教育

 建学の精神である「文武不岐」は、水戸弘道館の「文武岐れず」に由来します。文武にわたって頑張ることのできる松高生は、卒業後も活躍できる人財となって、多くのOBが社会に貢献しています。

 

 

 本校ホームページのトップにある画像は、文武不岐をイメージしています。

 文武不岐の精神は、勉強のみを学びと捉えるのではなく、授業と部活動をベースに、行事、生徒会活動、休み時間や休日の過ごし方、すべてが「松高での学び」となります。

※映像制作部のテレビドラマ「凪の潮騒」のワンシーンより

 

「いざ学べ 友よ共に」、100年前から続く伝統

  松高では、ホームルーム(クラス)、部活動などでともに高め合う友に出会えます。仲間がいるからこそつらい日々も乗り越え、成果につなげることができます。

 「今ぞ 我等 若し いざ学べ 友よ共に」これは松高の校歌の一節ですが、100年近く前から松高では「共に学ぶ友」を歌っています。これは「一人で頑張るのではなく、友の存在が己を高めること」つまり、「主体的・対話的で深い学び」を100年前から目指していることが、校歌からも伺えます。また、卒業後も地域社会に貢献している松高OBに出会うこともしばしば。この人的ネットワークを築くことができるのも、松高の学びの1つといえます。

 

 社会の変化と、新たな学力観への対応

 社会構造が変化する中で、生徒に求められる力も変化し、それに合わせて学校教育に求められるものも変化しています。文部科学省では生徒に「育成すべき資質・能力の三つの柱」を次のように定めています。

 知・徳・体にわたる「生きる力」を子供たちに育むため、「何のために学ぶのか」という学習の意義を共有しながら、授業の創意工夫や教科書等の教材の改善を引き出していけるよう、全ての教科等を、①知識及び技能、②思考力、判断力、表現力等、③学びに向かう力、人間性等の3つの柱で再整理。

 基礎的・基本的な知識を着実に習得しながら、既存の知識と関連付けたり組み合わせたりしていくことにより、学習内容(特に主要な概念に関するもの)の深い理解と、個別の知識の定着を図るとともに、社会における様々な場面で活用できる知識として身に付けていくことが重要となる。

出典:「新しい学習指導要領の考え方-中央教育審議会における議論から改訂そして実施へ-」(文部科学省)

 伝統校である松山高校ですが、伝統を大切にしつつそれに甘んじることなく時代に合わせて変化もしていきます。ただし、上の「育成すべき資質・能力の三つの柱」は、今までの松高における教育でもすでに重視されてきました。松高の校訓である

「責務を自覚し 自治自律の人たるべし」

「心身を鍛錬し 快活剛健の人たるべし」

「人格を尊重し 和衷協同の人たるべし」

はまさしく「確かな学力」「健やかな体」「豊かな心」に直結しているといえます。

 卒業後によりよい人生を送ることのできることを目指すことはもちろん、大学入試でも問われる新たな学力観への対応として、松高ではこの校訓にのっとり「松高生に身に着けてほしい力」を策定しています。

 

  これらの力をつけることを軸に、松高の学校行事などを計画しています。

 

オンラインとリアルのハイブリッドへ

 松高では、新型コロナ感染症予防による臨時休校中に、GoogleClassroomでの課題提出、確認テストやYouTube等での動画配信をしてきました(臨時休校中の内容は「ICT教育」をご覧ください)。ただし多くの学校との違いは、作成した動画の本数を誇るのではなく、「インターネットを利用した学習支援の目標」を明確にし、生徒の成長につなげようという観点で動いていたことです。それゆえに時間割という型にはめるのではなく、それぞれの教科で最善と思われる方法をとってきました。

 例えば、数学科では「授業はオンライン上にある動画コンテンツを活用→Zoomによる質問会」を繰り返していました。これは1から自前のコンテンツを作るよりも、サポートに重点を置くことで、臨時休校中により「自治自律」の力を育むことができると考えたためです。

 これらの取り組みにより、オンラインを臨時手段と捉えず有効活用できるものと捉えることができたため、通常登校が再開された後も、松高塾や授業、進路講演会やSSH発表会、部活動等多くの教育活動でオンラインの併用(ハイブリッド)を進めています。

「A I を活用した学びの実践研究事業」モデル校

 松山女子高校と共に「A I を活用した学びの実践研究事業」のモデル校に指定されました。これは埼玉県学力・学習状況調査の結果をはじめ、小・中・高等学校で得られる様々なデータとA I( 株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所様が開発した独自のAI技術「CALC」)を用いて分析し、学びの個別最適化の実現を目指すものです。詳しくはSONY Japan ニュースリリースをご覧ください。

 

授業の様子

 土曜日の公開授業も行っていますが、本校に足を運びにくい方のために、授業の様子をホームページ上で公開しています。もちろんホームページに「公開するための授業」ではなく、生徒の成長のために行う「普段の授業」を取材・公開しています。普段の松高生の学習をぜひご体感ください。日誌とともに動画(松高チャンネル)もあげていきます。

いざ学べ 友よ共に
授業紹介(「全ての記事」のタブをクリックすると各教科を検索できます)

授業参観ブログ

分散授業 1年世界史

松山高校では新型コロナ蔓延防止の観点から、3年生は全員登校の分散授業、1,2年生は分散登校で授業を実施しています。

1年生の世界史では授業動画を視聴し、プリントにまとめて予習します。

分散登校でも進度が落ちないような取り組みをしています。

 

植民地時代のアメリカ.pdf

分散授業 3年地理

松山高校では新型コロナ蔓延防止の観点から、3年生は全員登校の分散授業、1,2年生は分散登校で授業を実施しています。

 

3年5組の地理の授業は、教室とLL教室の2教室で、担当者が事前に録画した授業動画をそれぞれ流しながら進めています。今回は 世界の農林水産業についての授業でした。

 

↓3年5組の教室

 

 

 

↓LL教室

 

 

授業担当者は2つの教室を行き来しながら机間巡視をし、生徒に指導をしています。

 

 

授業の最後に生徒はワークブックの問題を解き、答えを各自のスマホを使いgoogleフォームで入力して提出し、授業を終えました。

1年7組「化学基礎」

 今日は、化学基礎の授業にお邪魔しました。

 

 この日は、定期テストに向けた復習で、事前にグーグルクラスルームにアップロードしてある、オリジナル動画を見ながら、補足説明や問題を繰り返す内容でした。

 なお、化学基礎の動画は、多くが再生回数300回以上(※1学年319名)となっています。

 

 モル計算の基本的な方針として「1モルあたりの〇〇を考えて、△モルだったら××である。これを比で考えよう。」のように、生徒が苦手とする部分を掘り下げて説明をしていました。

 

 質問に対してもそうですが(「アボガドロ数は?」「気体の標準状態で1モルは何リットル?」など多くの生徒がすぐに答えていました。化学計算の基本ですね!)、先生のちょっとした冗談等にも笑って反応するなど、テンポの良い授業でした。

生徒の感想【益田 温大 松山中 出身】

 遠藤先生の化学の授業は、事前にプランが立てられており、授業の進むスピードが一定で、とてもわかりやすいです。それに加え、授業の始めに必ず復習をしてくれるので、とても頭に定着しやすいです。授業動画では、例題や、問題を解きながら、説明をしてくれるので、どこをどう間違えたのかが分かりやすくて、改善がしやすいです。また授業中に、質問がでたりすると、全体が分かるまで教えてくれたり、先生自身の経験から、一番やりやすい解き方などを教えてくれるので、とても充実した授業を受けられていると思います。

理科実験

過去の理科実験のページ で松高の授業で行われている理科の実験の様子もぜひご覧ください。また、小学生対象の 親子理科教室 も行われています。